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女オタクが楽しんだゲーム3選2022&うたプリのこと

 2022年は自分のペースでゲームを楽しんだ一年だった。ELDEN RINGという超大作も発売されたおかげでゲーマー間での話の種が尽きることはなかった。今年の振り返りのために3作品を紹介したい。
 また今年の後半はうたプリにフルコミットした。2022年のような怒涛の供給に溺れるような年はもう二度とこないでしょう。日記的に残しておきたいため文末に記載しようと思う。

ヘブンバーンズレッド

 群雄割拠のソーシャルゲーム界で事前登録者数50万人を達成した期待のゲーム。メインライターは『CLANNAD』『リトルバスターズ!』をはじめとしたゲームや大人気アニメ脚本を手掛けられた麻枝准さん。私は学生の頃に『Air』をプレイして号泣し胃を痛めて2日間絶食をしたことのある熱心な信者なので今回の配信も楽しみにしていました。
 「最上の、切なさを。」をテーマにしている通り、透明感や胸を締め付けるような切ない展開は期待通り。熱の入った演出でとにかくプレイヤーを泣かせようとする。
 しかしこのゲームで特筆すべきは"笑い"だろう。『リトルバスターズ!』を彷彿とさせるようなボケとツッコミの応酬とギャグの天丼。この感性が合わない人には全く向いていないゲームだ。プロローグの入学式でついていけないのならばその判断は正しい。かつて「シャカシャカヘイっ!!」や「恭介が来たぞー!」で無限に笑っていたこともあってヘブバン、超面白くて好きです。
 また楽曲がとても良い。アルバムも買ったしハーフアニバーサリーのライブも最高だった。やなぎなぎさんが最高であるのは活動歴が証明しているわけだが、XAIさんがとにかく歌が上手い。とりわけ『Burn My Soul』と『Goodbye Innocence』が好き。捻りのない選曲ですみません。今年、自分の中で最も輝いていたガールズバンドはShe is Legendです。

ブルーアーカイブ

 秋葉原駅周辺を散策していると、必ず目に留まるであろう作品である『ブルーアーカイブ』。1周年あたりから始めた。圧倒的な支持を得ている大作なだけあって何を褒めても空虚なものになりそうだ。一応述べてはおきますが、シナリオ・キャラクター・ゲームシステム、全て良くできていて面白いです。空虚。
 特に刺さったのは絆イベント。キャラクターたちからの隠しもしない開けっ広げな好意(恋心と性欲)をプレイヤーにぶつけてくる。真っ直ぐな瞳で。しかも高クオリティーのイラスト付きで。「俺のことが好きな美少女って最高~~~ッ!」を思い出させてくれる最高ゲームである。癒やされるばかりではなく自己肯定感を高めてくれる。(信頼関係を築き上げた後の)変態行為を許してくれる可愛い女は良いものです。

きんとうか

 もっと早くにプレイしたかったゲーム。あまりの面白さに命を削ってプレイした。切なくも優しい、緻密な人間ドラマが紡がれていく名作。18禁BLゲームを問題なく遊ぶことのできるあまねく人類にオススメします。
 この作品の好きなところは、人間なんて置かれた環境次第で花開いたりくすんでいくような弱い生き物であると愛情のある目線で描いている点。あなたの見ているその人の悪い部分なんて切り取られたほんの一部かもよ?という現代にこそ必要な視点を提供してる。道徳の教科書かな。
 詳細な感想は記事にしました。本当に素敵なゲームです。


うたプリのこと

 うたプリに出会い、聖川真斗さんを好きになって、早9年。自分の人生の傍らには必ず彼らの曲があって、彼らの存在に励まされた瞬間がたくさんありました。だからこそ公開された映画の出来が最高で本当によかった。オタク冥利に尽きます。
 原作ゲームをクリアしたあの日からこの7人の男の子達が好きで追いかけ始めた作品でしたので、ST☆RT OURSでの最後に7人が肩を組んで並ぶシーンを初めて観た時の感情を言葉にできません。またST☆RISHは決して順風満帆ではなかったこともあります。彼らがここまで辿り着いて、そして応援をし続けられて、全てにBIG KANSHA。
 聖川真斗さんには現在ソロ楽曲が13曲あります。その内の3曲が2022年に発表されたっていうんだからとんでもない年でした。推しの楽曲の1/4が今年発売の新曲。しかもどの曲も素晴らしくて、想いが溢れ出しそうです。いいえ、いつも決壊しているかもしれない。
 『Snow Ballade』『Stay with…』『All yours』、どの曲も真斗のこれまでの人生や成長を感じさせてくれます。『Snow Ballade』はパブリックイメージの真斗くん、「守り尽くすと誓う」ような硬派な男性です。対して『Stay with…』は"抜き"の真斗くん、スノバラであれほどのバラードを歌い上げた人が「Sha la la」から始まるアップテンポでお洒落なラブソングを歌うギャップ。そして先日配信されたばかりの『All yours』、ブルプリを彷彿とさせるような、原作のゲームの真斗くんに近くて嬉しかったです。彼は意外と恋に浮かれるタイプなんですよね。全人類が原作ゲームをプレイし、聖川真斗が「歌に出会った」瞬間に立ち会ってほしい。真斗くんのアイドルのはじまりが"歌いたい"であったことを、大切にしてほしい。
 たまに怖くなります。この9年間、このコンテンツが常に隣に居続けたことがです。面白いゲームに睡眠時間を奪われても、他のコンテンツを追いかけている時も、側には真斗くんがいました。好きでいたことで楽しかったことも不快な想いをしたことも数え切れないほどありました。2022年は全てが報われた!という年でしたが来年以降は不透明で正直不安です。
 まあでも常に展開に怯えながらも推しに萌えていくのが”推し活”っぽいので、来年以降も自分のペースでうたプリを愛していきたいと思います。

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