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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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#洋楽

『Chase』★★★★☆(3.6)-音楽購入履歴#16

Title:  Chase(1971) Artist: Chase Day: 2024/4/8 Shop: disk union osaka Rating:★★★★☆(3.6) レコードブームで価格高騰といえど昨今レコードリバイバルブームが到来して中古レコードの値段が上がっているとはいえ、やっぱりものによっては100円で売ってるもんですね。 Chase 71年1st。 ブラスロックの代表的なバンドの一つです。 僕はブラスロックをほとんど聴いてなくて、シカゴだって〝素直に

音楽レビュー『Works』Keith Jarrett(1985)一言ではまとめきれない音楽性の幅広さ

※2500字以上の記事です。  お時間のある時に  お付き合いいただけると嬉しいです。 ECM を代表するアーティスト以前、別のレビュー記事でも 書きましたが、 最近、ECM レコードの音源に ハマっています。 しばらく洋楽の紹介は、 ECM レコードの作品が続きそうです。 今回、紹介するのはベスト盤です。 私は普段、あまりベスト盤は 取り上げないのですが、 知識のなさゆえにベスト盤を 選んでしまいました。 キース・ジャレットは、 アメリカ出身のジャズピアニストで、

音楽レビュー『Return to Forever』Chick Corea(1972)'70年代のフュージョン/ジャズを代表する一枚

最近、ECM の音源にハマっている最近、ECM レコードの 音源にハマっています。 きっかけは いろいろあるのですが、 一番大きかったのは、 Spotify のポッドキャスト 『STUTS JAZZ JOURNEY』の ECM 特集を聴いたことです。 また、以前レビューで紹介した 岡田拓郎のインタビューでも ECM の話が出ていました。 こういうきっかけもあって、 ECM の音源が聴いてみたい と思った私が最初に聴いたのが、 こちらの作品でした。 '70年代のフュ

『JAZZ』★★★☆☆(3.4)-音楽購入履歴#12

Title: JAZZ(1978) Artist:Ry Cooder Day:2024/3/1 Shop:KANKO RECORD(kobe) Rating:★★★☆☆(3.4) スライドギターの名手ライクーダーライ・クーダーといえばルーツ系ギタリストで、スライドギターの名手。 アメリカがルーツロック化に舵を切った70年付近にはライクーダー含めてデュアンオールマンやローウェルジョージといったブルース系スライドギターヒーローが多く誕生してるわけだけど、 僕はオールマンもリト

Marlena Shaw

2024年1月19日、ジャズ/ソウルシンガーのマリーナ・ショウ(Marlena Shaw)がご逝去されました。 彼女のライブは3回観たことがあります。 2001年7月27日 @赤坂B flat 2002年6月28日 @赤坂B flat 2016年7月30日 @Billboard Live Tokyo 2016年7月30日のビルボードは『MARLENA SHAW Last Tour in Japan』の最終公演。 Marlena Shaw - vocals Chuck

『スティル・ライフ』 パット・メセニー・グループ

 高校時代に『アメリカン・ガレージ』(1981)を聴いた時、つまんねぇ音楽と一笑した。とろとろ弾きやがって・・・、エレキギターってえもんはディストーション3つくらいつなげて、ガーッと鳴らすもんだ!何がおもしれえんだ、この野郎! という印象だった。バークレー音楽院で二十歳前にしてギターの先生になってたなんてことを聞いたから、興味津々で聴いたのに、肩すかしにあった気がした。パット・メセニー?おらぁ、パット・シモンズの方が合うわ!と毒づく。  それから7年後。僕は就職し、通勤で車

Domi & JD Beck @ Blue Note Tokyo 2023.5.10

ブルーノート東京でDomi & JD Beckを観てきました。初ブルーノート。去年はCotton ClubでOKIを観て、今年になってビルボードライブでEzra Collectiveを観て、ついにブルーノートへ。東京の3大オシャレ系ライブハウス(?)を制覇しました。 いい空間。ちょっと興味があって調べてみたらコットンクラブとブルーノート東京はどちらも同じ運営会社(ブルーノートジャパン)なんですね。ビルボードライブ東京だけは阪神電鉄グループの阪神コンテンツ運営。面白いのは、も

元作詞家の「Diva☆ 魂の叫び」No.5

Chaka Khan♬ Through the Fire  その昔「チャカ・カーン」という大阪のオバちゃんチックなアーティストのアルバムが大好きでした。  1973年にファンク・バンド「ルーファス」のヴォーカルとしてデビューした「チャカ・カーン」。R&Bの世界に於いては名高きディーバであります。「チャカ チャカ チャカ チャカ・カーン…」と彼女の名のラップで始まる名曲「♬ I Feel For You」は皆様もご存知の有名曲。私は「お茶カーン」「チョコパーン」などと言って

新しい音楽頒布会Vol.17 スピードメタル、インディーロック、アートロック、メロブラ(Melodic Black Metal)

Hellripper / Warlocks Grim & Withered Hagsスコットランドのヘルリッパー、 James McBain(ジェイムスマクベイン)によるワンマンプロジェクトで、2014年から活動開始。本作が3枚目のアルバムです。マクベインは1995年生まれで現在27歳。アルバムではすべての楽器とボーカルを手掛けています。 ブラック/スピードメタルであり、ボーカルスタイルはブラックメタル的ながらそこまでカオティックではなく、そこそこ整理された感じ。ドラムが下

"MARDEN HILL"の事。

色んなインディ・レーベルが立ち上がっては消えていった音楽業界にあって、特色や志向は大抵がレーベル・オーナーや初期所属アーティストのエゴから始まっていて、”わがまま”だからこその良質なレーベルが多数存在した。でも、浮き沈みの激しい音楽業界にあって、残るのは奇跡に近い。ましてや完全に趣味性に彩られた美学を追求するのはハードルが高すぎてる。でも、あの時代に私たちはそのポップの楽園を享受した楽しい思い出しかないと言っていいかもしれない。でもパーティは長く続かなくて、やがて終焉を迎える

2023年、最初に聴いたレコードは『ATTICA BLUES』

※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします! 2023年、最初に針を落としたのは、このレコード。 ARCHIE SHEPP 『ATTICA BLUES』ARCHIE SHEPP 『ATTICA BLUES』 promo LP (AS-9222) / US / 1972 side-A 1. Attica Blues 2. Invocation: Attica Blues 3. Steam, Part

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中古レコードのサブスクサービス「DeLIVINYL」2022年8~9月

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中古レコードのサブスクサービス「DeLIVINYL」2022年6~7月

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