![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110296227/rectangle_large_type_2_47f0607236f10bbf8c642f3dc7cccd5d.jpg?width=800)
【読書】「言葉を植えた人」若松 英輔(著)
著者に影響を与えた人物の言葉を拾いつつ、言葉の本質へと迫るエッセイ集。
人は暗闇にあるとき、言葉を求める。
たった一つの言葉が自分の心を照らし、明日への生命を与える。
そんな経験をした人も少なくないだろう。
私も、自分を根底から支える言葉を植え育んでもいい歳になった。だがそれは、頭だけで考えたところで見つかるものではない。
己の墓標に刻む一語を、残りの生涯で見つけること。
それが生きるということなのかもしれない。
“世界は「言葉」と「命」のはたらきによって存在している。さらにいえば、万物は「言葉」と「命」によって生かされている。それが大峯にとっての叡智の原点であり、究極点でもあった。”本文より
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?