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【読書】「フリーライターとして稼いでいく方法、教えます。」肥沼 和之(著)

ライターとして生きていく方法を何一つ知らなかった著者が、年収800万円のライターになるまでの道のりを紹介した一冊。


人が自分自身について語る時、なるべく自分の良い面だけを見せようとする。相手に良い印象を持って欲しいからだ。だが本書では「取材をすっぽかした話」や「上手なインタビューができなかった話」等の失敗体験についても赤裸々に語られている。


著者は失敗を通して自分と向き合うことで、苦い経験を将来への糧にした。事実、インタビューでは失敗から独自のスタイルを築いている。それこそが著者の言う「泥臭さ」にほかならない。「失敗を糧にする力」というのも、ライターとして欠かすことのできない素質であるように思えた。

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