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18. 留学日記┊︎病院

ドイツにきて8ヶ月…とうとう病院のお世話になりました。

何故病院に?

理由はドジです🤦‍♀️
家で急いで掃除をしていたらバッグに足の親指をひっかけて転んだのですが痛みが引かず…合わせや練習を終えて家に帰って見たら指が紅芋タルト色に。次の日は腫れて痛みも強くなりヒビがはいったのではないかと心配になりました。

ほんとーうに痛くて歩けなくて病院もどこに行けば良いのかわからず不安は増すばかり。
今回は周りにいる心優しい人達に助けられました。
会ったこともない私を車で病院で送り予約の手続きをして帰りも迎えに来てくださった方、またその方を紹介してくれた友人、長い待ち時間を一緒に過ごしてくれた友人や優しい言葉をかけてくれた皆…レッスン室から別の建物まで送って下さった室内楽の先生や情報を送って下さったピアノの教授…
怖すぎて痛すぎて周りを沢山巻き込んだのに結果的に酷い打撲でヒビは入っておらず逆に申し訳ない気持ちに😔
周りに支えられて留学生活を送っているなと改めて感じる日でした。
ほんとーうに申し訳ない&ありがとうございました…!!泣

実際ドイツの病院はどんな感じ?

私はこの日整形外科の診療所2件に電話をかけましたが、1件は休み、もう1件は登録していないから見れませんとのことでした。
そこでデトモルトで多分1番大きいKlinikum Lippe(総合病院)のNotfalldienst(緊急治療部門)に行くことに。
どうしても休めないレッスンがあり18時頃に病院へ行きました。
まず入口入ってすぐの受付で症状の説明と電話番号、名前を伝え保険証を機械にかざしました。そして待合室で呼ばれるまで待つという流れでした。
日本の病院のように番号札や何人待っているか等がわかるシステム等はありません。
2時間経っても待合室のメンバーが変わらず不安を募らせていると隣からこんな会話が…

👨🏻 君ら何時間待ってるの
👱🏻‍♂️👨🏻‍🦱 僕らは3時間待ってるんダ

…。そうですドイツの病院…とても待ちます。
その1時間半後

フラウヨシダパティェント(激速)
と呼ばれました…

放送が速すぎてドイツ人でも名前が聞き取れていませんでしたが吉田というカクカクした名字のおかげで聞き取ることができました。笑
待ち始めて3時間半後のことでした。

呼ばれる時は何人かまとめて呼ばれ、1人ずつ別々の部屋に入りベッドの上で待たされます。
そうです。呼ばれてもなお待ちます。
しばらくすると医者がきて症状を聞き触診した後、私の場合はレントゲン撮影をするとのことで待つように指示をされました。
そしてそしてまたまた待って撮影をしもとの部屋に戻りまたまたまたまたベッドの上で20分位待ちました。そして最初の医者が来て骨は折れてなかったよ!よく冷やして安静にしてネ!悪くなったら診療所に行くように。早く良くなってね!!

ん。く、薬は?し、湿布…湿布は!?

流石ドイツ。自然治癒方針。
決して大袈裟に言っている訳ではなく本当に痛いし指はど紫💜なのに無処方無処置…支払いは0円だったし骨は折れてないと確認できただけで安心したけれども日本との違いに驚かされました。

そして全部を終えたのは23時過ぎ…5時間以上…長丁場。

富士フイルム

1つ注意しなければならないというか本当に申し訳なかったのが、ドイツ語が心配だからという理由で友人に付いてきてもらい更には一緒に待っていてくれたのに診察室には病人本人しか入れなかったということ泣泣泣
本当に申し訳なかった…デトモルト在住の皆様診察は1人で受けることになりますので要注意⚠️

Hausarzt等他の方法もあるようなのでそちらもわかり次第シェアできたらと思いますが、今回は夜間に行けるデトモルトの病院の様子でした。

ちなみに待合室には割高な飲み物とお菓子の自動販売機があります。待ち時間がかなり長いので売上良さそうだなぁと思って見ていました。

それではTschüss👋


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