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ジャズ 記事まとめ

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ジャズのアーティスト・楽曲について書かれた記事をまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#jazz」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2022年12月の記事一覧

おぬきのりこさんの生ライブ訪問記 in 渋谷Body&soul(2022.12.11)

プロローグ 「真面目」なウラノは、焦っていた。 もう11月である。 いろいろ手を広げすぎたせいで、秋から異常に忙しい。 ところが、新人賞も獲った一流ジャズボーカリストでnoterの、おぬきのりこさんが定期的に一日店長を務める三軒茶屋のライブカフェバー「四軒茶屋(よんちゃ)」が、12月いっぱいで店を閉じるという。 「しまったぁぁぁぁぁぁぁ!!(@_@)」 ぜひ行きたいと思って、noteのコメント欄で「今度、行きますね♪」などと答えていたが、悠長な性格で何事もギリギリ

Alter Ego 2022年締めの挨拶

今回は、2022年の総括と、来年の抱負についてメンバーに聞いてみた。 --今年の総括をお願いします。 安田:今年もやり切ったという感じです。 5thアルバムのレコーディングとリリース、有観客ライブの再開、東京遠征、初の岡山市内での演奏と、エゴの活動を通して本当に色々な経験をさせてもらいました。 特に岡山市内での演奏は、ツイッターのプロフィールにも一時期書いてた「目指せ岡山進出」の夢が叶いました。岡山県民なんですが(笑)。 小川:今年の感想は、久しぶりに対面でのライブが

2022年のジャズ演奏活動総括。今年は頑張った。

2022年に予定していた演奏活動が全て終了! 10月からはほぼ毎週末にライブが入っており、かつてない回数をこなしました。正直、平日フルの仕事しながらこなすのはキツかったんですが、なんとかやり切りました。。 ライブやセッションさせて頂いたお店を簡単に記録しておこうと思います。2023年はもっと関西以外も足を運びたいなー ライブBeehive(大阪 京橋) ArteCoda(大阪 関目) タグボート大正(大阪 大正) JazzCafeきょん(大阪 摂津市) JAMM

上質な音楽でクリスマスの夜を豊かに【Cristmas Special Duo Concert】

大橋時計店は、2022年12月22日(木)・23日(金)に公演が行われたジャズコンサート「Cristmas Special Duo Concert」に協賛いたしました。 出演 ウィリアムス浩子vo  with Special Pianist 国府弘子 きっかけはオーディオショップでの視聴ウィリアムス浩子さんとのご縁はやがて数年前にさかのぼります。 当時、社長室長だった大橋瑠里が、女性向けのイベントに流すBGMを探しオーディオショップにて楽曲をいくつも試聴していた時に、ウ

7インチ盤専門店雑記162「パーカーで耳が鍛えられた?」

毎日かなりの時間音楽を聴いておりまして、もう満足すべきだろうと我ながら思いますけど、まだまだアレ聴きたい、コレ聴きたいと欲求が湧いてくるのですから、相当の好き者だなと自分自身呆れてしまいます。しかも相変わらず新しいものも、古いものも、手当たり次第に聴いているような状態です。邦楽だってBialystocksも聴けばVaundyも聴きます。洋楽はスカパンクのThe Interruptersも聴きますし、ジャズからはみ出しているBrad Mehldauも聴きます。…実は小唄端唄の研

As Time Goes By 2022年最後のオンライン・クラス!

課題曲は、As Time Goes By  この曲のヴァースが素敵で、クラスの数日前でしたが、ヴァースのある楽譜もアップデートしました。 As Time Goes By      Words and Music by Herman Hupfeld <verse> This day and age we're living in Gives cause for apprehension With speed and new invention And things like

【ピアノ】上原ひろみと矢野顕子には鳥肌がたった

5年ほど前に住んでいたアメリカの小さな町の大学の講堂で初めて上原ひろみさんのピアノに出会った。度肝を抜かれる熱量と才能に感激したのと同時に観客の少なさに残念な気持ちを抱えて帰った。 コロナ禍を経て今度は東京国際フォーラムで天才に再会できた。しかも大ホールが満席で友人は何度も抽選に外れたという。NYはじめ世界でコンサート活動をしている上原さんだがここ日本ではその知名度が抜群だ。 早めに会場に着いて何気にショップを覗くと熱心なファンがTシャツを何枚も買い求める姿がみえる。観客

木曜ジャムセッションに行ってきた<Fasching 2>スウェーデンでジャズを浴びる12

「デンマークとスウェーデンで北欧ジャズを全身で浴びる旅」をピアニストの視点からレポートする、第12回はスウェーデンの首都、ストックホルムのジャズクラブ Fasching のジャムセッションです。 「木曜にもセッションがあるから来いよ」と誘われたのは二日前 Stampen でのセッションの時(別レポートあります)。会場はスウェーデンで最も有名なジャズクラブ、ファッシング Fasching だと聞いて、おお、これは行かねば!と思う反面、何で Fasching、、と少し不思議な気

聞きたかった音を聞いた!<Fasching>スウェーデンでジャズを浴びる11

「デンマークとスウェーデンで北欧ジャズを全身で浴びる旅」をピアニストの視点からレポートする、第11回はスウェーデンの首都、ストックホルムのジャズクラブ Fasching です。 北欧に来れば北欧らしいジャズライブを、毎日どこかでやってるもんだと思い込んでいた。最初のデンマークでは出会わなかったので、今夜もあまり期待していなかった。YouTube で少し聞いてみたら、あれれ、いいかも知れない!! 20時スタートのライブだったが、着いたのが 20:40 頃、チャージ 250

スウェーデンはジャムセッションが熱い<Stampen>スウェーデンでジャズを浴びる10

「デンマークとスウェーデンで北欧ジャズを全身で浴びる旅」をピアニストの視点からレポートする、第10回はスウェーデンの首都、ストックホルムの Stampen のジャムセッションです。 ストックホルムは初日から熱いスタートとなった。フライト中に割れて転がらなくなったスーツケースを、マイナス10度の寒さの中、ホテルまで抱えて疲れたので夜は休もうと思っていた。ところがジャムセッションを見つけてしまったら行くしかないよね(笑)それが大正解となる。 店に入り、あーやっぱりね、ここでも

シーネ・エイのクリスマスライブ<Jelling Kirke>デンマークでジャズを浴びる9

「デンマークとスウェーデンで北欧ジャズを全身で浴びる旅」をピアニストの視点からレポートする、第8回はデンマークのイェリング教会 Jelling Kirke で見たシーネ・エイ Sinne Eeg のクリスマスライブです。 日本でも大人気のジャズシンガー、シーネ・エイのクリスマスライブがデンマークの田舎町の教会であることは知っていた。教会なので地元の方々優先で、現地へ行って初めてチケットが買えると書いてある。コペンハーゲンからは鉄道で片道約3時間、、これは滞在中にシーネエイを

[レポート]インクルーシブでクリエイティブな音楽を目指して【かわさきBRIDGEオーケストラ~ワークショップ実践の視点から】

 2022年10月8日、東京交響楽団とかわさきジャズが企画するレクチャー&ワークショップ「かわさきBRIDGEオーケストラ」が川崎ルフロン1階イベントスペースにて開催された。 川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団の呼びかけにより実施された本プログラムは、誰もが参加できるインクルーシブ[1]でクリエイティブな音楽ワークショップである。障害のある人の音楽アクセス向上に取り組む英国のアート団体「ドレイク・ミュージック[2]」のベン・セラーズ氏を招き、ファシリテーターには

便利な場所のピアノバー

職場拠点の近くで仲間と話したりする場所を探しておりましたら、徒歩ごく近くの距離にオシャレなお店があるのに気づきました。 通りから見るとカウンターがあって落ち着いた雰囲気のバーのようです。 入ってみると驚きました。カウンターの内側にグランドピアノが! お店から掲載許可をいただきましたので、写真など素材とともにやわらかく紹介してみます。 バーですので、ドリンクを楽しんでスナックを 軽くつまむという過ごし方。お店の4名の方々との会話も弾むのです。と、油断しているとカウンターの中

SOLD OUT でも入りたい<Musikhuset Københavns>デンマークでジャズを浴びる7

「デンマークとスウェーデンで北欧ジャズを全身で浴びる旅」をピアニストの視点からレポートする、第7回は Musikhuset Københavns(コペンハーゲン コンサートホール)での Enrico Pieranunzi と Thomas Fonnesbæk  の DUO です。 SOLD OUT でも聞きたかったこのライブ、どうしたら入れてくれるか考えた。そうだ、開演後10分くらいに行ってキャンセルあるかどうか聞いてみよう。ない、と言われるのは覚悟の上。そしたらセカンドま