マガジンのカバー画像

一旦読み終えた本

134
読んだ本についての感想を記録しています。
運営しているクリエイター

#池田晶子

【読書】「あたりまえなことばかり」池田 晶子(著)

池田晶子の哲学エッセイ。 プラトンの著書を読んだ甲斐あってか、以前より内容がわかり始めて…

中島 大知
4か月前
7

【読書】「私とは何か さて死んだのは誰か」池田 晶子(著)

私とは何か。 ほとんどの人は、自分のことを肉体であると考える。 しかし、それは本当だろう…

中島 大知
9か月前
8

【読書】「パイドロス」プラトン(著)

小林秀雄や池田晶子が愛読した「パイドロス」。 本の内容は、高名の弁論家リュシアスに心酔す…

中島 大知
10か月前
6

【読書】「人生のほんとう」池田 晶子(著)

「人生を考える」という六回の講義のなかで、著者が語った内容をまとめたもの。 人生を考える…

中島 大知
11か月前
6

【読書】「死と生きる 獄中哲学対話」池田晶子(著) ,睦田真志(著)

殺人事件で死刑判決を受けた睦田真志と哲学者・池田晶子による往復書簡。 睦田は、逮捕され、…

中島 大知
1年前
7

【読書】「残酷人生論」池田 晶子(著)

タイトルに「人生論」とあるが、世渡り術を述べたものではない。これは「考える書」である。 …

中島 大知
1年前
5

【読書】「暮らしの哲学」池田 晶子(著)

池田さんが亡くなる最後の一年に書かれた本。 さすが哲学者池田晶子。迫り来る死の訪れを予感しつつも、そこに悲壮感はない。 以前読んだ「無敵のソクラテス」もよかったが、本書はまたさらにいい。特に文体が美しく、心が癒される。放たれる言葉の切れ味は、相変わらず鋭いけれど。 乾いた身体が水を求めるように、心もまた言葉を求める。いや実際は、その奥にある意味を求めている。意味が心を癒すならば、心より意味のほうがより優れていると言える。 恐らく池田さんは、そのことを知っていたのではな

【読書】「14歳の君へ」池田 晶子(著)

人には2通りの生き方がある。「考えない生き方」と「考える生き方」である。考えない生き方は…

中島 大知
1年前
5

【読書】「人間自身 考えることに終わりなく」池田 晶子(著)

池田さんと一緒にあれこれを考えていくのは、本当に面白い。もちろん、分からないことも多々あ…

中島 大知
1年前
3

【読書】「無敵のソクラテス」池田 晶子(著)

哲学の巫女、池田晶子の哲学エッセイ。 哲学というと難解な用語が多く、ごく限られた人のみに…

中島 大知
1年前
7