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地域・行政ピックアップ 記事まとめ

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地域に関連する、さまざまなジャンルのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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#旅行

後継者不在、60年続く伝統の味と技術を東京のよそ者が救う!?【大森水産】

北海道白糠町には“どこを探してもここにしかない”そんな声が届く逸品があります。その一つが大森水産の「本ししゃも」。伝統製法を守り、手作業で丁寧に加工される「本ししゃも」は、濃厚な旨みが特長。一口食べれば、今まで口にしてきたものとの違いをはっきりと感じます。 創業から60年を超え、長年地元でも愛され続けてきたこの味に、今新たな風が吹いています。「廃業」という危機を乗り越え、株式会社イミューへと事業承継を決めた大森水産の社長、大森照子さんにお話を聞きました。 創業60年の歴

海士町をまるごと味わいたい。「TADAYOI−海士グランピング」で海に漂うような特別な時間、過ごしませんか?

離島観光の新たな挑戦。隠岐諸島初のドーム型グランピング施設が海士町に誕生しました。海士町は、観光分野の挑戦の1つとして、2021年7月に隠岐ユネスコ世界ジオパークの泊まれる拠点「Entô」をオープンしました。離島における新たな滞在価値の創出・提供を通じて、隠岐諸島の地域活性化を目指してきましたが、次なる一手として、約2年前から構想していたグランピング事業がいよいよスタート。 島の食材や文化に触れるきっかけを創りながら、海士町ならではの観光体験・感動体験を共に創りたいという点

夏休みは自然豊かな三豊で遊ぼう!【一泊二日モデルコース】

父母ヶ浜が有名となり、多くの観光客が訪れるようになった香川県三豊市。美しい夕陽の写真だけ撮って琴平や高松の宿に泊まろう、という方も多いのではないでしょうか?そんなあなた、勿体無いですよ!実は三豊市には日帰りでは時間が足らないほどのたくさんの魅力があるんです! 今回は子ども連れのご家族におすすめ、夏休みの三豊を200%楽しむ一泊二日モデルコースをご紹介します! 1日目ランチ:おむすび座朝出発して、お昼頃に三豊市に到着。 ランチは2022年7月にリニューアルオープンした「おむす

【新しい旅の選択肢】街まるごとホテル?「まちごとホテル」を知ってほしい!

旅行といえば、普段味わうことができない非日常を求めて特別な時間を過ごすための選択肢。歴史を肌で感じるものや、自分へのご褒美としてのリゾート、国内であれば温泉旅行も人気。 そして最近では「旅先の人と触れ合う」というような新しい選択肢も人気急上昇中。SEKAI HOTELはそんな新しい旅の選択肢を日々研究・発信しています。今日は注目の街まるごとホテル、「まちごとホテル」について解説していきます。 まちごとホテルとは「分散型ホテル」「街まるごとホテル」とも呼ばれ、海外ではイタリ

廃校舎が奏でるセカンドステージ

高知県の室戸市には「むろと廃校水族館」という、その名の通り廃校舎がそのまま水族館になった面白い施設があります。 教室やプール、廊下に至るまで、学校の設備を工夫した展示が魅力の水族館です。飼育されている魚は地元である室戸の海で見られる生物が中心で、他の水族館にはいない珍しい魚も数多く飼育しています。 又の名を「室戸海洋生物飼育展示施設 むろと海の学校」といいます。 特に目玉となる生物がいないにも関わらず入場者数は年々増加し、室戸市の新たな観光スポットして注目されています。

全47都道府県の図書館訪問、達成できました!

青森県の津軽地方で発行されている地方紙「陸奥新報」で、各週連載の旅エッセイ「図書館ウォーカー」を執筆しています。 連載開始は一昨年2019年の11月だったのですが、その3ヵ月後に「コロナの時代」がやってきてしまいました。その時点で150館くらい訪問済みの図書館があったので、ネタには困らない予想はしていました。一方で気にかかっていたのが「図書館未踏県」の存在。 図書館未踏県は、そもそも行ったことがない、実質的に未踏の都道府県に加え、旅や仕事で訪ねたことがあるのにその時の都合

【奄美ロケ】「懐かしい」という最強の多幸感がある奄美大島「龍郷町」

そこに海があるのにゲームしたり、奄美大島きてるのにPCに向かい合って会議してたり。贅沢だなーって思うのは、贅の限りを尽くしている時でも味わっている時でもなくて、それを無駄にしている時こそ感じませんか。 そして世界自然遺産にも選ばれた奄美大島にある「龍郷町」は、ただいるってだけでいいような、それを受け入れてくれるような感性のある町だった。ロケを通して見えた「龍郷町」の話です。 「心の糸をほどいてくれる」町 今年の夏、奄美大島龍郷町のPR動画ロケで1週間ほど同町に滞在しまし

廃校を利用した、音楽スタジオ付きの宿泊施設「いいかねPalette」に泊まってきました!

福岡市内から電車で約1時間。 自然豊かな場所「田川市」に、廃校になった小学校をリノベして、宿泊したりコワーキングスペースで仕事ができたりする場所があります。 その名は「いいかねPalette」 入り口は二箇所あり、スタッフさんがいる手前の入り口でチェックイン。 宿泊名簿に記入後、スタッフさんに、コワーキングスペースやドミトリー、夜間入り口の場所などを案内してもらいました。 館内をぶらついていたら、ロビーに楽器が置いてある!! もともと、この「いいかねPalette

大学4年の秋、わたしは大船渡でホタテ漁に出た。

2021年10月某日、人生初の岩手県上陸。 岩手県大船渡市! 友達に「どこ行くの?」って聞かれて「おおふねわたりって場所!」と答えたら、「おおふなと、な。」と言われ、私の無学さが露呈した。 さて、そんな岩手初心者の私が訪れた大船渡市がどんな場所かというと、 思わず「あまちゃん」のオープニング曲が脳内で騒ぎ出すような真っ赤なシートの鉄道が走る場所であり、 車窓からは、とにかく広くてただただ青い景色が拝めるところであり、 ベンチに座ってたら「芋っこあげっぺ」と、見ず知ら

月1で大村屋に宿泊し、1年間嬉野の「人」を取材して見えてきた暮らし観光の意味

嬉野温泉 旅館大村屋がお届けする「嬉野温泉 暮らし観光案内所」にようこそ。連載のために月に1度は必ず嬉野温泉に泊まっている、ライターの大塚たくま(@ZuleTakuma)です。 さて、この「嬉野温泉 暮らし観光案内所」の連載は、今月で1年を迎えました。 普段、ガイドブックには載らないかもしれないけれど、嬉野で輝いている「人」。そんな方々に取材をしていると見えてくる、嬉野の魅力と課題。 通ううちに育っていく、愛着。深い取材を続けていくうちに、ぼくはどんどん嬉野のことが大好

おてつたびでファンづくりに取り組んだら、猿払推しが増えた話。

令和2年10月から、新たな産業を創出すべく、イチゴや野菜の栽培に挑戦中の猿払村。 育てて、収穫して、販売……それまでには様々な苦労があり、たくさんの方の手をお借りしました。 詳しくは、こちらのマガジンをご覧ください。 “おてつたび”を活用 猿払村では、作業が忙しくなるイチゴの定植や収穫の時期に「おてつたび」を活用しました。 なぜ「おてつたび」なのかというと、人手不足の解消はもちろんですが、村に興味をもっていただき、村のファンを増やしたいという思いもあったからです。 今

【無料公開中】【第2弾】東京駅にある日本一の駅弁屋祭で食べた駅弁6選

今回は東京駅にある日本一の駅弁屋祭の第二弾! 前回の動画のコメントにておすすめいただいたものを参考に6つ紹介していきます。 ①牛肉どんまん中 まず最初は「牛肉どまん中」です。 お店のポップをみてみると価格は1250円で、山形の駅弁です。 パッケージはこんな感じで、レトロ感もありつつ、シンプルです。 定番かつ人気の駅弁なので一度は見たことある人も多いのではないでしょうか? また、側面には温め方が記載されています。 製造者をみてみると、新杵屋(しんきねや)で山形県

はじめまして「にいが旅」/初めての新潟旅行で絶対行くべき観光スポット・グルメ・おみやげ まとめ③

こんにちは!新潟県観光協会です。 新潟に初めて行く!でも、情報がたくさんあってわからない! ということはありませんか? 新潟県には、数えきれないほど観光スポットがあります。 また全国有数の米どころである新潟は絶品グルメにこと欠きません! でも、せっかく新潟に行くのなら、効率よく旅行したいですよね。 今回は、新潟旅行が初めての方におすすめする、喜ばれるお土産の情報をまとめてみました。 せっかく新潟に来たならこれ買ってけ せっかく新潟に来たなら伝統銘菓や新潟ならではの名

岐阜県高山市の街がRPGに! ゲーム空間とリアルの融合で地域の魅力を発信

 重要伝統的建造物群保存地区に指定される通称「古い町並」や、江戸幕府の行政拠点「高山陣屋」など、古い文化を色濃く残す岐阜県高山市は、1年を通じて国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。  しかし、観光区域外にはなかなか誘客できず、インバウンド層のさらなる底上げと共に、新しい顧客層の獲得が喫緊の課題とされてきました。  そこで今回、観光庁主導の「来訪意欲を増進させるためのオンライン技術活用事業」に採択された「魅力再発見PROJECT たかやまくえすと ~そして今くる