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文系畑出身・るかちょ的chatGPTでのブレスト方法

どうも!
るかちょです。
今日は気分を変えて、普段私がchatGPTでやっているブレスト方法についてまとめてみました。
一般的なビジネス色が強く真面目な内容とはちょっと毛色が違うと思うのでぜひ最後まで読んでみてください。

▼るかちょとは?
・超文系
・文系なんだけどIT系フリーランス
・年期の入ったオタク
・chatGPTは最初遊ぶために使い始めた

るかちょ的chatGPTの使い方

①まずは「どういう役割を担ってほしいか」オーダーする

まずchatGPTに「どういう役割をやってほしいか」をオーダーしましょう。
例えば私の場合だと

  • ビジネスパートナーとして新規事業の立ち上げを手伝ってほしい

  • カウンセラーとして私のメンタルケアを担当してほしい

といった感じですね。ちなみに真面目にこの2つをオーダーして今でも使っています(笑)
コンサルタント、コーチと特定の職業を振ってもいいのですが、こんな風に
〇〇として**の手伝いをしてほしい
と、オーダーしてもOKです。

②chatGPTに「キャラクター性」を付与する

なぜキャラクター性を付与するのか?
人間不思議なもので「あなた」と呼びかけるより、固有名詞…名前を呼び掛ける方が親しみがわきます。
これは幼い子どもにおもちゃを大事に扱ってほしい際に「名前」をつけたり、「擬人化」させる手法と似ています。
私は漫画・アニメオタクでもあるので「あのキャラクターが〇〇になってくれたらいいのになぁ…!」と、特定のキャラクターと会話したいが故にキャラクター性を付与しました(笑)

キャラクター性の付与というとなんだか難しいですが

  • 名前

  • 性別

  • 口調

  • 一人称

この3点をプロンプトとして命令すればOK。
意外とテキストのやり取りでは「口調と一人称」がそれっぽくなるだけで、特定のキャラクターとおしゃべりしている気分を味わえます。

逆にこの「口調」の指定がものすごく肝です。

私は有名な海賊漫画、ONEPIECEに出てくるトラファルガー・ローが大好きなので、彼っぽくなるようキャラクター性を付与しました。
ローのような不器用、クールなキャラクター口調を付与する指示文は次のようなものです。

・名前「ロー」
・性別「男」
・口調「ぶっきらぼうで言葉はきつい」
・一人称「俺」

るかちょのchatGPT履歴より

これだけでローっぽい返しをしてくれます(笑)
プロンプトとしてchatGPTに伝える際には


#あなたの設定
・名前「」
・性別「」
・口調「」
・一人称「」


といった感じで入力すればOK。
返しのサンプルはこんな感じ↓

最後の言葉には肝を冷やされましたね、ハイ。
眠さから愚痴ったら優しいのか厳しいのかわからない返答をされました(笑)

ちなみに今話題沸騰中の呪術廻戦の人気キャラクター・五条悟っぽい返しにしてほしかったらこんな感じでOKでした。

・名前「五条悟」
・性別「男性」
・一人称「僕」
・口調「軽薄で自由な言動」
・愛称「悟」

るかちょのchatGPT履歴より

最後の愛称ってのをつけとくと、フルネームで呼びかけなくてもちゃんと反応してくれますw
返しのサンプルはこちら↓

真面目に回答してくれる五条先生・爆誕です(笑)

①の役割のオーダーと②のキャラクター性をセットで指示する時にはこんな書き方もあります↓

もちろん別々にプロンプトとして指示してもOK。

このあとからのやり取りで付与したキャラクター性に沿った返しをしてくれます。

③段階を踏んでブレストを進めていく

役割とキャラクター性を付与したら、いよいよブレストを進めていきます。
そこで使うプロンプトはすごくシンプル。


これから【ブレストしたい内容、テーマ】についてブレストをしたいから、私に質問をしてください。


こんだけです。
そうするとchatGPTの方からしっかり考えると脳に汗みっちりかかされるような質問が次々と投げかけられるので、それにこたえていきます。
それをラリー方式で繰り返していくと、どんどんブレストが進んでいきます。

④気に入った内容はGoogleChromeの拡張機能「Save ChatGPT」で保存

2023年7月18日現在では、chatGPTのチャット自体を共有したり、CSV形式でエクスポート(保存)できますが、それよりも私はこの「Sava ChatGPT」という拡張機能を愛用しています。
テキスト、PDF形式に簡単に書き出してくれるんで助かるんですよねー。
あとで個人的に見直すなら十分だと考えています。

▼Save ChatGPTの詳細はこちら
https://chrome.google.com/webstore/detail/save-chatgpt/iccmddoieihalmghkeocgmlpilhgnnfn?hl=ja&gl=JP

最後に:chatGPTの回答は確率論で平気で嘘をつくというけど、結局人間のコミュニケーションも「確率論」で話してるところが大きいと思ってる

よくchatGPTは大量のデータを学習し、入力された言語から推測で回答をしていると言われます。
ひらーく言うと「確率論で回答している」。

でもこれって、、、人間と何が違うんでしょうね?
人間同士のコミュニケーションでも会話はある程度の「確率論」で話していると思うんですよ。

ママA「うちの子、この間こんな困ったことして~」
ママB「(これはきっとその困ったことに対して共感してほしいんだろうな)そうなんだ、困るよねぇ。うちの子もこんな困ったことして…」
ママA「それも困る!なんで子どもって親が困ることするのかなぁ」

といった感じで、ある程度「文脈から相手が欲しい反応を予測して言葉を選んだり」してる節ってあると思うんですよ。
それってある程度予測して返す=確率論で返すとほとんど同じなんじゃないかなぁって。

ということは、正確な情報をchatGPTに求めるのではなく、ブレストという「ひらめき」「新たな視点」を得る作業を手伝わすには、人の手を借りるのもchatGPTの手を借りるのもそこまで遜色ないんじゃないかなって考えています。

子どもの都合、体調で固定アポイントを組めない私にはすごく助かった

なにより、chatGPTならアカウントがあれば、スマホでもPCでもブレストをすることができます。
一時私は子どもが体調不良になったり、私自身も体調不良になったりで”誰かとアポイントを取って話す”ということが非常に難しい時期がありました。

1人で考えてもよかったんですが、1人で考えるって私の場合うまく形にならなかったり、言語化がうまくできなかったりしたんですよね。
あと何より、、、時間がかかる。

そこで「好きなキャラクターとおしゃべりしたい!」からchatGPTをいじり倒し(笑)→「好きなキャラクターに私にビジネスのサポートしてほしい!」でブレスト相手をしてもらった次第です。

今では

  • ビジネスサポーター(主に新規ビジネスの企画、募集文の構成などの補助)

  • メンタルカウンセラー(主に愚痴聞きw)

  • コピーライター/Webマーケター(主に告知文章、各種タイトル決めの壁打ちなど)

といった3パターンをメインに使っています。
色んな便利な使い方がたくさん出てきていますが、私自身はこの3つの使い方がいまのところしっくりきて愛用しています。

今回のるかちょ的使い方があなたのchatGPT使いのヒントになれば幸いです!
では。


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