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お笑い 記事まとめ

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お笑いについて書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#お笑い」「#芸人」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2022年1月の記事一覧

倒れた猿

10月下旬、僕はハイエースを運転して、オートキャンプ場に向かっていた。 高速道路を降りて、現地のスーパーで買い出しをしたあと、のどかな田舎道を走る。 景色のいい場所に行って車中泊をするのが、近ごろの楽しみとなっていた。 よく晴れた日で、空は青く、日光を受けた山は鮮やかな緑色をしている。 その緑を分断するように延びる灰色の上を、心地いい速度で進んでいく。 信号機もほとんど見なくなり、田舎の風景に癒された僕は、すでに「来てよかった」と感じていた。 それを見たのは、小さ

芸人お試しラジオ「ニッポンの社長のデドコロ」#9 〜ニッ社のガチファン登場〜

今回が「ニッポンの社長のデドコロ」シーズン2の最終回! 「シーズン2の最終回ということで、主人公死ぬ感じですね」 それ以外のみんなが並んで主人公の思い出を言っていくシーンがあります。 ▼「東京ってすごい」と感じた瞬間はありましたか? 「スタッフさんの数は多いし、凄腕の人が集まってる」 「お前それよくあるよな。俺がいつも言ってることを取る」 ケツの悪い所が出てます 「大阪はたまに『この人どうやってこの地位まで来たんやろ?』っていう人がおる」 今週の日記 デドコロのた

カメラ愛を語る〜ポートワシントン笠谷・後編〜

今回「月刊芸人」で撮影させてもらうことが決まってから、シチュエーションをいろいろ考えました。 僕はストリートカジュアルが大好きなんですが、それと真逆の場所で撮影できたらおもしろそうやな、と有馬の温泉街を選びました。洗練されたきれいな場所で、B-boyファッションという、正反対のコラボがおもしろそうやな、と思ったんです。 なので、有馬温泉へ出発する2時間前に真輝志を自宅に呼んで、僕の持っている服であーだこーだ言いながら着せかえ人形のようにコーディネートして、3パターン用意しま

「マンゲキ芸人リレーコラム」第156回 ファンファーレと熱狂 こうちゃん編

このブログ企画では、 よしもと漫才劇場所属の芸人さんに リレー形式でコラムを書いていただきます! 前回の芸人さんのコラムの中からテーマとなる キーワードを抜き出し、 自由に書いていただきます。 前回の担当者は、センリーズきたしろ でした! Q:僕がこのコラムを書いた場所はどこでしょう? ①海 ②山 ③家 答えは、③でした! 実は真面目に書いてくださってたんですね^^ そして今回の担当者は… ファンファーレと熱狂 こうちゃん 前回の担当者、センリーズきたしろの コラム

笑い×地域おこし「石巻お笑いマスター決定戦」で優勝した『きつね日和』

笑いで石巻を盛り上げる大会 宮城県石巻市で「第2回 笑いで石巻エリアを盛り上げるお笑いマスター決定戦」というイベントが開催されたことをご存知だろうか。 恐らくほとんど知られていないと思う。私も応援している漫才コンビが出場していなかったら見過ごしていただろう。 大会の概要はこちらの記事にある通り。 総勢85組の中から予選を突破した35組がYouTubeで石巻のPR動画を公開。再生数等の審査で上位2組が決勝に進む。 決勝は石巻市で開催され、石巻のPRロケ動画と石巻の魅力を伝え

芸人が死にかけて今後について悩む漫画

読んでくださってありがとうございます。 この漫画がnote創作大賞2022の作品優秀賞を受賞することができ、加筆修正したものが2023年2月に書籍化しました。 note内では7話までが無料公開されてますので、よかったら読んでみて下さい。 全編描き直してます。 各書店、通販サイト、電子書籍で単行本が購入できますので、良かったら買ってください。 死にかけた僕はまだ芸人を辞めていない

『ランジャタイ』と『男性ブランコ』の表現力

ランジャタイ 男性ブランコ どちらも私の推しです。 奇妙奇天烈漫才師 と 文学系演技派コント師 一見、両極端な彼らには共通するものがあります。 それは、 「表現力」。 ______________________ ここからは少しだけ、私の憧れも入った文章になります。 ランジャタイの漫才を初めて見た時は、「何やってるんだ?この人たち?」という感じでした。 ただ、よくよくネタを見てみると、 ちゃんと状況が伝わる! 不思議な、突飛な世界観に変わりはないですが、 ちゃ

ロザン菅がtwitterをする理由

twitterをやっている。 宇治原さんいわく『あなたはtwitterをやっていない』と言われるが、自分ではやっているつもりだ。 どのような使い方をしているのか? ・YouTubeの宣伝 ・イベントの宣伝 ・noteの宣伝 宣伝ばかりそうか。 宇治原さんが言うことはそういうことか。 呟いていないからやっていないということか。 よくよく考えたら呟きたいことなどない。あれそうか。 呟きたいことあれば、宇治原さんに喋る。 YouTubeでも喋る。noteでも書く。

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千鳥はダウンタウン以来、テレビで好き勝手やってる芸人

千鳥の勢いが止まらない。 ここ数年、テレビで新しいお笑いを生み出し続けているのは間違いなく千鳥である。 人気・好感度でサンドウィッチマンに勝てなくても、オンライン配信の売上やラジオの聴取率でオードリーが無双状態でも、YouTubeなんかやらなくても、千鳥にはテレビがある。 コンプライアンスが厳しい昨今、千鳥だけがテレビで自由を与えられて、伸び伸びお笑いをやっている。 そもそも、ボケの大悟が豪快である。 勝新太郎を彷彿とするかのように、テレビで酒を飲み、タバコを吸い、

2022/1 お笑いを好きになったこと

日記をつけないと自分がどこで何をして何を思ったのかすぐに忘れてしまうので、去年の暮からつけ始めることにしました。 それにあたり、面白かったこととか 新しくハマったことであるとか 公開できるものはインターネットに放流していこうかなと思います 月1ペースでとりあえずは頑張ります。 お笑い(霜降り明星)にハマる年末の有馬記念、ホープフルSを友達と賭けた影響で生涯収支マイナス一億円くんでネットが盛り上がっているのを知り(有馬記念の流れはリアルタイムでなくても動画として面白いので 

オズワルド『M-1』決勝戦を終えて。「芸人になったときから、人生どうにでもなれと思ってる」|お笑い芸人インタビュー<First Stage>#10(前編)

昨年の『M−1グランプリ2021』、1stステージで最高得点を叩き出すも、最終決戦で錦鯉に惜しくも破れたオズワルド。 2019年のM-1で初めてファイナリストになり、M-1での順位が上がるのに比例して、活躍の場を広げているふたり。 このインタビューでは「初舞台」をキーワードに、オズワルドの歩みを振り返ってもらった。「オズワルドになってそこまで苦労してない」と語る、彼らの快進撃──。 若手お笑い芸人インタビュー連載 <First Stage> 注目の若手お笑い芸人が毎月登

カメラ愛を語る〜ポートワシントン笠谷・前編〜

以前、「月刊芸人」で取材したカメラをこよなく愛する芸人、田津原理音が「師匠」と呼んでいるのがポートワシントン・笠谷だ。 しかも笠谷の場合、趣味の域を超える写真のクオリティもさることながら、動画もこなす。 そんな彼の感性をくすぐったのは、関西の奥座敷・有馬温泉。 ここで、普段とは違うきんめ鯛・真輝志を撮りたいという。前半では、まず笠谷がカメラにハマったきっかけや写真への愛情をとことん語る。 僕は初めからカメラにハマったわけじゃなくて、動画から入ったんですよ。 さかのぼること1

第2回マスター決定戦 笑いで石巻を盛り上げる 「きつね日和」85組の頂点

 総勢85組がエントリーした「第2回笑いで石巻エリアを盛り上げるお笑いマスター決定戦」(石巻圏観光推進機構主催)は23日、準決勝を突破した2組による決勝戦が行われ、コンビ結成3年目の「きつね日和」が優勝した。2人は芸人として、石巻で報酬20万円分の仕事を獲得。準優勝のコンビ「泣くなよ」とともに観光PRに一役買ってもらう。  昨年12月に準決勝があり、1次審査を通過した35組がオンラインでネタを披露。視聴者投票と事務局の審査で1位となった「きつね日和」と2位の「泣くなよ」が、

サンシャイン坂田の夜の高鳴り『芸人の休日』

芸人の休日 皆さんは休日どのように過ごしてるだろうか? 日頃の仕事での疲れを癒す為に、お昼まで寝て家でのんびり過ごす。 または外に出て、映画やショッピング、趣味に打ち込んだり、家族や恋人、仲の良い友人たちと外食。色んな過ごし方があると思う。 しかし、売れてない若手芸人にとって休日とは、定義が曖昧なもので。 ありがたいことに、僕でさえもほぼ毎日劇場の出番やお仕事がなんかしらある。だからと言って、じゃあ休日皆無毎日大忙しとは胸張って言えない。なんだかんだ出番と言ってもネタ