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プロダクトデザイン知見まとめ

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プロダクトデザイン・UI/UX・UXライティングなどの知見をまとめていくマガジンです!noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio… もっと読む
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2023年12月の記事一覧

【海外記事】2024年版 UX/UIデザイントレンド2

本日もこちらの記事を読んでみます。なお、画像なども以下から引用しています。 前回はBentoデザインや、ついに来年きそうなAR/VRの話題が取り上げられていました。 今回はまた別のトピックが取り上げられていますので見ていきたいと思います。長い上に地味に英文が難しく読解に時間がかかってしまいますが、頑張って読み進めます。 本日もよろしくお願いいたします。 誰でもアニメが作れる!新しいトレンドはたいてい新しい技術がより広く利用できるようになった時点で生まれます。 これはL

『注文』『注文する』ボタンにするならどっち?——インターフェースのボタン名を考える上で気をつけるべきこと

操作に迷わない、使いやすいアプリ・システムをデザインする上で、「インターフェースに添える言葉を「分かりやすく」表現することは重要です。適切な箇所で、適切なラベルを添えることは、ユーザーがアプリ・システムを使いこなすための大きな手助けになります。 特に、スマートフォンのように表示領域が小さなデバイスだと、あまり長い言葉を配置することができない、という制限があります。そのためボタンの名前は、できるだけ短く、そして一瞬で伝わる言葉にすることが求められます。 ボタンの名前は、できる

UIのビジュアル(見た目)にブランドパーソナリティを落とし込む

こんにちは。GoodpatchのUIデザイナーの平尾です。 今回は自分が普段の業務の中で「どのようにUIのビジュアル(見た目)にブランドパーソナリティを落とし込んでいるか」をまとめてみました🎨 🎄この記事はGoodpatch Design Advent Calendar 2023 20日目の記事です。 1. ブランドパーソナリティにおける印象を定義するまず、ブランドパーソナリティ(そのブランドを人に例えたときにどのような人格を持っているのか)において、そのブランドと接し

ユーザーストーリー起点のUIデザインに潜む罠 ~モーダルな機能の実装を防ぐ~

こちらはSaaS Designer Advent Calendar 2023 18日目の記事です。 他の方の記事も是非見ていってください! こんにちは、株式会社アトラエのデザイナー、おおもりです。 組織力向上のためのSaaSプロダクト、Wevoxのデザインをメインに行なっています。 本記事では、問い合わせからユーザーストーリーを作成し、機能開発に落とし込む際に潜む落とし穴についてご紹介できればと思います。 ユーザーストーリーの概要本題に入る前に、ユーザーストーリーについて

デザイン仕様が伝わるFigmaのデザインの作り方

FigmaでUIデザインをおこし、それを実装する人にハンドオフ(デザインデータを共有する)ときに、どのようなことに気をつけると良いかを書いてみます。多くの方がこの手の「実装者にやさしいデザインデータの作り方」のような記事を書いてくれていると思いますが、この記事ではFigmaに特化した内容となります。 Frame + Auto Layoutで構造的につくる実装を意識したデザインにおいては「構造化」というのは重要なポイントです。下記に並んでいるヘッダーは一見どちらも同じものです

4年間、7色だけでUIをデザインし続けた話

2019年にフリーランスとして独立した時すぐに声をかけていただいて、そこからずっとUIデザイナーとして関わってきた株式会社FLINTERSが今年で設立10周年なんだそうです。それを記念して、なんとメンバーでリレーしながら133日間ブログを書き続けるチャレンジに挑戦中とのこと。今回はその101日目の記事となります。 漫画アプリ「GANMA!」僕が関わっているのはGANMA!のスマホアプリです。iOS向けとAndroid向けがあり、その両方のデザインを担当しています。 オリジナ

一人目デザイナーのタスクの洗い出し方とまとめ

「デザイン経営」というパワーワードが浸透しつつある昨今、経営と現場の橋渡し的存在である一人目デザイナーもしくはデザインマネージャーたちも重要であると言わざるを得ません。 しかし企業側の期待が膨れ上がっているゆえか、入社してみるとデザインのデザインをしなければパフォーマンスを発揮できない会社も多いのかなと思います。またそのようなポジションは責任の重さやデザインを極めたいという個人の欲望と相反するため敬遠している方も多いのではないでしょうか。 また幸か不幸か一人目デザイナーに

チーム加入後、良いスタートダッシュを切るために意識したい2つのこと

この記事は、root Design Advent Calendar 2023 の12月12日分の記事です。 こんにちは、辻と申します。私は現在青果卸売業を営む会社で経営補助をしながら、フリーランスのデザイナーとして活動しています。 その活動の一環として、ルート社でパートナーという形でリードデザイナーを担っています。 この記事では、僕が普段新しい会社や新しいプロジェクトに関わり始めるときに、どんなことに気をつけながらスタートを切るのかを、これまでの経験に加え、ルート社が実践

プロダクトのために、自分自身の意志を育てる | Design Journal vol.27

この記事のサマリ2023年12月3日に開催された、Spectrum Tokyo Festival 2023 の登壇内容をもとに、タイトルや内容を一部変更しまとめたものです。 クライアントワークでいろんなデザインに関わってきたキャリアを経て、6月からSTUDIOで働きはじめ、 デザインにおいて大切にしたい軸が変わってきました。 ユーザーのためのプロダクトなのに、なぜ意志が必要なのか、そしてその意志を育てていくにはどうすればいいのか、を自分の経験を交えながら紹介しています。