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UXリサーチ知見まとめ

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UXリサーチの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/page…
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#デザインリサーチ

NotionではじめるUXリサーチリポジトリ構築

こんにちは!NewsPicks プロダクトデザイナーのつづくです! この記事はNewsPicks アドベントカレンダー 2023の24日目の記事です🎄 昨日は崔(ちぇ)さんによるジュニアエンジニアを脱却するための「コンテナ流儀」でした! ちなみに私事ですが、今月はアドベントカレンダーに2つもエントリーしたこともあり、過去最高の投稿頻度となっております🤣 今回は、こちらのブログで少し触れた「Notion上でのUXリサーチリポジトリ構築」に関して、その詳細をご紹介できればと

ユーザリサーチ小噺・対話と実態と抽象と

本記事は、Research Advent Calendar 2023 の17日目の記事です。 過去のユーザインタビューにて「直接対話することの意義」を強く感じるシーンありまして、それについて文章化しておきたいと思います。 対話の中で翻る情報ネットショップ管理ツールについてユーザインタビューをしている時に、以下のようなやりとりがありました。(ユーザの名前を仮にAさんとします。会社員しながら副業でグッズ販売している方です。) ある行動の頻度を問われて「ほとんどやってない」と

UXリサーチモメンタムを止めない“Working Out Loud”を意識した取り組み

こんにちは!NewsPicks プロダクトデザイナーのつづくです! 2023年ももう年の瀬。1年間って本当にあっという間ですね。とはいえこの1年間は自分にとってかなり大きなキャリアの分岐点になりました。 というのも、2016年に新卒入社して以来、「プロダクトデザイナー」や「UI/UXデザイナー」など、デザイナーとしてキャリアを築いてきましたが、今年から新たに、UXリサーチをメインに取り組む立場にシフトしていきました。 また、組織の建付けとしてもUX Research

ペパボ全事業部のリサーチ文化を推進したくて。Research Portalつくりました。

🙋‍♀️ 自己紹介このページを開いていただき、ありがとうございます🥳 GMOペパボ EC事業部 カラーミーショップを担当しているまあやと申します。 ペパボには「デザイナーのスキルエリアシステム」がありまして、私はプロダクトデザイナーとしてリサーチを選択しています🫰 弊社は「リサーチャー」という職種ではなく、デザイナーやディレクターが中心となって、リサーチをしています🤝 🛣️ Research Portalを作るまでの道のり「先にResearch Portalの中身見たいよ

人類学的なデザイン

Spectrum Tokyo Fest 2023にて、「人類学的なデザイン」というタイトルで登壇させていただきました。 近年、人類学とデザインの領域がより近接しています。他者を知ることを通して、翻って自分を深く知る。そのような人類学的な態度を組織にデザインする実践について、提供開始から1年弱で発行枚数200万枚を突破し、グッドデザイン賞も受賞した「メルカード」のデザインプロセスと、お客さまを知るために毎週実施している「Research Hour」の取り組みを事例に紹介しまし

初心者必見!明日から使える、ユーザーインタビューで深掘りをするためのTips大全

こんにちは!PdMをしているめーら(@mela_dayo)です。 前回の記事では、リサーチを社内に浸透させるために取り組んだことを説明しました。 今回は実践編として、ユーザーインタビューで的確なヒアリングをするためのTipsをご紹介します。 🦔 🦔 🦔 協力者にありのまま話してもらうためのコツインタビューは協力者のありのままの声を集めることが目的です。そのためには相手と打ち解けることが大切。 そこで、下記4つのことを心がけてインタビューに臨んでみましょう。 詳しく一つず

強固なリサーチ基盤をつくるためにPdMの私が社内で取り組んだこと

こんにちは!TimeTreeでPdMをしているめーら(@mela_dayo)です。 前回の記事では、PdMの私がなぜリサーチに力を入れているのかを説明しました。 今回は準備編として、リサーチを社内に浸透させるために取り組んだことを書いてみようと思います。 💘 💘 💘 どうして強固なリサーチ文化の土台が必要なの?突然ですが問題です!!リサーチを実践するにあたって社内での基盤づくりが必要な理由はなんでしょうか? ここだけの話、文化の土台づくりってかなり骨が折れますよね。一人

速を出すUXリサーチ(社内リサーチ編)

こんにちは、GMOペパボ株式会社でデザインとUXリサーチをしている うえだです。 これまでホスティングサービスのデザインを主に担ってきましたが、今年に入ってからUXリサーチが組織的に求められる機運が高まってきました 🙌 業務でリサーチに着手しながら、いろんな壁にぶつかっています。そのうちの一つがスピード感。 「リサーチって時間かかるんでしょう」という認識は、誰もが一度は抱いたことがあるのではないでしょうか。「効果があるのは分かるけど、時間がかかるのはねぇ…」というのは私も

UXリサーチをやるかどうかの判断軸

「とりあえずユーザーにインタビューしてみよう!」と勢いで調査を始め、結果的には「ふ〜んそうなんだ〜」という感想で終わってしまった経験のある方、いらっしゃるのではないでしょうか。 あくまでリサーチは手段!と頭ではわかっているはずなのに、ついインタビューをしたい気持ちが先走って、その先の活用が疎かになってしまう。(昔の僕です) 今はリサーチが目的にならないよう、事前に調査の目的や、調査結果を誰がどう活用するのか?を整理するようにしています。 時には「そもそもこの課題はリサーチ

まずは試しにやってみよう、初めてのUXリサーチ!

ご無沙汰しています。SOMPOの片山です。 新規サービス開発で、PdMやUXデザイナーとして働いています。 UXリサーチって難しかったり、お金がないとできないイメージがあったりしますか? 実際はそんなことはないです。最低限気をつけることを気をつけて行えば、自前で行ってもかなり有益なことを得られます。 何よりも、まずは小さく早くリサーチをやってみてユーザーを知り、それをサービス開発に反映する。というサイクルを回し始めることが大切です。 そこで、今回はUXリサーチャーが居な