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移住 記事まとめ

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移住やUIターンした人の体験談やインタビューなどのすてきな記事をまとめるnote公式マガジンです。
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2022年1月の記事一覧

二拠点生活、3年目の冬。杵と臼で餅つきをした。

年始に餅つきをした。きっかけは夫が納屋から木の臼を見つけたことだった。我が家が週末を過ごしている古民家シェアハウスには、納屋がある。昔、家主の方が農業をしていた頃の道具が色々残っており、雑然とした場所だ。 納屋の奥から臼を見つけ出し「これで餅つきをしたい」と夫が言ったときは、正直、うわっ、め、めんどくさい!と思ってしまった。お餅を自分でついたことなんてないし、工程が壮大すぎて、とても我が家だけでできそうもない。私は休日はゆっくりしたいのだ。 餅のことはすっかり忘れた頃に、

田舎の空き家を手に入れた、が、やっぱりいろいろ大変です!

前回、空き家を買った話をしました。 が、正確には実はまだお金払ってません w 私としては、手元に現金があるうちにとっとと払ってしまいたいのですが、登記の移転がまだ終わっていないのです。 視察に行ったのが11月、そして12月の上旬に購入を決めてその旨を不動産屋に連絡しました。 それからの連絡は、メールを送って向こうから返事が帰ってくるのに数日。まるで懐かしの文通をしてるようです。 土地の件も借りるか買うかで色々と条件調整をするのですが、そんな調子なので当然時間がかかって

移住者のお話

もし読者の方で九重(ここのえ)町に移住を考えておられる方がいたら 少しでも情報になればいいな〜と思いますが、 スポットを当てるのは町ではなく 移住者の大先輩である増田裕子さん。 町の印象は遊びに来た時のお楽しみに!♪ 増田さんは、私の移住のきっかけになったキーパーソンでもあります。 地域おこし協力隊の募集を見つけた時に、事務所となる公民館に下見に来たのですが、その時に増田さんはいらっしゃいました。 登場姿はエプロンで! 初対面からインパクト大!w 忘れもしないあの光景

なにかが変わる弟子屈暮らし vol.5

東京都出身神奈川育ちの一度も田舎に住んだことがない私が、阿寒摩周国立公園の町 弟子屈町(てしかがちょう)に住んでみた感想や実体験を綴ります。 北海道への移住を検討中の方々の参考となれば幸いです。 弟子屈町はここ! 本格的な冬のシーズンになった。 除雪により道路脇に一度作られた雪壁は融けることなく。北国らしい景色になった。すこし雲がかかると雪が舞う。 体が冷えているのか、体調が思わしくない。エゾタヌキになってポンポン山でずっと寝ていたい今日このごろだ。 大雪警報年明け早

移住後の食卓の変化

「移住してから、パスタをめっきり作っていないなー」 先日、キッチンで夕飯の準備をしていた夫がふと呟きました。誰かが家に遊びに来るといえば、ウキウキとパスタを披露してくれてたくらいパスタ料理が得意な夫なのですが、確かに東京から栃木に移住してからパスタを作った回数は片手に収まるほど。 改めて考えてみると、地方で暮らすようになってから我が家の食卓からいつの間にかなくなっていたものが夫のパスタ以外にもいくつかあり、同時にいつの間にか食卓の新たな日常になったものもいくつかあります。

二拠点生活までの道のり。その2 _ カバンの軽さと心の軽さは比例する。

常に身軽にしておくこと。物を増やさない。 荷物はスーツケース2個分までと心に決め、僕は4畳半の部屋に住んでいた。友人とルームシェアをして、部屋にあるのはシングルベッドとハンガーラック1台、そして小さな本棚一つだけ。2010年の春から再開した東京での暮らしはそんな感じだった。(都内でのアトリエ事務所勤務の実情も想像してもらえると嬉しい。笑) これまでのはなし。「二拠点生活までの道のり。その1」はこちらからどうぞ。 イタリア留学から帰国後、しばらく浜松にある実家で、将来は二拠

移住・定住のススメ ~寄居町へ移住・定住を考えている方へ

埼玉県寄居町は県の北部に位置する自然豊かな町でありながら、交通の要衝の地として発展してきました。昨今のコロナ禍によるリモートワークの増加など、社会生活に変化が見られ、地方移住への関心が高まっています。寄居町は、町内に駅が9つあり都心へのアクセスも良く、また、関越自動車道や圏央道により、車での移動にも適した立地となっています。 町では、将来にわたり持続可能なまちを目指し、積極的に移住定住施策に取り組み、様々な補助メニューを取りそろえています。ぜひ皆さんも寄居町で、充実した時間

37歳。東京から群馬県高山村に移住しました。// 移住STORY1

里山移住生活の連載、はじめますはじめまして。2021年夏、群馬県高山村に移住してきました、山中麻葉です。名前の「麻葉」は、「マハ」と読みます。よく、あだ名かと思われるのですが、本名です^^ 1984年生まれで現在37歳。これから私の移住STORYを連載でお届けしていきます。だいたい、月に1回くらいのペースで更新していきますよ。 群馬県高山村へ移住を検討している方はもちろん、里山暮らし、田舎暮らしを検討している方々の興味に合うような話をしていきたいと思います。また、高山村で私が

【島暮らし】牡蠣養殖×飲食店。島で楽しんで暮らす、という生き方

香川県三豊市の粟島で牡蠣養殖を営む朝倉夫妻。 実は、観光客も多く訪れる大人気の「あわろは食堂」を5月〜10月の期間限定で営んでいます。 島での暮らしと、仕事に勤しむ日々について聞きました。 箱崎水産粟島出身の朝倉竹子さん。箱崎水産の一人娘です。 笑顔が素敵でハツラツとした竹子さんは、お客さん対応や発送作業などを中心に、稚貝の買い付けから牡蠣養殖全般の作業を担っています。 一度島を出て、高松の居酒屋で働いていたこともあるそうですが、17年前、結婚を機に旦那さんと島へUターン

冬のつがるで見つけた奇跡のじさまたち

去年の10月から地域おこし協力隊として赴任してから早いことでもう三か月。とうとう本格的な冬真っ只中である。 当たり前だが青森の冬は私が育った関東よりもずっと厳しい。 寒く、吹雪で前は見えなくなる。家や車に雪が積もりしょっちゅうおろさなくてはいけない。雪が邪魔して道は狭くなり、道路は冷たい風で凍りツルツルガタガタに。 ただでさえ慣れない車の運転なのに、冬は一層のこと神経をすり減らす。 地元の人と話をしていると 「土手から落ちて車が一回転した」 「吹雪で前見えねえくて

\インタビュー公開/リモート家族で二拠点生活を楽しんだ夫婦の「自分で選択する」暮らし

みなさんこんにちは! NAGANO生き方共創コミュニティ「こくりな(Co-Creation Nagano)」の神原です^^ 1月23日(日)にオンラインで開催したイベント「パートナーと描く生き方ダイアログVol.3」がとても学びがあったので、シェアさせていただきます^^最後にゲストインタビューの動画を公開しておりますので、ぜひご覧ください! 本イベント「パートナーと描く生き方ダイアログ」とは・・・ 今回のゲストは昨年秋に初めてお会いした佐竹ご夫婦です! 先日お会いしたば

好きになったのは、富山の人でした

2021年、「運命の人」との出会いがきっかけで富山市に移住されたYさん。 関東生まれ、関東育ちのYさんの富山での暮らしについて伺いました。 ※一部、惚気話が含まれます。ご注意ください。 *** ◎運命の人に出会ってしまったーー2021年に富山へ移住されたきっかけは? 結婚を機に移住しました。ずっと東京の食品メーカーで研究職として働いていましたが、思い切って仕事をやめて富山に来ることに。 ーーYさんは埼玉県ご出身だそうですが、いずれ地方に移住したいとか、寿退社したい

縁もゆかりもない街でクラフトビール醸造所を設立した仲良しな2人のはなし

お互いのことを「山口県でこれだけビールについて知識と熱意を持つ人間はいない。」「彼と出会っていなければ、好きなビールといえど、これを仕事にしようと思わなかっただろう。」と評価するほど認め合っているおふたり。 2018年に宇部で開催されたクラフトビールのイベント「クラフトホリデー」を通じて2人は出会いました。 11月には法人の立ち上げ、現工場用地の手配、2021年7月には醸造免許取得、9月にオープンと、驚異的なスピードで周南市に初のクラフトビール醸造所「スカイホップブルーイング

リモートワーカーが暮らしやすい移住先とは

全国各地をめぐって移住先を検討していくなかで、リモートワーカーとして暮らしやすいと思える街がありました。 僕のようなリモートワーカーは、インターネット回線にトラブルがあると仕事が成り立たなくなってしまいます……。 そういう意味で、リモートワーカーが暮らしやすい移住先とはコワーキングスペースに選択肢のある街だと考えています。 いざトラブルが起こった時に駆け込めるお寺のような場所=コワーキングスペースが充実している土地は、安心できます。 昨年めぐった土地のなかでも、青森県