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AI×デザイン知見まとめ

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AI×デザインの知見をまとめていくマガジンです。noteではプロダクトデザイナーを募集しています→https://open.talentio.com/r/1/c/note/pag… もっと読む
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#ChatGPT

生成AIの進化によって「デザインの単位」が変わり、「顧客体験の構造」も変化する

生成AIの発展によって、インターフェースやインタラクションは大きく変化するだろう。 その結果、ユーザー体験(UX)の在り方そのものも大きく変わっていくはずだ。 現在予約販売中の拙著「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」では、そんなユーザー体験それ自体の変化についても1章を割いて解説しているが、本noteではその中から1つの変化をピックアップして紹介したい。 デザインの単位が "User" から "You" へ変わる「ユーザー体験」「ユーザー中心デザイン」「ユーザ

デザイナーにおすすめ!AIツール7選(UXデザイン編)

こんにちは! Sun*デザインチームです。 2023年はChatGPTをはじめ、一気に生成AIを活用したツールが登場した一年になりました。2024年は、さらにAIとの向き合い方を問われる一年になると考えます。そうしたAIの台頭は私たちデザイナーの仕事・働き方を大きく変えることになるでしょう。 そこで今回はデザイン業務に活用できるAIツールを2回に分けてご紹介します。1回目はUXデザイン編を、2回目はUIデザイン・グラフィックデザイン編をお届けします。この記事はUXデザイン

Feedly + ChatGPTで、毎朝 自分専用のポッドキャストを自動生成する仕組みを作った

昨年こんな記事を書きました。 毎朝、デザイン系の英語記事を10件ほどおすすめしてくれるSlackボットです。このボットは現在も問題なく稼働し続けていますが、毎朝のニュースは文字で読むよりも音声として聞いたほうが負担が少なく続けられそうです。 そこで、このSlackボットを拡張して、毎朝デザインニュースのポッドキャストを自動生成する仕組みを作ることにしました。 成果物はじめに成果物について。完成したポッドキャストは毎朝SpotifyとApple Podcastで配信してい

生成AIだけでWebサイトの戦略からUIデザイン、公開まで1日でやってみた

こんにちは、オランダ在住のサービスデザイナーASAKO (あさこ) です。 私は生成AIによって変わる新しいデザインプロセスにとても興味があるので、日々さまざまな生成AIで実験をしています。 今日はWebサイト制作の全てを生成AIで実行し、爆速の1日でWebサイト公開までやってみた方法をご紹介したいと思います! 完成したWebサイト 今回作ったWebサイトはこちらです!ちなみに、ロゴすらなかったところからはじめました(笑)ロゴも、トップの動画も、レスポンシブ対応のレイアウ

2024年、生成AIコトハジメ 〜生成AI元年を振り返る〜

2024年、明けましておめでとうございます。 生成AIスタートアップAlgomaticを時代を代表する企業にするべく働いてる大田です。 本年もどうぞよろしくお願いいたします! 2023年開始時には生成AIについて何も知らなかったのに、1年でどっぷりはまり込んで、更には転職までして、そして未だに毎日wowなニュースに出会えて僥倖な日々です。 最近はLLMネイティブな体験設計に試行錯誤しておりまして・・・。 THE GUILDの深津さんはイベントでトイレ行くたびにトイレットペー

ChatGPTをフル活用したUI勉強会!プロンプトも大公開

はじめにこんにちは!つむです🐈 8月より社内で実施するchatGPTをフル活用したUI勉強会を実施しています📚 開催までの背景や内容決定までのプロセス、プログラムをご紹介します🚩 使用するペルソナ・ユーザーストーリー・情報アーキテクチャ図を生成するプロンプトも公開しますのでぜひご覧ください✨ 自己紹介 2022年KDDIにUXデザインコースで新卒入社(KDDIアジャイル開発センターに兼務出向中) auショップ向けDX施策やワーケーション施設検索サービス「タビトシゴト」など

生成AIサービスのUXデザインにおけるベストプラクティス | 豊富な実例付き

国内でも生成AIを使ったプロダクトづくりに取り組む企業は増えていますが、ユーザー体験の正解はまだほとんど体系化されていません。 そのため、サービスの実例を掲載しながら「生成AIサービスにおけるUXデザインのベストプラクティス」についてまとめました。 何でもかんでもチャットUIにしない Webサイトノーコード制作サービス「Wix」のAI機能は、テキストや画像など編集したい箇所をクリックした際にAI機能のボタンが出現する。 このように、制作系のサービスにおいて生成AI機能を

プロンプト・デザインとは何なのか。

※記事内に“デザイン”に関連した言葉が便宜上多くでてきますが、むしろデザイナー以外の方に最後まで読んでいただけると嬉しいです。 一歩踏み出せば誰でもプロンプト・デザイナーに なりうる理由も書いております。 (English original text is below) 🇯🇵日本語訳プロンプト・デザイン - エクスペリエンス・デザインへの新しいアプローチ- 皆さん、こんばんは。今日は、エクスペリエンス・デザインにおける新しいアプローチであるプロンプト・デザインについ

ChatGPTを活用したUX UIデザイン25の方法を試してみた

こんにちは、丸山潤です。AI技術は日々進化し続け、UX UIデザインの世界にも新たな可能性をもたらしています。今回は、その中でも注目のAI技術であるChatGPTを活用したUX UIデザインについて、海外の事例を参考にお話ししたいと思います。 まずはじめに、ChatGPTがどのようにデザインプロセスを効率化し、作業の生産性や品質を向上させるのかを解説します。その後、今後のUX UIデザインにおいてAI技術が果たす役割や、どのような視点で取り組むべきかについて考察していきまし

AI時代との向き合い方

更新履歴 ☑️第2波 合成AI、ブレインマシーンインターフェースの内容を追加(NEW) ☑️「AI時代の価値曲線」、新インターフェースの内容を追加 ☑️ChatGPT「プラグインプラットフォーム」で世界変革が始まった内容を追加 この記事は、こんな人におすすめ はじめにAIの技術進化は目覚ましく、どのようなツールを導入すればいいのか分からないという声をよく聞きます。 この技術革新はほぼ全人類に影響力があり、私たちの生活行動変容が起きていくのも、案外もうすぐなのかもしれま

生成AIは今までのAIと何が違うのか?なぜいま盛り上がっているのか?

世界中で大きな盛り上がりを見せる「生成AI」。 生成AIを活用したChatGPTが史上最速で月間ユーザー数1億人を突破し、TIME誌の表紙を飾ったことは、その勢いを象徴する出来事だろう。 だが、ここで以下の2つの問いが浮かぶ。 生成AIは今までのAIと明確に何がちがうのか? なぜ今このタイミングで生成AIがここまで盛り上がっているのだろうか? この記事では上記2つの問いを海外のいくつかの記事を参考にしつつ解説していく。 生成AIと今までのAI技術との関係性まず生成

デザイナーがChatGPTに指示されながらECサイトデザインをしてみる実験 | Design Journal vol.25

これはなに?昨年末にOpenAIがリリースしたチャット型AIの「ChatGPT」と一緒にデザインしていくプロセスで、実際にどんなことができるか?を実験してみたnoteです。 前提と注意点 🚨まずこのnoteの趣旨は「これらが実用的にデザイン制作に使える!」といったものではありません。 どちらかというと遊びに近く、実験的に行ったもので、結論から言うと現時点では実用的に使える要素はまだ少ないかなと思います。 また、前提として私はまだまだAIやChatGPTについて詳しいわけで