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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2023年11月の記事一覧

初海外一人旅で、韓国の同世代ミュージシャンたちとジャムセッションして盛り上がりまくった話

11月の普通の週末、金曜日だけ有給休暇をとって、2泊3日で韓国に遊びに行ってきた。 初めての海外一人旅で少しだけ不安はあったのだが、 蓋を開けてみると、、 日本の大学ジャズ研の部室でセッションをするのと同じように盛り上がったり、 深夜ソウルのアパートで、宅飲みをしつつ音楽人生について語りあったり、 と韓国の同世代ミュージシャンたちと、とても濃密な交流を持つことができた。 この記事は、私が体験した韓国若手音楽シーンのアツさを紹介する旅行記である。 きっかけ今回、韓国に

今月のジャズ: 11月、1977年@オスロ

Nov. 1977 “My Song” by Keith Jarrett, Jan Garbarek, Palle Danielsson & Jon Christensen at Talent Studios, Oslo for ECM Records (My Song) 11月6日紹介曲に引き続き70年代オスロ録音のECMレーベル作品。 ピアノのキースジャレットはスタンダーズでのスタンダード曲とソロ即興演奏のイメージが強いが、メロディーメーカーとしてスタンダード曲も生み

7インチ盤専門店雑記397「バドの客演」

先日デクスター・ゴードンの「アワ・マン・イン・パリ」が常連さんの元に旅立ちました。大事に聴いてくれそうなので、レコードもウチにあるよりいいでしょう。 デクスター・ゴードン、とりわけ好きでも嫌いでもないのですが、ものの本で勉強していると「GO」と「アワ・マン・イン・パリ」は必聴となっておりますし、ジャズを聴き始めた頃から随分聴いた音源です。ただし興味の中心はピアニストの聴き比べだったりしたもので、どうもリーダーの演奏があまり印象に残っておりません。ピアニストは「GO」がソニー

[ライブレポート]11/11「Senzoku Jazz Heritage Vol.5 金管楽器とジャズ」その喜びを金管に託して

Senzoku Jazz Heritageシリーズは、2018年のビッグバンドジャズを皮切りに2019年のレジェンド・ジャズ・ボーカリスト特集と回を重ね、2020年に入っても世界の音楽シーンを応援する "Never Stop The Music"や飛散防止シールドを活用した“Big Band JAM”と、洗足音大教員陣を中心にオンライン配信で世に音楽を送り続けてきた。2023年に入りようやく“Senzoku Jazz Heritage Vol.5 金管楽器とジャズ”を11月1

7インチ盤専門店雑記391「マックス・ローチ」

お客様との話の流れで、マックス・ローチのドラムスが聴きたくて、クリフォード・ブラウンあたりを聴いていたのですが、何だか違うんです。求めていたプレイ・スタイルの音源に出会えないんです。…というか、クリフォード・ブラウンの音源はどうしてもトランペットの音色を追ってしまって、ドラムスに耳が行かないだけみたいな気もしますけどね。 何か他にはなかったかいなと考えて、まず出てきたのがデューク・エリントンの「マネー・ジャングル」、大好きなアルバムです。ミンガスとのトリオですが、これはいい

London Jazz Festival

London Jazz Festival 約10日間行われる様々なライブ、世界中からミュージシャンが集まってくる規模の大きいイベントなのですが、自分の予定とお財布と相談して、最終日に行われる The Symphonic Music of Wayne Shorter を聴きに行ってきました。 今帰りの電車の中です。興奮冷めやらずです。 ウェインショーターの曲をオーケストラとサックス、ボーカル、ピアノ、ベース、ドラムで届けるという大規模なコンサート。 しかもメンバーは Ra

『スティル・ライフ』 パット・メセニー・グループ

 高校時代に『アメリカン・ガレージ』(1981)を聴いた時、つまんねぇ音楽と一笑した。とろとろ弾きやがって・・・、エレキギターってえもんはディストーション3つくらいつなげて、ガーッと鳴らすもんだ!何がおもしれえんだ、この野郎! という印象だった。バークレー音楽院で二十歳前にしてギターの先生になってたなんてことを聞いたから、興味津々で聴いたのに、肩すかしにあった気がした。パット・メセニー?おらぁ、パット・シモンズの方が合うわ!と毒づく。  それから7年後。僕は就職し、通勤で車

Blue Note Tokyo 上原ひろみソロを聞いて

秋風が頬を刺すようになってまいりました どうも、芥川独りです 先日、Blue Note Tokyoにて上原ひろみのソロライブを観覧してきました 今日はその時の感想と私の話を少しだけ書きます といっても、あまり面白くない文章になってしまいました 適当に読み流してください ジャズは嫌いでした 流行りの音楽の著作権を回避するためだけに作られた、地元のスーパーでかかってる安い音楽だと思っていました 16歳の頃までは  私の話をします 軽音楽部に入っていました popsを演奏

[ライブレポート]しんゆりJAZZ ストリームDAY1 オルケスタ・デ・ラ・ルス

10 月28 日、新百合トウェンティワンホールで「しんゆりJAZZ ストリームDAY1 オルケスタ・デ・ラ・ルス」が開催されました。 オルケスタ・デ・ラ・ルスは日本で最も有名なサルサバンドの一つで、私はずっとライブに行きたかったのです。この日は念願が叶って、ライブに参加することができました。期待が高まりました。 1st ステージでは、「Amor De Secreto」からスタート。NORA さんのボーカルは会場に響き渡り、リスナーの手拍子も2-3 Son Clave(ソン

11月、お買い物、お出かけ、練習会、あとリーダライブも

思った以上に電車の中で暇なんで月一以上のペースでなんか書けそう。ほんと暇な人向けです。では行きます。 お買い物とかIKEA好きでめちゃ買うんだけど、このドーナツ型のライトかなり良かった。照明としての機能はほぼゼロで全然明るくないけど、なんていうかインテリアとしては結構良い。 キャンドル。なんか安かったから買ってみたら思いのほか良くてたまにつけてます。においは割ときついので30分ぐらい使ったら十分かも。 多摩川とか京王多摩川駅から歩いて行けるところ。前までは自転車でサイク

[ライブレポート] スティーヴ・ガッド BHGプロジェクト@ミューザ川崎シンフォニーホール

かわさきジャズが盛り上がっている。今宵はスティーヴ・ガッド(drs)、ミカエル・ブリチャー(sax)、ダン・ヘマー(H.org)から成るユニット、"BHG"をミューザ川崎シンフォニーホールで聴いた。 BHGというのは、ブリチャー(Blicher)、ヘマー(Hemmer)、ガッド(Gadd)の略で、3人のイニシャルを並べたもの。発端は、ミカエルが14年前に生地デンマークを訪れたスティーヴのワークショップに参加した折に、ダンと共演したCDを渡したらスティーヴが気に入って、1年半

買ってよかったレコード(2023年10月)

※無料で全文読める「投げ銭」スタイルのノートです。 レコード&昭和プロレス愛好家のゴベと申します。 今回は2023年10月に購入したレコードの中から、買ってよかった3タイトルを紹介します。 (あくまでも、音源がよかったものですけど) 9m88のレコードについては、こちらをご覧ください。 【 1 】 PHAROAH SANDERS 『PHAROAH』PHAROAH SANDERS 『PHAROAH』   2LP Box Set (LPLBOPJ8008) / Japan

¥100

「名古屋ジャズストリート9th 2023」数多く立ち並ぶ屋台グルメを楽しみながら、多くのプロミュージシャンの方々を迎えて、素晴らしいジャズナイトを満喫〜

地元駅前にある「大曽根商店街(オゾンアベニュー / オズモール)」。昔は「大須商店街」「円頓寺商店街」と共に3大アーケードの商業地点として発展し賑わっていたのですが、土地区画整理にてアーケードが撤去されてからは、徐々に寂しくなってしまうことに。 それでも昨今は「ナゴヤドーム(バンテリンドーム ナゴヤ)」などの影響もあり、大曽根駅界隈にも色んなお店が増えてきており、駅前近辺もまた昔のような賑わいが戻ってきています。それと同時に地元商店街のお祭り「大曽根七夕まつり」もまた昔とは

オリジナル盤とリイシューで音が変わる事がある -Dig up the memory- vol.6

自分が学生の頃、とりあえずオーセンティックなJAZZを聴くなら入りとしてBLUE NOTEレーベルを聴くイメージがあり、BLUE NOTEの名盤復刻?的なCDを買ったりしていた。 その時、HANK MOBLEYのこのアルバムを良く聴いていた。 このアルバムは温かさや、題名の通りSOULのテイストを感じ、好きで良く聴いていた。 自分がレコード屋で働くようになり、自分が働いていた店では特にJAZZのレコードに力を入れていたため、多くのJAZZのレコードがあった。 このアルバムも