ゴージャス★文系宣言！

「文系」のプレゼンスの低下

　今日は、広義の「文系」のすべての人（また、自身の好きなことで生きていきたいと考えている人）にお伝えしたい、とってもゴージャスな、とある戦略についてお話ししたいと思います。

　このお話の背景としてあるのは、なんといっても、現代における「文系」のプレゼンスの低さです。巷でもよく話題になりますよね。「文系なんて役に立たない！」とか、「文系なんて必要ない！」なーんて言われ、ナメられ、蔑まれ…。
　あなたもありませんか？　「文系」の人がほとんどいないような空間に放り出されてしまい、かなり肩身が狭い思いをした経験が。

3つの戦略とその問題点

　このような状況・問題に対して、私は長年、どうしたものか…と、悩み続けてきました。これをなんとかしたいと思い、まずは、他の「文系」の人はどういう戦略を採っているのだろうと調べてみることに。
　その結果判明したのは、他の「文系」の人が採っている戦略というのは、大体、3つの戦略しかない…ということでした。

　その「3つの戦略」というのは、まず、(1)役に立たないから良いのだ、と開き直る路線。そして、(2)理系と共闘できるのだ、という路線。最後に、(3)人文知・教養はビジネスに役立つのだと素朴に考える路線。

　……なんということでしょう。

　私の好きな言葉は、「ゴージャス」「エレガンス」「ギラギラ」の３つなのですが、その言葉に相応しい路線が一つもありません。どの戦略も、なんだかジメジメとしています。はてさて……。　私は途方に暮れていました。

ゴージャスな戦略の提案

　…と、そんなこんなで今年の４月になっていました。そのように途方に暮れながら、今年度のとある研究費の執行計画に関する書類を作成していて、ふと、気がついたのです。