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地域・行政ピックアップ 記事まとめ

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地域に関連する、さまざまなジャンルのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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#地方移住

ゴールデン・タケノコ・ウィーク

こんにちは。 地域おこし協力隊のヤマグチです。 皆さまどんなゴールデンウィーク(以下GW)を過ごしましたか? 旅行に行った方、帰省した方、家でゆっくりした方…… 今年は最大10連休ということで全てこなした方も多いかもしれませんね。 ヤマグチはタケノコと共に過ごしたGWでした。 GW最後の土日はこうしてタケノコの話をnoteにまとめています。 タケノコに始まり、タケノコで終わるGW…… もはやゴールデン"タケノコ"ウィークです。 タケノコを掘り、タケノコで遊び、タケノ

お米の苗3,200箱が3時間でハウスに並んだ

こんにちは。 地域おこし協力隊のヤマグチです。 皆さん主食はお米派ですか?パン派ですか? 麺派の方もいらっしゃるかもしれませんね。 お米派の方、おめでとうございます。今回はお米に関するお話です。 パン派、麺派の方、ごめんなさい。いつかパン、麺にもフューチャーしようと思うのでご勘弁ください。 ヤマグチが移住した田上町は、言わずもがな米どころの新潟県。 町のどこを切り取っても田園風景が映り込むと言っても過言ではないかもしれません。 今回は先日見学に伺ったお米作りの一部をご

今、北海道ニセコ町でワーケーションがアツい理由

柔軟な働き方として、もはや一般的となったテレワーク。 コロナ禍で多くの人がテレワークに切り替え、カフェやシェアオフィス、ホテルのラウンジ等々…いろんな場所でテレワークスポットを見かけるようになりました。 ※なお、こちらのnote内で「ニセコ」と記載する場合は、ニセコ町・倶知安町・蘭越町のニセコ観光圏を指します。 ワーケーションって何がいいの?そして、テレワークと併せて最近また注目されているのが「ワーケーション」。ワーケーションはその名の通り、ワーク(働く)+バケーション(

これは味噌を作るのに使う機械です ~味噌作りの見学にお呼ばれした日~

こんにちは。 地域おこし協力隊のヤマグチです。 直売所の組合長さんからお誘いを受け、味噌作りを見学させていただきました。 正直、ヤマグチの祖父母も味噌は作っていました。 しかし、工程が全く分かりません。20年弱は実家でその味噌を食べていたはずなのに。 「大豆をあれして樽に入れて、ねぇ?」くらいのワードしか出てこない。 お恥ずかしいかぎりです…… そんなヤマグチも、ついに味噌づくりの工程を把握いたしましたので、ご紹介しようと思います。 詳しいレシピや、ご家庭で再現で

生まれ育った島の集落へUターン みかん農家へ転身したバンドマン

大学進学を機に、生まれ育った小豆島、中でも棚田や農村歌舞伎、虫送りの文化など、美しい日本の原風景が残る肥土山を離れ、ひとり大阪へ。 10年ほどの音楽活動の後、バンド解散を経て大阪から小豆島へUターン。 コロナ禍の真っ只中に8年間勤めた地元の飲食店を退職し、みかん農家への転身を決めた。 それが、この記事の主役、文次郎農園の太田翔さんだ。 今回は、大阪から小豆島へUターンを決めた理由、都会と島での暮らしの変化、みかん農家への転身を決めたきっかけ、そして、もうすぐ限界集落となる

東京から嬉野へ移住。築70年の古民家をリノベしてカフェ開業に挑戦する夫婦

嬉野温泉 旅館大村屋がお届けする「嬉野温泉 暮らし観光案内所」にようこそ。連載のために月に1度は必ず嬉野温泉に泊まっている、ライターの大塚たくま(@ZuleTakuma)です。 今回の取材でやってきたのはこちら。 和多屋別荘です。 まさか、旅館大村屋のnote執筆のために、嬉野温泉の他の旅館へ行くとは……。 和多屋別荘の中にある、11月3日にオープンした「BOOKS&TEA 三服」。 嬉野で四代続く茶農家「副島園本店」の茶寮カウンターでお茶を注いでいるのが、今回お話

静岡はいつだってベストシーズン!移住3年目の私に語らせて。

 東京から引っ越して3年。もう春夏秋冬を3周しましたが、静岡で迎えるどの季節も鮮やかで、変化と驚きに満ちていました。静岡駅拠点で巡れる素晴らしい場所や出会いについて、語らせてください。  なお、思いがつまりすぎて、約5000字、写真70枚超の長編になりました。写真だけざっと流し読みで構わないので、ぜひ最後までお付き合いください。 春 春うらら。2月から河津桜が咲き始め、3月終盤にオオシマザクラ、数日遅れてソメイヨシノが満開に。あわただしく新年度を迎えるうちに、新茶の季節が訪

優しさのおすそ分け|飛騨さんぽ

「飛騨さんぽ」は、紆余曲折を経て雪国・飛騨に移り住んだ浅岡里優さんが、日々の暮らしの中で感じた飛騨の魅力を飾らない言葉で綴る連載です。第1回は、飛騨古川に暮らす人々の優しさについて。  私が暮らす飛騨古川は、戦国時代の武将・金森可重が築いた城下町である。 雪化粧した飛騨古川の白壁土蔵の街並み  飛騨といえば高山が有名だが、飛騨古川も高山に負けず、歴史情緒あふれる街並みが残っている。  一般的に、こういう歴史的に魅力ある場所は観光的な要素が多くなりがち。賑わいがあってい

移住も観光も、自然や美食じゃなくてストーリーが欲しい。

 絶景や美味しいごはんは大好きですが、それだけじゃちょっとパワー不足。まして「XXが全国〇位」はへぇと感心するけど、心は動かない。  「ここに行きたい!」「ここに住みたい!」みたいな衝動的な願望が生まれる瞬間は、だいたい誰かが紡いだストーリや想いが自分の記憶と繋がったとき。そんなときは蹴とばされるように、動き出します。 そもそも緑と美味しいものは全国に溢れている 都内に住んでいた頃は忘れがちだったのですが、日本は大都市圏を除き全国的に緑があふれて美味しいものがたくさんありま

和歌山県の由良町で、みかんと共に生きた7日間。

さて。 和歌山、と聞いて最初に思い浮かべるものは何だろうか。 そう、みかん。みかんである。 ということで、 和歌山県は由良町へ、みかん農家さんのお手伝いをしにやってきた〜!! 今回は、6泊7日のおてつたび。 波の音がザッパンザッパン聞こえる宿で、脳内に「渚のシンドバッド」を流しながら、釣りたての魚と旬のみかんを頬張りまくった1週間。 みかん作業もさることながら、普通の日常も充実しすぎてて、しっかりエスケープな毎日を送ってしまった。 初めましての由良町全てがジャス

尾道の町には「余白」がある。支局時代の出会いで気付いたこと (報道センター社会担当・田中謙太郎)

 「ここは余白がある町だと思ったんだよ」 ある男性から聞いた言葉が、ずっと頭の中に残っている。  その町は、今年の2月まで4年間、支局の記者として暮らした広島県尾道市。広島市から東に80キロ離れた、瀬戸内の港町だ。自ら選んで住んだわけではないが、確かに余白を感じる町だった。人を引き寄せ、溶け込ませる不思議な力があった。  尾道で私は昨年、「雑居雑感(ざっきょざっかん)」という本を書いた。さまざまな人が寄って「雑居」する町で、人々が思う「雑感」を記録するという意味を込めた。内

久慈漁港で行われた「ひたち産直講座~地産地消×SDGs~」Day2の様子をレポート!

ひたち若者かがやき会議主催、日立市の地産地消とSDGsを考える講座「ひたち産直講座」Day2が10/16(土)に行われました!本日はその様子をレポートします。 ※当記事の写真は全て佐藤結衣子さん(Instagram)に撮影いただきました。 Day2は待望のオフラインで開催「ひたち産直講座」のDay1はオンラインでの開催となりましたが、今回のDay2は待望のオフラインでの開催となり、参加者の皆様、そしてゲストの皆様、若者かがやき会議のメンバーが直接顔を合わせて講座を実施する

五島のいただきもの美味自慢

10月に入り、五島も心地よい季節になりました。 これから寒くなっていくにつれて、島の食材もますますおいしくなります。食卓で四季を楽しむことができるのも、島(田舎)ならではだな~と贅沢に思います。 私たち移住支援員は、日々の暮らしの中でご近所さんから食材をいただくこと(おすそわけ)がよくあります。 こういった暮らしの様子を移住相談会でお話しすると、「そういう暮らしに憧れています」とみなさん言ってくれます。(もちろん、住む場所や環境によって異なりますが) いただくものの内容

自由で、特別なサウナ体験を、結城の町で。旧呉服店の庭に佇む蔵『KURA SAUNA』。

 『より自由で、より特別な、サウナ体験』をテーマに、茨城県結城市にて2021年5月にオープンした『KURA SAUNA』。ここでは、築90年を超える旧呉服店の庭にたたずむひとつの「蔵」をリノベーションして作られたという『KURA SAUNA』の魅力をご紹介します。終始『結城の町で良かった』と話してくれた同店オーナーの早川さんに、インタビュー形式でお話をうかがいました。 全国に3つしかない、「蔵 × サウナ」の掛け合わせ 早川修平さん 株式会社ジョン・ゴーマン 代表取締役