きっちゃんのつぶやき「ドアを開けてみようとする「勇気」と「元気」」

　何事も新しく始めるときは、勇気が必要です。新しい世界に踏み出す勇気です。成功するだろうかという不安と戦う勇気です。人生に自動ドアはないのですから、ドアを開けてみようとする勇気を持つことが必要です。

　では、その勇気は、いったいどこから生まれてくるのでしょうか。始めから持っているのでしょうか。それとも特別なトレーニングを積んで身につけるのでしょうか。

　こんな話を聞いたことがあります。人間は、生まれてくるときに「勇気」と「元気」を持って生まれてくるというのです。すべての子どもたちに、嫌いなことも進んで学ぶ、責任を持って最後まであきらめず努力することができる「勇気」と「元気」があるはずです。

　さらに、世の中のものは、使えば使うほど減っていきますが、この「勇気」と「元気」だけは、不思議なことに使えば使うほど増えていくし、使わなければ減っていく性質があるのです。

　一人ひとりの子どもたちにとって、ドアを開けてみようとする「勇気」と「元気」を持って頑張れる学校・家庭・地域でありたいですね。