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【第31回】『漢方処方』のテクニックを身につけよう!【おすすめWebコンテンツ】

テーマ別で弊社のWebコンテンツのご紹介!

今回は「漢方処方」。

興味はあるけど、なかなか難しそう…と思われることも多い漢方について、
始め方や、処方のコツなど診療にすぐ役立つコンテンツまとめました。
第11回「漢方・鍼灸を使いこなす!」と併せてぜひご覧ください。

また、現在Web医事新報チャンネルでは、プライマリ・ケア医の樫尾明彦先生が「漢方医学をどう教える?どう学ぶ?」をテーマに、全国各地の漢方の指導医とトークを繰り広げる動画シリーズを公開中。
こちらもどうぞ!



■〈メンタル漢方〉抑うつ・イライラに使える漢方

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身体疾患などの除外すべき疾患、精神障害の重症度と紹介すべき状態など、プライマリ・ケアにおける精神症状の基本的かつ重要な考え方を示したうえで、漢方の意義や使いどころについてまとめました。

抑うつ・イライラへに対する漢方の作用を、ふだん漢方を使用しない先生にもわかりやすいように、図版とイメージで概説したあとに、実際に用いられる漢方薬の代表的な方剤や処方の注意点の要点を解説しました。
想定される使用例を示しながら、用量・用法と中止時期を詳述。絶対に覚えておきたい副作用や、使用を避けるべきケースについてもまとめています。

『ジェネラリストのための“メンタル漢方"入門』の宮内先生のマインドが凝縮された内容です!

●執筆 宮内倫也(可知記念病院精神科)


■月経のトラブルは漢方で解決!

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漢方は、漢方医学が体系化され始めた頃から「性差医学」の視点を持っており、月経・妊娠・更年期に関連したトラブルや心身の不調に、穏やかながら、時に劇的な効果をあらわします。

本コンテンツでは、「月経困難症」「月経不順・続発性無月経」「月経前症候群」「月経量の異常・不正出血」の4つの月経トラブルを取り上げ、それぞれの漢方の選び方を解説しました。

トラブルごとに、典型的な症例と漢方医学的所見を提示したうえで、(1)最新ガイドラインなど西洋医学における治療の考え方、(2)漢方医学における治療の考え方、の両方を記載。
漢方薬の選択方法については、第一選択薬を明示したうえで、各トラブルに用いる複数の漢方薬を症状や漢方医学的所見別に一覧にして見やすく整理しました。「この症状にはこの漢方」がクリアカットに提示されています。
さらに、「慢性外陰痛(vulvodynia)と漢方」「不妊治療と漢方」「オキシトシン調節と漢方」「貧血、産後うつと人参養栄湯」という4つの話題に関する最新知見をコラムでお届け。

本コンテンツを参考に漢方薬を女性の診療にうまく取り入れると、いのちを縦にも横にもつなぐ女性の心身をサポートし、女性の笑顔を守ることができます!

●執筆 塩田敦子(香川大学医学部医学科健康科学教授)


■〈一目でわかる〉循環器疾患の諸症状に役立つ漢方の選び方

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循環器疾患に漢方が効くの? そのように感じている先生も多いかもしれません。循環器疾患は西洋医学で改善する場合が多いからです。

しかし、循環器疾患の中でも“ここは漢方のほうが役立つ”といった分野があるのです! そこで本コンテンツでは、フローチャートを用いて循環器疾患の諸症状に役立つ漢方の選び方をわかりやすく解説! 男性/女性、食欲がないとき、抑うつがあるとき、効果が不十分……、「こんなときはこの漢方」が一目でわかります。

取り上げた疾患・症状はコチラ→ ①女性の動悸、②男性の動悸、③心臓神経症(胸痛、呼吸困難感)、④起立性調節障害・起立性低血圧、⑤下腿浮腫、⑥高血圧、⑦末梢動脈疾患、⑧心不全患者の便秘、⑨心不全患者の倦怠感、⑩心不全患者の食欲不振、⑪心不全患者のめまい、⑫心不全患者の慢性下痢、⑬心不全患者のこむら返り。

巻末にはフローチャート集を掲載し、参照しやすい構成に。さらに利便性のため、漢方薬にツムラの製品番号を併記。明日の臨床にすぐ使えるコンテンツとなっています。ぜひ、本コンテンツを参考に循環器診療の選択肢の1つとして漢方薬を提案してください。診療の幅が広がり、患者の満足度も上がります!

●執筆 土倉潤一郎(土倉内科循環器クリニック院長)


■頭痛に使える漢方

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標準治療に漢方治療を併用する利点やポイントに焦点に当て、「頭痛の診療ガイドライン2021」に推奨されている漢方薬だけでなく、ガイドラインにはまだ載っていないが日常臨床でも多く用いられ、かつ効果の期待される漢方薬についても解説しました。

「肩こりや首の痛みからくる緊張型頭痛」「片頭痛」「高齢者の頭痛」など、日々の臨床でよく出会う症状・症候ごとに、具体的な症例を示しながら、漢方をどのように利用するかを紹介しました。単に漢方薬の紹介にとどまらず、通常の検査や治療との関わりや、どのタイミングで漢方を取り入れるのかのポイントを示します。

「頭痛の診療ガイドライン2021」で推奨される呉茱萸湯、桂枝人参湯、釣藤散、葛根湯、五苓散のほかに、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、抑肝散などを取り上げています。それぞれの効能とあわせて、注意すべき副作用についても解説しています。

●執筆 來村昌紀(らいむらクリニック院長)


■運動器疾患に使える漢方

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標準的な西洋医学的治療との組み合わせにより、効率的に症状を改善できる可能性がある漢方薬について、疾患や患者の特性に沿った選択方法と、疎経活血湯、治打撲一方、桂枝茯苓丸などの「駆瘀血剤」の併用療法のコツを解説します。

ふだん漢方薬を使用していない先生にもわかりやすいように、漢方の概念的な記述は最小限とし、「冷え性で円背を伴う高齢者の腰痛」「真面目そうな青壮年男性の慢性腰背部、肩痛」「ストレスを周りに発散できずため込んでしまうタイプ」など、症例ごとに処方のコツをスッキリまとめました。

●執筆 宮西圭太(みやにし整形外科リウマチ科院長)


★【Web医事新報チャンネル】漢方医学をどう教える?どう学ぶ?

第1回「総合診療と漢方は親和性が高い!」

Chapter 1 飯塚病院における漢方医学教育:9/21(木)午前10時~
Chapter 2 漢方を使うと患者層が広くなる:9/22(金)午前10時~
Chapter 3 オンラインが指導医不足を解決?:9/25(月)午前10時~
Chapter 4 勉強できる場所は意外と近くに:9/26(火)午前10時~

第2回「卒前教育・初期研修で漢方を学ぶ」

Chapter 1 東北大学における漢方医学教育
Chapter 2 医学部時代に基礎を学べる環境
Chapter 3 研修中にどう学ぶ意欲を維持するか
Chapter 4 専門医取得後のニーズに対応する


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https://jmedj.net/


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