猫のお告げは樹の下で【青山美智子】
「自分のスペースが狭いなんて、どうしてわかるんですか。あなたがそう決めてしまっているだけではないですか。誰もそう言っていないのに」
「では、まずその思い込みのブロックから捨てましょうか」
「こうに決まっているっていうのを外すんです。決まってるって思ってしまったときには、上書きしてみてください。何も決まっていないと」
「すべては、今からです」
"私は本当にいつもいつも、だめだっていう思い込みのブロックを自分にかけていた。何も決まっていない、何も。私は顔を上げた。"
"仕事ぎちぎちだと自分を見失うね。……余白がないとダメだな、やっぱ"
物語の登場人物の悩みが消えていく。
神社が舞台なだけに気持ちもスーってする。
ほんとうにおすすめの本
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?