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若者〜!同人誌即売会に行ってくれ〜〜!!


眸(ヒトミ)です。
早いものでもう7月、一年の折返しを過ぎたとのことです。
日々の洗濯物は増えていくのに、来週の関西は雨模様だとか。早速地獄の片鱗を見せつけてきますね。

同人誌即売会に若者が来ない

私は高校生の頃から同人誌即売会に魅せられて、15年近く経った今でも定期的に参加しているのですが、最近はサークル参加者の高齢化が目立ってきていると感じます。


以前、とある政治家さんとイベント主催者さんのスペース(Twitterの音声ライブ配信みたいなやつ)でもそのことに触れていて、若者の参加率が低くなってるとかなんとか。
これはサークルとしてだけでなく、一般参加者(買い専)でも同じことが言えるそうです。
※私の記憶によるものなのではっきりそうだとは言えません
若者のサークル参加率が低い理由はなんとなく分かります。

参加費が高すぎる

単純に参加するための金がないのです。

私が高校生時分は和歌山や大阪の小さな会館でも即売会が行われていて、2000円とか僅かな参加費で友達とコピー本を作って参加したりしていました。

近場の人たちは同じ学校のお友達が遊びに来て、これかわいーねとか好きなマンガやアニメのことでキャッキャと過ごしていたりとか。それくらい即売会は気軽で身近なものでした。

現在、参加者の減少に伴って小さなイベントはなくなり、その代わりに赤ブーさんやYOUさんのような大きなイベントに集約されるようになりました。
大きなイベントにはサークルを収容できる【ハコ】が必要で、その参加費が学生さんにはキツい出費だという話です。

若い参加者が減ったから運営を維持できなくなったのか、運営するための(高い)参加費が払えないから若い参加者が減ったのか。
いずれにせよ負のループでますます参加者が減っていきそうな気がします。

参加する意義を失った

これは若者に限らない話なのですが、最近はSNSやオンライン即売会など発表の場が広がったことでわざわざイベントに足を運ばなくてもよくなったことが挙げられます。

本にしなくてもSNSにアップすれば誰かしらに読んでもらえて反応がすぐ返ってくるし、費用だってかからないし。

そうした中でもあえて即売会に赴いてほしい理由は、そこでしか出会えない作品と出会えるから、の一言に尽きます。
自分のTLには回ってこなかった作品やクリエイターに出会える、これは買うだけの一般参加者だけでなく、創作者にとっても大きなメリットだと思います。

イベント運営の若者に向けた取り組み

赤ブーさんや関西コミティアさんが、今年の夏から若い人たちに向けてびっくりキャンペーンをしているのを知っていますか?

関西コミティア

関西コミティアは、創作漫画同人誌の描き手と読み手が一緒になって創り上げている即売会イベントです。

オンライン申込と当日参加の方が対象。
参加まだ間に合うよ!

赤ブーブー通信社さん

来年のGWのイベントで1SP無償提供!それマジ〜?!

高校生世代の方が対象。大型イベントなので、これを機会に即売会の「空気」をぜひ体感してほしいです!

さいごに


初めて参加する方を運営が招くからには、先輩参加者である我々もその心づもりでいた方がよいでしょう。
初めて参加してくれた人に楽しかった、いいイベントだったと思ってもらえるように振舞いたいものです。


追記
関西コミティアの参加申込み機関が終了しました。
700ものサークルが参加し、すべての人にスペースが設けられたようです。
ご新規さんはどれくらいいるのか今から楽しみ!
私も負けないように新刊作業頑張ります!

以下、宣伝です。


趣味でBL漫画を描いています。BOOTHにて通販もしていますので興味があれば覗いてみてください。すぐにDLして読めるPDF版がおススメです。


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