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超集中状態『ゾーン』とAPD緩和の可能性の考察

本記事は、当方が運営していたブログにて投稿された記事の再編集版になります。基本的な内容に変更はございませんので、ご了承ください。

今から6年前、私はたった一度だけ不可思議な感覚…『ゾーン』に入り込んだことがある。
あまりにも異様で、経験したことのない漫画のような世界。
その後、私はその時の経験をベースに、1年ほど前にそれに類似した感覚を再現することに成功した。
今回、これらの感覚…『Dゾーン』及び『Nゾーン』が、APDの改善に一枚嚙むのでは、と思い筆を取った次第。
やや長くなるが、少々お付き合いいただきたい。

ゾーンとは

私は、6年前の超感覚を「Dゾーン(Deeper Zone)」、その後再現した感覚を「Nゾーン(Normal Zone)」と呼んでいる。
そう呼ぶようになった経緯の前に、まずゾーンとは何なのか、という話から入る。

ゾーンとは、集中力が非常に高まり、周りの景色や音などが意識の外に排除され、自分の感覚だけが研ぎ澄まされ、活動に没頭できる特殊な意識状態を指します。 その際には、取り組んでいることに没頭し、驚異的な集中力で予想以上の結果を出すことが可能になると考えられます

「ゾーン状態」に入るには? コツを理解してハイパフォーマーになろう

前提として、私は発達障害特有の過集中も特性として有している。
しかし、私は過集中はゾーンとは異なるものだと結論付けている。
というのも、これは後述する『フロー』が関係する。

フローとは

心理学の用語にフローというものがある。
これは先述したゾーンの1つ手前の段階とも言うべき状態である。
フローの構成要素としては、提唱者ミハイ・チクセントミハイが以下を挙げている。

1.明確な目標:何をすべきかはっきりと把握した状態
2.選択と集中:情報が適切に選択され、それ以外が排除された状態
3.自己意識の低下:意識がそのまま動作と合致している状態
4.時間のゆがみ:時間があっという間に過ぎるような状態
5.即座なフィードバック:自分の行動に伴う結果をすぐに確認できる
6.スキルと難易度が適切:難易度とスキルがともに高い状態
7.コントロール可能:自分の能力がタスクに十分見合っている状態
8.内的動機:行動モチベーションが自己の中にある状態
9.没頭環境:物事に没頭できる状態

フロー心理学,フロー状態の意味

ゾーンもフローも、集中力が通常よりも高まっている状態である。
また、私の過集中状態は上記に全て当てはまる
よって本記事では、「にゅららの過集中状態」はフローに含まれるものと考える。
(過集中⊂フロー/過集中はフローの部分集合である)
また、以下の両者の表記を「フロー状態」で統一する。

一方で、2つのゾーンはある項目を除いて全て当てはまる。
では、過集中状態と違って当てはまらないのは何か。
それは、上記4の時間のゆがみに関する感覚である。

『ゾーン』に入った時に、多くの人が体験するのが、自分以外がゆっくり見えたり、視覚や聴覚が非常に鋭くなることです。

~中略~

『フロー』も『ゾーン』も集中力が高まった状態なので区別がややこしいところがあります。基本的に『フロー』が没頭している状態です。『ゾーン』は『フロー』状態から一時的に発生する極限の集中状態です。

極限の集中状態「ゾーン」に入るための12個の方法

フロー状態では時間の感覚が消失し、あっという間に過ぎ去ってしまう。
一方、ゾーン状態ではむしろ時間の感覚が鋭利になり、世界がスローモーションで流れる。
ここまでをまとめると、以下の図のようになる。

通常の状態から集中力が高まると、あるラインからフロー状態に昇華する。
そこから更に集中力が高まると、あるラインからNゾーンに昇華する 。
(その際、時間の感覚が逆転現象を起こす)
そして、Nゾーンを超える集中力が引き出された時、Dゾーンに昇華する 。

Dゾーン;人生で一番将棋が強かった30分間

後にも先にも、あれほどの深度を持ったゾーンは経験出来ていない。
2015年秋、中四国学生将棋大会、団体戦A級第2回戦。
私の対局相手は、将棋ウォーズの段位がアマ五段という超強豪。
当時の私(二段)では、100回やって1回勝てるかどうかという棋力の持ち主であった。
そして私は当て馬であり、この対局は我が大学としては捨て戦であった。
「団体戦なんだから、他のメンバーが4勝すればいい」
周りからそんなことを言われ、私は潰れそうなほどのプレッシャーから解放されたのだった。

局面は序~中盤。
先手のお相手は生粋の振り飛車党で、本局も三間飛車を採用してきた。
一方、後手の私は左玉というマイナー戦法を起用した。
私が当時から愛用していた、対振り飛車専用の戦法である。
お互いにけん制しつつ陣形を整え、頃合を見て先手が仕掛けてきた。
今までに何度となく見てきた盤面。
私は、いつものように受けに回った。

長机の端の方では、すでに終了した対局もあるようであった。
相手の攻めをいなしながら力をため、反撃のチャンスをうかがう。
持ち時間はまだ互角。
遥か格上に対し、想像以上に善戦している…。
ほぼ理想通りの展開になり、否が応でも私は勝ちを意識するようになった。
「この状況なら、ここからミスをしなければ勝てる」。
「ここで自分が勝てば、他のメンバーを考慮すると4勝(=相手大学に勝ち越し)に確実に届く」

そしてあるタイミングで、私の中で恐ろしい欲が生まれた。
「千載一遇のチャンス!多分勝ったらヒーロー!」
「今まで役に立てなかった自分が、とんでもない場面で勝とうとしている!」
…ここで死んでもいい、絶対に1勝を奪い取る
そう思ったあたりから、私は不思議な感覚に沈んでいった。

チェスクロックの時間の流れが遅すぎる。
いつもの私なら、持ち時間をあっという間に消化し慌てている頃である。
だが、その対局の時だけは相手の方が時間を消費していた。
間もなく、不利な状況を打開しようと、私の自陣で暴れてきた。
私は冷静に一手一手対応した。
時間が経てば経つほど、頭がクリアになっていき、ノイズが消えていく。
一方で手は細かく震え体がフワフワし心臓が異常に高鳴っている。
いつの間にか周囲の音が聞こえなくなり、眼前の将棋盤以外のものが目に入らなくなっていった。

逃げ切れば間違いなく勝てる。
私は、自身の読みを信じて20手ほど王手ラッシュをかわし続けた。
そしてついに私の玉は敵陣まで逃げ切り、満を持して逆に王手をかけた。
相手はすでに駒を使い切り、受けがなくなっていた。
投了…得体の知れない超感覚は、一世一代の大金星を生み出したのだった。

ここでの勝利の代償は大きく、団体戦3回戦は頭がまるで働かずウソのようにボロ負けした。
(味方も大体負けたので戦犯にならなかったのが救い)
以降、この超感覚には入れていない。

Nゾーン;2つのトリガーによるゾーンの再現

数年経ち、私は社会人としての日々の業務に行き詰っていた。
特に、調子の悪い日の事務作業。
作業中に集中力をなくし、眠くなり、手が思うように動かない。
確かに、逆にものすごく集中できる日はあった。
しかし、かつてのゾーンほどの静けさや脳内のクリアさはない。
時々あの対局のことを思い出しては、再現したいと思うこともあった。

ある日、アレルギー性鼻炎でボロボロの日があった。
まともな思考が出来ないほど鼻水が出続け、現場で満身創痍になっていた。
帰宅後、私は晩御飯を食べ、その後遊ぶ気力もなく布団に突っ伏した。
10時間後、いつもの時間に起床。
平均睡眠時間より2時間以上眠っていた。

翌日、私は昨日終わった現場の作業報告書の作成を課されていた。
提出期限は1週間後。
しかし別現場での作業を考慮すると、実質の期限はたった1日であった。
私は無茶をふっかけてきた客先に対し、強い苛立ちを覚えていた。
そして、課せられたタスクを「ぶっ潰す!」と心の中で宣言し(態度にも出ていたかもしれない)、パソコンに張り付いた

上手く説明できないが、手と頭が勝手に動いたのだ。
流れてくるラジオの音もほとんど聞こえず、かといって思考が止まることもなく。
淀みなく改善点・疑問点を見つけ出し、作業と並行して報告・確認・修正を繰り返す。
そして、上司の性格や忙しさも考慮して、先手先手でアイデアを提供し続ける。
こうして仕事を無事に片付け、上司に全作業の終了を告げた。
ここで何となく力が抜けたように感じたのだった。

約1ヶ月後、今度は風邪によって体調不良に陥った。
そして前回同様、10時間近く眠りにつき、翌日仕事に向かった。
その日は別の上司の元での現場作業であった。
途中、理不尽なやり取りの末にある作業を押し付けられた。
“適当でいいから早く終わらせといて”
という上司の不躾な一言に、私は激しい怒りを覚えた。
身体は熱くたぎり、しかし頭は驚くほど冷めていた。
反復作業ではあったが、複数のタスクに対し一切のロスもミスもなく作業を終わらせた。
仕事を終え、上司に終了報告と皮肉を言ったところで私は落ち着きを取り戻した。
そして、通常状態に戻ったのであった。

経験から考えたこと

2度の経験から、この現象が幼少期からの過度な集中状態(=フロー状態)とは異なるものだと私は考えた。
時々、ゲームなど物事に夢中になる状態の、さらに上のステージ。
あの対局の時ほどの集中力ではないが、限界手前まで能力が解放されている気がする…。

※過集中自体は幼少期から存在には気付いていたが、発達障害発覚後に完全に自覚

私は2度の異常な集中状態を「Nゾーン」、Nゾーンを超える6年前の超感覚を「Dゾーン」と名付けた。
私は人間の集中状態について独自に調査を始めた。
その中で、人気バスケ漫画である『黒子のバスケ』から私はヒントを得た。
私は、ゾーンを引き起こす要因…「トリガー」を探した。
状況再現や自己実験を行い、試行錯誤を3ヶ月ほど繰り返した。

結論としては、私のNゾーンのトリガーは「過睡眠による十分な体力の確保」と「怒りによる興奮状態」であった。
こうしてトリガーを自覚した私は、その後数度にわたり意図的にNゾーンに入ることに成功した。

フロー状態 ⇒ Nゾーン ⇒ Dゾーン

ゾーンとフロー。
共通して、にゅららだけでなくヒトを取り巻く集中力に関わる概念である。
これらについて、私の中での分類を紹介する。

フロー状態(≒過集中)

・ある種の没頭・夢中状態
・周囲の音はある程度気にならなくなり、視界もそれなりに狭くなる
・時間感覚を忘れてしまい、気付いたら長時間経っている
・能力は普段よりかは解放されている
・持続時間はその時々
 (邪魔が入れば短時間でも解除され、入らならければ10時間近く続いたことも)
・トリガーは「楽しさ」
 (「フローの構成要素」を満たしていることが前提条件)

Nゾーン

・フロー状態を超える集中状態
・周囲の音がほとんど消え、視界もかなり狭まる
 (ただし周囲に対する注意力自体は高まる)
・心拍数が上昇し、体温の上昇や手の震えを感じる
・時間の流れがやや遅く感じる
・自身の能力のほぼ限界値が引き出される
・持続時間は最大1.5時間程度
・トリガーは「過睡眠」「怒り」

Dゾーン

・Nゾーンを超えた究極の集中状態
・周囲の音が完全に消え、見る対象(ここでは将棋盤)以外のものが意識の外に出された
・フワフワした感覚、手や身体の細かな震え、強い心音を感じた
・時間の流れが異常に遅く感じた
・自身の能力を大きく上回る演算処理が可能になった
・持続時間及びトリガーは試行回数がたった1回のため不明
 (当時は対局終了後まもなく終了した)

なお、Nゾーンとフロー、集中力の関係性については以下のことが判明している。

・極度の緊張状態(例. 作業を真後ろで見られる)ではストレスで集中自体が出来ない
 (ある程度のリラックス材料が必要)
・雑念(例. ゾーンに入りたいという願望)があると高確率でフロー状態にすら入れない
・Nゾーンに入る際は、トリガーさえ成立していれば短時間のフロー状態から昇華できる
・Nゾーン・フロー状態が切れると、その後急激な疲労感を覚える

ADHD治療薬とフロー状態の共通項:ドーパミン

いよいよ本題である。
再現性のないDゾーンは一旦置いておくとして。
再現可能性のあるフロー状態・Nゾーンに関して、1つ考えておきたいことがある。
それは、これらに入っている状況での「聞こえ方」である。
特にNゾーンでは、周囲の音がほとんど気にならなくなるという効果があるのだ。

ところで、以前別記事にて「聴覚過敏」について触れた。

上の記事では、聴覚過敏を以下のように表現している。

確かに「聞こえ方」に関しては相反する症状です。しかし、前述した『選択的注意力』の説明から派生させて考えたらどうでしょう。「聞こえ過ぎるから聞き取れない」と仮定したら、聴覚過敏とAPDの症状が地続きになると考えられないでしょうか。現状では仮説止まりに過ぎませんが、一考の価値はあると思っています。

私の人生を破壊した『APD』を1年間かけて考察してみた

私もまた、聞くつもりのない音声が聞こえてしまうAPD当事者の1人である。
少なくともその私に関しては、フロー状態ならそこそこ、Nゾーンまでいくとほぼ100%症状が消える
この事実を足掛かりに、以降について考えていきたい。

先述した『ゾーン』の説明にて「視覚や聴覚が非常に鋭くなる」という一節があった。
私の場合、視覚に関しては(特にNゾーンにて)一点にフォーカスされた状態になる。
作業文書の誤字脱字や違和感のある文章表現等がよく見えるようになり、業務も一層捗るのである。
これは「視覚が鋭くなった」と表現しても良いだろう。

しかし聴覚に関しては、周囲の音が消え耳が聞こえなくなったかのような錯覚に陥る。
果たして「聴覚が鋭くなった」と言えるだろうか?
私個人の見解としては、YESである。
あくまで、聞こえなくなった音は処理を必要としていない背景音である。
本当に必要な音声情報は、周囲に対する注意力が向上しているため、割と遠くでも聞こえるのである。
そう、私の言うところの『容量性注意力』もまた底上げされているのである。

容量性注意力だけではない。
体感の話にはなるが、フロー状態に入ると一部、Nゾーンに入るとほぼ全ての脳機能が拡張される。
特にADHD特有の不注意が消え、タスクの効率が格段に上がる。

ところで、ADHDにはメチルフェニデート(特にコンサータ錠)と呼ばれる治療薬がある。
これは脳内に存在する『ドーパミン』と呼ばれる神経伝達物質の放出を活性化させる作用がある。
実際、このコンサータを飲むことでAPDが緩和されたという例も少なからずある。
半面、効かなかったという声も多くあるが

このドーパミン、やる気を出させる特性を持つ。
そして、フロー状態になるために必要とされる脳内物質でもある。
つまり、フロー状態とコンサータ服薬後の状態はドーパミン放出という点で繋がりがあるのだ。

整理しよう。
ここまでをまとめると、以下の図のようになる。

まず、ドーパミンが放出されるには主に2種類の方法がある。
内的影響(今回はタスクを継続することによる集中状態の維持と定義)と、外的影響(今回はコンサータの服薬と定義)である。
ドーパミンが放出され、さらに諸々の条件が揃うとフロー状態に昇華する。
フロー状態からトリガーが揃うとゾーンに昇華する。
過集中はフローに内包されたものであり、ゾーンとも重複し得る。
(ゾーン昇華時は体感時間が逆転する)

ドーパミン ⇒ (ノル)アドレナリン ⇒ βエンドルフィン

前項にて、ドーパミンによってフロー状態が引き起こされることを示した。
では、ゾーンを引き起こす脳内物質は何か。
結論から言えば、アドレナリンノルアドレナリンであり、βエンドルフィンである。

アドレナリン、ノルアドレナリンはストレスに反応して放出される脳内物質である。
似た構造を持ち、共に血液供給の促進によって興奮状態に導くホルモンとされる。
(アドレナリンは主に心筋、ノルアドレナリンは主に末梢血管で作用)
また、これらは感覚器官の感度増大も生じさせる。
体験談から推察されたNゾーンのトリガー…怒りの感情も、これらが関わっていると考えられる。
本記事では統合して「アドレナリン」と表記する。

フロー状態を前後してアドレナリンが放出されることにより、強い興奮状態になる。
すると今度は、それらの過剰放出を抑えるためにβエンドルフィンが放出される。
βエンドルフィンはゾーン状態になるために必要とされる脳内物質である。
鎮痛作用やストレス低減の他、感覚機能を非常に鋭敏にし、身体のリミッターを解除する。
そして集中力を急上昇させ、Nゾーンへと誘導するのである。
(心拍数向上やフワフワとした感覚は、このβエンドルフィンが由来)
以上より、これらホルモンの一連の流れこそが、フロー状態からゾーン状態への昇華を形成している。

なお、再現性のないDゾーンについては、1つの仮説が立った。
Dゾーンへの昇華…それは、絶え間ないアドレナリン供給ではないか。
アドレナリンが出続けるほどの「何か」があれば、それに伴いβエンドルフィンも出続ける。
結果ゾーンが深くなっていき、最終的にDゾーンという究極の境地に辿り着けると考えた。

その「何か」については、今更確かめようのないことではあるが…。
Nゾーンのような怒りの感情ではなく、「仲間のために勝ちたい」という少年漫画に出てくるような感情だったのではないだろうか。
だとすれば、この一件以降「仲間」とは無縁の人生を送ってきた私がDゾーンに入れないのも頷ける。

【仮説】脳内物質の供給によるAPDの緩和

再びAPDについて考えてみる。
コンサータではAPDが改善されないという意見も確かに存在する。
これは、ドーパミンが感覚器官にはあまり作用しないからではないだろうか。
この辺りは一旦、要検討としておく。

一方で、その先のアドレナリン・βエンドルフィンはどうであろうか。
感覚能力の増大や集中力の急激な向上などに伴い、APDの症状の軽減・一時的な消滅が期待できるのではないか。
それはすなわち、ゾーンに入ればAPDが緩和する、ということに他ならない。

これこそが、本記事におけるクライマックスにして、将来的に明らかにすべき仮説なのである。

しかしながら、そもそも前提としてゾーン状態には訓練を積まないと入れない。
私にとってのNゾーンですら、生活環境の変化もあり、最近はめっきり入れなくなってしまった。
Dゾーンなど以ての外で、この先死ぬまでにもう一度経験できるかどうかも分からない。
それだけ難しい精神現象のため、今後の自己研究も困難を極めるだろう。

しかし、それは諦める理由にはならない。
チャンスがないわけではないのだ。
まして、私なら自覚や事前訓練の分だけ、他の人よりも可能性がある。
これが私に課せられた使命だとすれば、まさに過去のゾーンの経験は運命であろう。
今後も私自身のため…そして間接的にAPD当事者のために、最善を尽くしていきたい。

6月13日追記

今更ながら、ノルアドレナリンが「怒りのホルモン」と呼ばれていることを知った。
なるほど、道理でNゾーンに入る際のトリガーが「強い怒り」なわけだ。
すなわち、怒りの感情はノルアドレナリンを放出するための必須事項なのである。

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