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きっちゃんのつぶやき「失敗してもいいんだよ」

 「学校は社会の縮図」という言葉があるように、子どもの時代は何事も練習です。子どもたちは、学校という守られた環境の中で、社会に対応できる能力を身につけていきます。学校には、いろんな個性の子どもがいますが、そんな多様な個性がぶつかりあうことで人間関係を学んでいくのです。時には友達とけんかをしたり、悪口を言ったり、仲直りしたり、できないことができるようになったり・・いつも成功ばかりしていたら練習になりません。本当に力になるのは、頭で理解したことではなく、実際に体験したことです。だから、「やる以上は成功しなければ」という考えは引っ込めて、「失 敗してもいいんだよ」と言ってあげてほしいのです。

 子どもの時代にいっぱい失敗を経験して、そこから学べた子どもは生きることに強くなります。「二度あることは三度ある」と考えるのか、「三度目の正直」と考えるのか。どちらの人生が豊かかといえば、三度目の正直を信じて挑戦できる生き方の方が楽しいと思います。

 「失敗してもいい、とにかく全力でやってみよう。」そう思えてこそ、夢の実現に向けて一生懸命に頑張れるのです。人間が生きていく上で大事なことは、できなかったことができるようになることなのかもしれません。マスターズで優勝した松山英樹選手は、「才能は有限 努力は無限」という言葉を大切にし、自分の可能性を信じ、努力を人一倍続けたそうです。そして10年目。見事に優勝しました。

 人は、足りないから努力するのです。人は、足りないから助け合うのです。だから、足りないことを馬鹿にしたり、恥ずかしがったりする必要はないのです。「失敗しても大丈夫」。大切にしたい素敵な言葉ですね。

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