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【読書】「若き詩人への手紙 若き女性への手紙」リルケ(著)

リルケが悩める若き詩人に送った書簡集。
自分の作品に自信が持てない青年に対し、リルケは詩人としての構えを説く。自分の作品への評価を他人に求めるよりも、詩をどうしても書かねばならない理由を深くさぐりなさい。根拠を見つけるために、自らの内へ入りなさい。と幼い芽を自ら摘んでしまいそうな青年に、共感ある助言を送っている。

何者でもない自分が、何者かであることの必然性を見いだすことは容易ではない。だが、まさにそれこそが表現者としての素地をつくるのだと言える。

これまで何度も読んできましたが、繰り返し読みたいとさらに強く思いました。

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