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【読書レビュー】会計のキホン! 日本一やさしくて使える会計の本を読んで

はじめに

今回は、「日本一やさしくて使える会計の本」を読んで学んだことをまとめました。

なんとこちらの本、
デキるビジネスマンを目指す一般の若手社員向け
に作られた、日本一やさしい会計本なのだそう。

デキるビジネスマンになるために絶対に知っておきたいことを厳選して紹介しているとされる、こちらの本を講読してみました!

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本から学んだこと・考えたこと

この本を読んで、「会計とは何か」というそのキホンを知ることができました。
その上で学んだこと・考えたことを以下にまとめました。

■ 会計は目標設定の指標になるもの

「会計」は何のためにある?という章を読んで考えたことです。
会計というと会社に出入するお金の計算し、正しくお金の流れを管理する…という印象でした。
もちろんそれは間違っていませんが、会計はもっと重要な役割を果たしているということに気づかされました。

それは、会計によって会社の現状を正しく把握できているからこそ、次の目標を設定できるということ。

会計による現状把握は、企業にとっての目標設定の第一歩なんだと改めて感じました。

■ 売上ばかり目がいってしまうけれど…

ストーリー仕立てで会計の視点を紹介する今回の本。
売上は達成していても値引き等で粗利がダウンしていると、全体の利益UPには繋がらない…というストーリーが紹介されていました。

目標数値は売上数値で測られている場合、
どうしても売上目標を達成しようと、そこばかりに目がいってしまいそうですよね。
でも実際には、利益を考えるのであれば粗利についても考慮する必要があります。

本に登場してくる営業部のハジメくんの様々な失敗から、
会計的な視点で、会社の利益を捉えることの大切さを学ぶことができました。

■ お金への価値観の変化

また他にも、この本からはキャッシュフローの原理や決算書の見方などについても学ぶことができました。

利益が出ていてもキャッシュフローがマイナスになることがある…
お金を持っているということは、その元手をもとにさらにお金を増やすことができる…など

この本を読んで、「お金」への価値観が大きく変わりました。

■ 筆者の体験とビジネス成功のカギ

この本のあとがきでは、この筆者がなぜ会計の知識を学んだかが書かれています。
その内容はここでは伏せますが、その経験は中々衝撃的なものでした。

その経験から、筆者が語るのは、

ビジネスの成功には、絶対に「知識・知恵」が必要である

ということ。

この本を通じて学び、ビジネスに必要な会計の本質を伝えたい!という筆者の思いを受け取ることができました。

さいごに

会計の視点で世の中の仕組みを知れたら…そんな風に感じて手に取ったこの本。
(実際にはkindleで読んでいるので、手には取っていないのですが)
この本では、会計の基本を1から学ぶことができました!

会計ってよくわからないな…と感じていた私でも、とても読みやすく、
まさに「日本一やさしい」会計の解説本だと感じました。

しかしながら、減価償却費、耐用年数…といった聞き慣れない単語も多く登場し、自身の勉強不足を強く痛感させられもしました。

とはいえ、ところどころでストーリー仕立てに解説がされていて、会計担当でなくてもサクサクと読めて学びのある本でした。
引き続き、勉強していきたいと思います!

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