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これがMENOU! CEOによる特別講演を通じて探る会社の姿

(2023/11/09)

採用ホームページを見ると、どこの会社も明るく前向きでいい感じに見えます。皆さんは何をきっかけに「ここだ!」と選ぶのか、不思議に感じることはありませんか。

こんにちは、MENOUのPR担当のtajikaです。今回は、先月の「ものづくりワールド大阪」で当社のCEOが登壇した特別講演「AI導入のブラックボックス化を防ぐ方法」の内容と、それに絡めて、私から見た会社の姿をお伝えします。会社選びに迷っている方もこの記事を読めば、MENOUの真髄が少し理解でき、自分にピンとくるかどうかわかるかもしれません!講演の内容に入る前にまず、

株式会社MENOU とは?

「検査に付加価値を」をミッションに掲げ、 専門知識がなくても、誰でも!ノーコードで!AIによる外観検査を導入できるプラットフォームを提供しています。外注さん任せではなく、ものづくりに携わる人たち自らで自動化し、楽しくアップデートしていって欲しい、という想いの会社です。

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MENOUは、ブラックボックス化を防ぐ会社

さて講演では、AI検査に対する期待が高まる中、なぜまだ導入に踏み切れない企業が多いのかという理由に焦点を当てました。その理由は、AI導入には様々なブラックボックスが付随しているためです。そして主なブラックボックスを3つ挙げ、それらを排除するMENOU独自の方法を紹介しました。さらにこれらの方法の有効性を裏付けるかのように、実際にMENOUを導入している株式会社三和 代表取締役社長 岡村様、シャープエネルギーソリューション株式会社 田中様にもご登壇いただき、導入事例の紹介をしていただきました。モノを買って終わりではなく、MENOUと出会ったことにより、お客様ご自身が、自身の知見を活かして積極的にMENOUを活用し続けていることがわかる講演でした。

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講演で言及された、AI導入に関する3大ブラックボックスとは?

1、AI(ディープラーニング)自体の複雑さによるブラックボックス

2、専門技術者以外が開発および改修できないというブラックボックス

3、人の暗黙知まではAIに取り込むことができないというブラックボックス

以上の3つがそれです。

それでは、これらのブラックボックスを一つずつ説明していきましょう!

AI(ディープラーニング)自体の複雑さによるブラックボックス

一つ目は、AIがどのように画像を解析してOK/NG判定をしているのか、複雑で理解しづらいというブラックボックスです。

MENOUでは、一つのAIだけで検査を行うのではなく、検査を細かく複数のAI(タスク)に分割します。これにより、各AIの責務が明確かつ限定的になり、ブラックボックス化を防げます。

さて、もしこれを会社という組織に当てはめると…もちろんMENOUの社員は非常に優れているので、一人の社員が一つの仕事だけを限定的に担当しているわけではありません!ではどのようにしてお客様から寄せられる複雑な問題を解決しているのでしょうか。実は私は時折、撮影を手伝ったり、実験コーナーに残された図面のラフスケッチを見たりすることがあります。そんな時、何とも言えぬ斬新なアイディアや工夫に、ハッと胸を打たれることがあります。MENOUは、難しい課題を楽しみながら柔軟に解きほぐすのが得意な集団だと思います!

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専門技術者以外が開発および改修できないというブラックボックス

二つ目は、外部に委託していたり、社内であっても専門の技術者に依存していたりするために生まれるブラックボックスです。

MENOUの製品やサービスは、モノづくりの品質の重要性を最も理解している現場の方々にこそ使っていただきたいと考えています。その為のノーコードであり、私たちはユーザーの皆様のフィードバックに耳を傾け、操作性や機能を日々進化させ、誰もが直感的にわかりやすいAIを実現することで、このブラックボックスをなくしています。今まで高度な専門家の領域にあったAIが自分で作れるというのはとてもワクワクする革命ではないでしょうか。

一方、MENOU社内でも今改めて、誰もが製品やサービス、お客様の声をきちんと知ろう、ブラックボックスを減らそうという取り組みがされています。たとえば、機能を実装するだけでなく実際に使ってみる、好奇心を持って自分の担当以外の業務も学ぶ、他のチームと緊密にコミュニケーションを取り連携する、そんな人が求められているようです。

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人の暗黙知まではAIに取り込むことができないというブラックボックス

三つ目のブラックボックスは、どれだけAIを使って自動化しようとしても、人間にしか判断できない要素が存在し、最終的にはその部分はブラックボックスのまま残ってしまうというものです。

これを防ぐために、MENOUでは現場の方に綿密なインタビューを行い、最適な撮像環境や機材を検討し、人の勘や感覚を数値化し、可視化に努力しています。他社では難しかった検査を簡単に実現し、感動していただけた事例もあります!ただしそうは言っても検査のタイプにより限界はあります。基本的にカメラに写らないものの検査はMENOUではできません。

これは働く環境にも同じことが当てはまると思います。どんなに優秀な人でも働く環境との相性がよくなければ活躍できません。また、気質の相性が良かったとしても、その人の希望する仕事が存在しなければ…残念ながら働けません。ですから、会社と社員がお互いに正直に向き合い、ブラックボックスを作らずにコミュニケーションを取れることがハッピーなのではないかと思います。

以上です。結論として、お伝えしたかったことをまとめると…すこし強引かもしれませんが…

MENOUは、提供するサービスも社内も、ブラックボックス化を防いでいる!

ということです。

このような記事を読んだり、CEOなどの講演を聞いたり、はたまた展示会に足を運んだりすることは、きっと運命の会社を見つける手助けになるのではないでしょうか。

もしMENOUに興味を持ってくださいましたら、さらに探究してみませんか。

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