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ヘルパーくんに何を期待するか

中華と和食のあん対決の半ばで気づいたヘルパーメニューに期待する味覚のお話。

66日ライティングマラソン。23日目。

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本日のメニュー

麻婆ラーメン、カツとじ。仕事で昼休みが押したので選択肢は少な目。でもやってみたかったことが今日もできる。

毎回思うのですが、食べれるメニューを前にあれこれ考えながら脳内シミュレーションできることはほんとうに幸せだなぁと感じます。今日やってみたかったのは、麻婆のとろみとかつどじのとろみを対決させたらどうなるのか?非常に興味がありました。

勝負はお預け でも 新たな気づきが・・・

今日のメニューが麻婆丼だったらできたのかもしれません。しかし今日のは麻婆ラーメンなので麺の湯切りがあまく、途中から麻婆ソースが薄まってしまった(笑)。

でも最初の数口はカツとじのあんと対決できましたよ。勝負の結果までは至りませんでしたが、意外と合う^^。この対決はリベンジ確定だな。

で、余分な水分で薄まってしまった麻婆ラーメン。今日は対決相手としてカツとじがいる。もちろんカツとじにヘルパーとして登場してもらいました。

期待する味覚の傾向

人間の味覚も五感の一つ。

ならば他の感覚と同じく、過度なもの・不足のものがあればそれを打ち消す・増幅する方向に働くに違いない。

例えば辛味が強い味覚に対してヘルパーに期待するのは、
・辛味の打ち消し
・辛味の中和
・辛味を別の味覚に変化
など。

今回は薄まった麻婆ラーメンなので、👆の通りに考えたら、塩味の補完のはず。

はい、自分の味覚の感覚もそれと同じでした。塩味を求めてカツとじのあんに期待したわけです。

期待の結果得られた味覚

結論を言えば、期待した塩味の補完はかないました。

ただカツとじだったからか、塩味以上のプラスアルファの味覚も得れたのです。味覚分析からすると、カツとじは「甘味+うま味+メイラード+塩味+醤油」でしょうか。

この中で塩味は自分がヘルパーに求めていたもの。ところがカツとじくんは、それ以外の全ての味覚をミックスして、より塩味が引き立つような味覚を返してくれたのです。

これは衝撃的でした。何がって?

だって、調味料で塩を足しても、もしくは醤油を足しても、よかったわけです。でもそれをヘルパーメニューという完成されたものに任せて足りない味覚を補完すると、その時自分が求めている味覚とその周辺の味覚?までをも得ることができる。これは食べるという行為としてはとても魅力的です。

カツとじが含む味覚は👆で分析した通り変化なしですが、口内でヘルパーとして機能するカツとじの魅力は、ヘルパーが足りない味覚を求められたとき、足りない味覚に合わせて自動的に角が立つ味覚を選んで返してきてくれてるのではないかと。。(実際は感覚なので受け取る側での知覚のはずですが、ヘルパーとして相手に求めている立場から書いてます)。

調味料ではなく調味役のメニューを選ぶこと

これは単に調味料をかける行為とはまったく違います。

その時のメニューを見て味わえる味覚を予想し、
味わえないだろう味覚を分析し、
それを補うための調味料ではなくメニューを選択する

これが出来るようになれば、いつ・どんな食事をしようとするときでも、味覚を満足できて心も満足できる食事ができると思います。

難しいけどね~(笑)。でもこれは追い続けていこう。生きるための力の一つだ。

さぁ、あしたは何を試そうか。

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