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私の新しい読書スタイル

電子書籍がすごくいい!!!

 最近私は紙の書籍から離れてAmazonが発売している読書用端末「Kindle」を使って読書をしています。その主な理由は3つ

  • かさばらない!

  • カバンに入れやすい!

  • 片手で読める!

 これらは電子書籍のメリットとしてだれでもあげられる部分ではありますが、ただ列挙するのと実際体感するのとでは大きな違いがあります。まずここではそれらの違いについて、実際に触れている感想として述べていこうと思います。

一人暮らしで本棚は必要か?

 私は今年から社会人になり、同時に一人暮らしも始めました。引っ越しの荷物を選定しているときに、部屋にあった大きな本棚と、そこに収まりきらない小さな2つの本棚をどうするか、、、と悩んでいましたが、将来社会人としてどのような生活を送っていくのだろうかと考えたときに、「もっていかないほうが良い」となりました。というのも、職業柄転勤が多いからです。

 転勤が多ければ引っ越しのたびに本を詰めたり出したりしなければいけないし、何より本棚を置くことで部屋のインテリアの自由度が減ってしまいます。

 部屋のインテリアの自由度という部分ですが、すごく重要です。私は一人暮らしを始めてからふとした時に部屋の模様替えがしたくなることがあります。月2回くらいの頻度で大きな家具の配置などを試行錯誤して、生活している中で「ここをきれいに見せたい」とか、「ここの部分の感じがなんか違う」と考えながら、気分転換も含めて楽しみながらやっています。

 この模様替えについて話すとキリがなくなってしまうのでこれはまた別の機会に書かせていただきますが、こういうことが多いとどうしても大きい家具を持ってないほうがいいですし、実際によかったです!

本はきれいに使いたい

 以前「読んだら忘れない読書術」という本を読んだ際に、記憶に残すためにはアウトプットが重要で、その一例として「本にマーカーやメモを書きこむ」といった方法があげられていました。私はこれを、記憶に残る読書のためなら・・・と思い実践したことがあります。(「読んだら忘れない読書術」に関しては下記リンクの記事をご覧ください。)

https://note.com/note_hako85/n/n4b1cd9ee44d8

 実践してみての感想ですが、記憶に残るかどうかの結果よりも、「本が汚れる」ことに抵抗を覚えている自分がいることに気が付きました。

 紙の本にマーカーで線を引いたり、鉛筆で自分の感想やそこから生まれた発想の転換を本の端に書いたりしたのですが、またその本をふと読み返したときに「雑念」となってフラットな気持ちで本が読めなくなるのです。

 記憶に残る読書法として実践するのだから、もう一度読み返す必要はないんじゃないかと思う方もいるかもしれませんが、この時私が読み返すのは、その当時は不要だったけど、今の自分が必要としている情報は転がっていないだろうかと探すためです。「初心に帰る」という言葉はよく使われますが、私は読書でも同じ考えです。

 この間も紙の本でお金に関する本を読ませていただきましたが、貯蓄の方法だったり、社会保険についてだったりはしっかりとメモを取り、40歳以上から支払うことになる介護保険の制度についてはまだ先のことだと思い読みませんでした。全部の情報を一気に詰め込んでも、使わない知識は記憶から漏れ出してしまいます。そのためフラットな気持ちでまた本を読む機会はとても重要なわけです。マーカーや書き込みは極力避けたい…

 対して電子書籍、なかでも「Kindle」の電子書籍端末でも「ハイライト」というマーカー機能があるのですが、これは読む際もほとんど気にならないのが利点です。

 「Kindle」の電子書籍端末でこの雑念を取り払ってくれるのは、Amazonが発売している「Paper White」シリーズです。白黒表示だけなのでマーカーの色も読書の邪魔をしないし、何より目に優しい色合いなので、長時間の読書も可能にしてくれる点が非常に優秀!

 私は大学生の時に一台購入したのですが、この間実はそれを紛失してしまいました…でもその日のうちにあたらしい端末を買いなおすくらいにはお気に入りだし、すごく信頼しています。

 話がそれました、、、きれいに本を使う過程で、カバンに入れた際などに他の荷物と擦れたりぶつかったりで傷や汚れ、折れ目がつくことがあると思いますが、電子書籍ではあまりそのようなことがありません。カバーや保護フィルムを貼れば、なおさらそのリスクを最小化することができます。

 紙の本でも傷などはカバーである程度防げますが、天敵は「折れ目」。ほかの荷物に圧迫されて折れ目がついたり、読書時に本をしっかり広げて読む方などは、本に癖がついて広がってしまったという経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。電子書籍ではそのようなことは発生しません。きれいに使いたい方ほど、電子書籍をお勧めしたいものです。

片手が空くと何が便利なのか

 片手で読書ができる!というメリットをただ挙げたところで、「片手が空いたところで何をするの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。実際読書しているときに片手が空いていても何か作業をするわけでもないし、飲み物を飲むにしても、紙の本でもその時間だけ片手で持てば問題ないし、、、というように、実際問題何にも支障はなさそうです。しかし、これは私にはすごく価値の高い評価点なのです。

 どういうことかというと、これは読書しながら「メモが取れる」のです。

 先ほど私は「本を汚したくない!!!!」と述べたと思いますが、本自体を汚さない代わりに「読書ノート」を携帯してそれにメモを取っています。

 私が読書ノートにどんなことを書いているかというと、
 

  • 本の中で気になった文言を書き出す

  • 読んでいて気になったこと、自分の意見を書き出す

  • 内容を整理して、パッと見てだれにでも伝わるように結論を書く

 といった具合でしょうか?

 本の中の内容をそのまま書き出すだけでも十分なアウトプットになると思うので、記憶に残る読書をしたい方は是非とも試してほしいところです!

 ただここでさらにお勧めしたいのが「自分の意見を書き出す」ことです。
自分で考えたこと、自分で体験したことというのは、単純に見たり聞いたりしたことよりも記憶に残りやすいと私は思っています。学校の授業で言えば、座学の内容はあんまり覚えてないけど、理科の実験や修学旅行で見学した場所などがあげられるのではないでしょうか。

 自分の意見を書き出すもう一つのメリットは、本の中の他人の経験を自分の実生活にも取り入れることができることです。他人の経験に自分の意見を載せることで、自分の実生活に当てはめることができるのです。
 断捨離本を読んで自分の中の生活で何が不要なのかを考えるのも、この一環かもしれませんね。

 あとは余談ですが、片手が空くと食事が取れます。何かと忙しいこの時代はスマホ片手にパンをほおばるというような光景も多いのではないでしょうか。
 
 正直なことを言えば、食事こそゆっくりとりたいものですが、それが難しい場合があるのも事実。紙の本では両手がふさがるし、何より紙が汚れたらほとんどの場合落とせないでしょう。スマホや電子書籍ならば、さっと拭き取れる場合が多いですし、時代にあったという意味では、電子書籍が今後とも普及していくのは間違いないでしょう。

まとめ

 今回私は電子書籍のメリットについて様々に述べさせていただきましたが、もちろん紙の本においても様々なメリット、反対に電子書籍にもデメリットが存在すると思います。
 後々紙の本についても記事を作ることができたらと思いますので、ぜひその時は読んで頂けると嬉しいです。今後ともよろしくお願いします!

 P.S.
 noteの使い方がイマイチわからずリンクの誘導が下手な場合がありますがご了承ください。詳しい方がいたら教えていただけると、とても喜びます。


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