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移住 記事まとめ

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移住やUIターンした人の体験談やインタビューなどのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2022年4月の記事一覧

なにかが変わる弟子屈暮らし vol.8

東京都出身神奈川育ち一度も地方に住んだことがないのに、好きなだけで阿寒摩周国立公園の町 弟子屈町(てしかがちょう)に住んでみた感想や実体験を綴ります。 自分の心の変化の記録ですが、北海道への移住を検討中の方々の参考となれば幸いです。 弟子屈町はここ! 4月末。 羽田へ行く飛行機でnoteを書いています。 ちょうど1年前、面接のために女満別空港へ来た。あの時はなんて茶色いんだと思った景色は、今は大地が春だ春だと次々に芽吹いて日を追うごとに黄緑色になっていくように見える。見か

「お裾分け」が日常の暮らし

離島生活が始まって1ヶ月が経ちました。東京からきた私にとって、毎日が驚きの発見で、とても新鮮です。そんな中で、今日は食に関する出来事を綴っていきたいと思います。 お野菜のお裾分け ある日、家に帰って車を停めると、ちょうど隣のおばあさんが農作業をしていました。「こんにちは」と会釈をして、通り過ぎようとしたところ、「あ、ちょっと待ってよ」とおばぁが私を呼び止め。 私は用件の予想もつかず、ぼうっとしていました。 こっちにテクテクと歩いてくるおばぁの手には大きなキャベツが1玉…

移住先、『「海」か「山」か?』なんてナンセンスだ!

こんにちは。 ますこゆかりです。 自分の価値観が変わる出会いがありました。 それは…、8ヶ月ぶりに訪れた宮崎県の南端、串間(くしま)にて。 串間は地図の赤いスポット、Cape Toiのところ。 ここには、野生馬が住んでいます。 8ヶ月前、兵庫県から移住先を探しに訪れたときは、ここに知り合いはおらず、馬を見に来たのでした。レジャースポットとして。 今回もお馬さんは安定の可愛さ。 仔馬に授乳中のお母さん。めちゃくちゃ愛おしい光景に出会いました。 でもね、今回はウマだけ

北海道で働く!

新企画っ みなさんこんにちは!ぽんです! Uターン・Iターン委員会として活動を始めて7か月。 北海道で働く仲間を増やすべく 北海道の魅力や情報を発信してきましたが、新年度の4月に合わせて 新企画発動! 実際にUターン・Iターン就職された方をご紹介しちゃいます~! あらかじめ以下の項目についてアンケートを作成。 こちらにこたえていただく形でお話を伺いました。 SNSアカウントも教えていただきましたので、是非フォローなどして日々の生の声、北海道で働く雰囲気など感じてい

「移住」と「転職」をして1ヶ月経ちました

関西から上京し、東京で社会人デビュー。 新卒から14年間お世話になった株式会社リクルートを退職し、 15年目から、株式会社ミライフで仕事を始めました。 しかも地縁のない長野へ移住し、フルリモートで。 経緯は前回のnoteをご覧ください。 (見ていただいた方、多くの反響をいただきありがとうございました。いろんな方から個別に連絡をいただくなど、ほんとありがたかったです。) ゴールデンウィークになりますが、一度も出社しておりません。 フルリモート採用ですので。 今まで割とスーツ

みんなからのgiftを紡いで全力疾走、滋賀移住2年目。

滋賀に移住して2年。またバルコニーの木香薔薇が咲くこの時期に私事ですが31回目のバースデーを迎えました。 年々肩書きの変化や仕事の幅に変化があって、今の肩書きを羅列したら フォトグラファー/ライフコーチ/講師/ディレクター/コミュニティデザインなどなど大量で...人に会うたび「お前は一体何をやってるんだ」と言われるような人間です。 だから毎年この時期に書くnoteは私からのすごいしっかりした年賀状みたいなもの。 はこのnoteを読めば一通り最新の私をお届けできるかと思い

ゆっくり、時間をかけてつくられる喫茶店──4年間の開店準備と島暮らし

島根県隠岐郡知夫村出身の川本息生さんと、山口県出身の理子さん。夫婦で東京から知夫村に移住し、現在4年目を迎える。二人が目指すのは、喫茶店の開業。島での暮らしを楽しみながら、自宅の牛舎をDIYで改修し、少しずつ歩みを進めている。 (聞き手:大田勇気、文:舟山宏輝) 人間より動物の多い島で島根県隠岐郡知夫村は、隠岐諸島の最南端に位置する知夫里島と、その周辺の無人島から構成される。人口は約600人で、隠岐諸島のなかでももっとも少ない地域だが、近年は移住者が増えて人口増に転じ、ニュ

~立科町のリンゴに惚れた男~ 移住、研修、収穫までのドキュメント vol.3

みなさんこんにちは! この連載では、立科町に移住しリンゴ畑を借りた 地域おこし協力隊の1年間をリアルタイムで発信していきます。vol.2はこちら。 剪定作業完了 4月に入ってからのポカポカ陽気は、本来なら心も弾むところ。しかし、気温の上昇にあおられているような思いでした。 なにしろ、3月中旬から始まった剪定は、予想を超える大変さ。同期の協力隊の手も借りて、剪定…というより伐採がようやく終わったのは4月12日。 気が付けば、リンゴのつぼみは今にも花を咲かせそうなくらい膨らん

鳥取県からの北海道移住 #2~明治・大正時代の北海道移住①

鳥取県の北海道移住の特色は、鳥取県東部地域からの移住者が多いという地域性がみられること。 ●最初の屯田兵と北海道 1869年(明治2)年8月、蝦夷地は、北海道に北蝦夷地は樺太(現 ロシア連邦サハリン州)と改称された。 最初の屯田兵が琴似(現 札幌市西区琴似)に入植した1875年(明治8)の北海道の人口は、約18万人を数えた。その50年後には、約250万人に急増している。 これは、明治政府の近代化政策のひとつとして北海道開拓の必要性から実施された移住が要因とされる。 この時

海のまちに暮らす vol.7|畑をはじめるかもしれない

 畑をやりたい。農作をしたい。と言っていたら、なんと、できることになってしまった。真鶴出版の裏手には畑がある。空き地のような場所だったのだが、今は共同農園として4、5人が畑をやっている。そのうちの一角は真鶴出版として借りているスペースらしい。僕はもともと真鶴に移住をしたら農作をやってみたいと思っていたので、興味本位で畑のことを訊いてみた。そしたら、「今誰も耕してないから、それならのもとくん使っていいよ」とカワグチさんが言ってくれたので、急遽、その畑をやってみることになった。嬉

京都を離れ、ハチ北に移住します。

お久しぶりです。 1983年5月2日生まれ、ムッティーです。 生まれてから38年、ずーっと京都に住み続けていたのですが、 今年の8月に兵庫県香美町にある『ハチ北』という場所に移住することに決めました。 普段お会いしている皆さんにはちょくちょく報告していっていたのですが、 お会いできていない方も多いので、イラッとくるムッティーの写真と共にここで報告させていただきます。 移住の理由 僕スタジオIZの経営を始めて5月で7年経つことになるんですけど、 率直にいうと経営自体には

理想の暮らし方を考える一歩を、北海道浦幌町で。ポータルサイト&就業体験「つつうらうら」を始めます【#道東ではたらく】

「地方や道東に興味がある」「いつか関わってみたい」 そう思っていても、地方で本当にやりたいことをできるのか、仕事はあるのか、人間関係を築いていけるのか……不安になる要素がたくさん思い浮かぶかもしれません。 今回紹介する「つつうらうら」は、そんな不安を解消して、気軽に町と関わるきっかけを提供するプロジェクトです。町の情報を発信するだけでなく、町外の人が浦幌に短期滞在しながら町のことを知れる就労体験を用意しています。 「移住」と言われたらハードルが高いけれど、まずは足を運ん

移住できた理由はオンライン仕事があったから

最寄り駅から1時間に一本、終バス19時台のバス便の漁師町に引っ越して3ヶ月。黒光りした古民家、目の前に広がる畑、地元の人と家飲み。長年温めた夢が実現して、毎日が夢のようです。 移住できた理由は、いろいろあるけど、決め手はやっぱり「仕事」と「お金」だよね。古典的な移住観は「働かなくてもいいお金持ちが別荘」。そうではなく、今オンで働いて稼がないと生活できない生産者世代の私にとっては、そこが一番のネックでした。 移住や2拠点ができないのは、仕事ができないから。会社や組織、あるい

『金澤町家のおひなさま』

移住者ネットワークの北出美由紀です。 今年は、1月から雪の多い年ではありましたが 桜が咲き、舞い、いっぺんに春となり、 初夏の陽気の日も増えてまいりました。 7年前、金沢に移住をし、翌2月におひなさまを飾って、 3月3日に慌ただしく仕舞った後に 「金沢では、4月3日まで飾る」ということを聞きました。 関東の慣習ですと、3月3日を過ぎると……の諸説云々がありますが、 こちらでは、あえてひと月、遅らせて4月、 旧暦の3月3日に片付けるということなのです。 金沢では、時季的にも