和食の風神雷神
和食界の2人の神様の味覚がキョーレツな味覚世界を作り上げたお話。
66日ライティングマラソン。26日目。
本日のメニュー
穴子海老天丼、鶏焼き治部煮、味噌汁。
今日は読み通りの味覚がゲットできたのと、メニュー内容も偶然にもサイコーだったことから超絶幸せなお昼タイムを過ごせました。
今日は気づき満載だったのでそちらをメインに記録。
神がかる条件その1 ~メニューの完成度が高い~
誤解なきよう断っておきますが高級店ではなく単なる定食屋です。ですからコスパ的に味覚はそれなりです。
しかし味覚って面白くて、安いメニューでも味わう方が意識を高く持てたら不思議と高級な味覚に変貌させることができます。なにごとも食べる側の気持ち次第^^。
で、そんな穴子海老天丼には、穴子、海老、オクラ、なすび、カボチャ、レンコンが入っていて、甘い醤油ダレがかかっている。これも予測通りの味覚。タレが甘めかどうかは普段通っている店でないとなかなか見抜けません。
また付け合わせの鶏焼き治部煮。こちらは焼いた鶏を甘辛く煮たもので、鶏、いんげん、シイタケ、ニンジン、大根が入っています。どれもよく煮られて濃い味でおいしい。そしてこちらは塩味が強い醤油味でした。
味噌汁くんは言わずもがな、いつもの安定した力を持った万能の味です。
神がかる条件その2 ~全方位サイコーの味覚~
個々の完成度が高いメニューが揃い、味覚の条件が整ったら神が降臨しました。
降臨した神は和食界の風神雷神みたいなヤツ^^。
あ、この神は、別に何かと何かの食べ合わせがサイコー!っていうことではありません。
食べ合わせは何と何を食べてもサイコーだったんです。ですから何を試そうとも失敗がない世界。つまりこれだけでも神の世界なのですが、それ以上に神がかった味覚の世界を体験しました。
醤油の甘さと塩辛さが織りなす魅惑の世界
この章タイトルだけでよだれ🤤でませんか?(笑)
天丼の甘いタレと鶏治部煮の塩辛いタレ(両方醤油ベースであることが必須)。この2つを交互に食すことによって、口内で味覚リセットが繰り返され、味覚リセット時のえぐみ?みたいな違和感を味噌汁がやさしい旨味+塩分で中和し、ずっと口内でHeavenが続くという。
たかが昼ご飯でこんな体験いかがでしょうか?^^。みなさまも条件さえそろえばできます。
醤油ベースという和食の基本の上に、甘さと塩辛さを交互に出すことで食べる満足度を上げるという高等技術(言い過ぎかw)。これはもう和食の醍醐味といってもいいのかもしれないです(勝手に思ってるだけw)。
風神雷神は味噌汁の消失と共に消える
そして降臨した神達は、仲介してくれている味噌汁くんがなくなるのに合わせて消えてきます。
口内に残るのはほわっとした満足感と、もう食べなくてもいいやという満腹感。口直しのお菓子やコーヒーさえ必要と思わない。
あの神はなんだったんだ・・・?というほわっと感を残して消えていった風神雷神にまた会えるのは、甘いタレ+塩辛いタレ+うまい味噌汁、そしてそれらを含む完成されたメニューが口内で出会うときだ。
さらば、風神雷神、ありがとう、風神雷神。また会おうぜ。
さぁ、あしたは何を試そうか。
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