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【読書】「考えるとはどういうことか」梶谷 真司(著)
死ぬまで考える人間でありたい。
以前からそんな願望を抱いていたわけだが、そのためにはそもそも考えるとはどういうことなのかを整理する必要がある。考えはじめる前に、何を考えの名で呼んでいるのか。それを明らかにするために、本書を開くことにした。
考えるためには何が必要か。論理的思考だろうか。あるいは問いだろうか。もちろんそれもあるだろう。だが、そもそも言葉がなければ「考える」ははじまらない。なぜなら、考えは目に見えないからだ。目に見えぬ考えに、形を与えていく営みが必要なのである。つまり、「書く」「話す」だ。そして、その裏には「読む」「聞く」が含まれている。
人間には、「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの言語能力がある。これらを常に磨き、点検しておくこと。それができてはじめて「考える土俵」に立てるのだろう。
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