愛を待つ大人

  • 俺と元カノは、

  • 支え合えられない関係だった

  • あなたは、

  • 別れる理由として、

  • 価値観が違うって言ってたね

  • そうだ

  • 価値観が違うんだ

  • 俺は、

  • 弱音も吐ける

  • 弱音を受け止める

  • そんな関係が欲しかった

  • パートナーと支え合える関係が欲しかった

  • いつの日か、

  • 元カノは、

  • 俺の弱音を拒絶した

  • 馬鹿馬鹿しいと拒絶した

  • その時点で、

  • 俺たちの関係は破綻していたんだ

元カノと俺は似ている

  • 元カノは、

  • 大学時代以外、

  • ずっと実家で暮らしていた

  • 家族から無償の愛を与えられて生きてきた

  • だから、

  • 自分から無償の愛を与える機会はなかった

  • 俺もそうだ

  • 大学卒業して

  • 地元で就職して

  • 家族から無償の愛を与えられて生きてきた

  • 俺も同じだ

  • 自分から無償の愛を与える姿勢がなかった

  • 俺と元カノは、似ている

  • お互いに、

  • 他者に強い興味を持たない

  • 他者に無償の愛を与えない

  • そして、

  • 互いに与えられる事を待っていた

  • 受け身だった

  • 俺たちは似たもの同士だった

  • だから、

  • 俺は元カノに惹かれた

  • だからこそ俺たちは、

  • 別れる道しかなかった

  • 与えられる事を互いに待つのでは、

  • 何も変わらない

  • むしろ、

  • 他者が積極的になること、

  • 他者が私に愛を与えること、

  • 期待してしまう

  • そして、

  • 期待が果たされないと、

  • 一方的に他者に失望する

  • 俺たちは、

  • 互いに失望していた

  • それでも俺は、

  • 元カノが欲しかった

  • 自分には、元カノ以外にないと思ってたから

  • 元カノを求めた

俺の過ち

  • しかし、

  • 受け身でいることは、

  • 間違いだと気付けた

  • 精神疾患と気付き、

  • 元カノと別れ、

  • 現状の自分に苦しみ、

  • 辿り着いた

  • 人は社会的な動物だと

  • 数ヶ月間、

  • 俺は多くの人と

  • 出会い、

  • 触れ合い、

  • 与えられ、支えられ、

  • 与えてきて、支えて、

  • 人間関係を学習した

  • 今までの遅れを取り戻すが如く

  • 学習した

  • 俺は、

  • 自分の過ちに気付けた

  • 元カノに拒絶され、

  • 自分と向き合い

  • 多くの人に助けられた

  • 認知の歪みを是正する機会を与えられた

  • 元カノは、

  • まだ気付いていない

  • まだ実家に住んでいる

  • 無償の愛を受け続けるだろう

  • 元カノは、

  • 自分の姿勢に気付くことは、

  • あるのだろうか

  • いや、

  • 気付く必要は無いのかもしれない

  • 元カノは可愛いから、

  • 与えてくれる人は、

  • いつか現れるだろう

  • 座して待てば、

  • 承認は与えられる

  • 俺の場合、

  • 座して待っても与えられる人間で無いから

  • 与える人間になる必要があった

  • だから、

  • 強制的に是正する必要があった

  • 必要性が発生したから、是正しただけだ

承認を座して待つ大人

  • 愛、慈悲、承認、なんでも良いが

  • 与えられる事を待っていては、

  • 何も与えられない

  • 与えられる事を待つことは、

  • 相手に行動を期待することになる

  • つまり、

  • 自分の幸福の実現が、相手の行動に依存してしまう

  • 思考せず、行動せず、座して待って、幸福が実現できたら最高だ

  • 自分が行動しなかったら楽だ

  • 子供の頃は、家族が無償の愛を持って、幸福を持ってきた

  • だから、

  • 座して待てば問題なかった

  • しかし、

  • 大人になった今は

  • 座して待つ者に、他者は承認を与えない

  • 自ら与える者に対して、

  • より多くの承認が集まる

アダルトチルドレン

1 自分の考えや行動が「これでいい」との確信が持てない
2 物事を最初から最後までやり遂げることが困難
3 本当のことをいったほうが楽なときでも嘘をつく
4 自分に情け容赦なく批判を下す
5 楽しむことがなかなかできない
6 まじめすぎる
7 親密な関係を持つことが大変難しい
8 自分には、コントロールできないと思われる変化に過剰反応する
9 常に、他人からの肯定や受け入れを求めている
10 自分は、人とは違うといつも感じている
11 常に責任をとりすぎるか、責任をとらなさすぎるかである
12 過剰に忠実である
13 衝動的である。他の行動が可能であると考えずに1つのことに自らを閉じ込める

http://www.yamanashi.med.or.jp/tsuru/onepoint/onepoint17.htm
  • あぁ、

  • 俺はアダルトチルドレンだった

  • 数ヶ月前の俺は、

  • 全ての項目に当てはまる

  • しかし、

  • ようやく気付けた

  • アダルトチルドレンの枠から、

  • 半身程度は、

  • 抜け出してきている

  • 自他の行動に対して、

    • 疑問を持てるようになった

    • 思考するようになった

    • 自信を持てるようになった

    • 正直に間違いを認められるようになった

    • 結果と理由に分解して考えるようになった

    • 責任を分解するようになった

  • 多くの人、

    • 承認を与えられた

    • 承認を与えた

    • 知ってる人と積極的に関わるようになった

    • 知らない人でも、会いに行きたくなった

  • これらの行動は、

  • 元カノに振られたことで、

  • アダルトチルドレンと自覚できた

  • 数ヶ月間の成果だ

  • 元カノは、

  • 気にならなくなってきた

  • 別れた当初は、

  • どうしてるか気になって仕方がなかったのに

  • つまり、

  • 俺の精神は、

  • 他者への過度な依存から

  • 脱却しつつある

  • ただ、

  • 元カノとは友達でもある

  • これからも長い付き合いになるだろう

  • だから、

  • 多くに人に対する姿勢で、

  • 友達として、

  • 元カノには承認を与えよう

アドラー心理学

  • 子供は、

  • 他者からの無償の愛に支えられるべき人間である

  • 無償の愛の環境下において、

  • 他者に与える行為を学ぶ

  • しかし、

  • 大人とは、

  • 積極的に行動し、

  • 他者に無償の愛を与える、人間である

  • 他者に無償の愛を与える、手段を教え学ぶ

  • 子育てにおいて、

  • アドラー心理学が絶賛される理由

  • ようやくわかったよ

  • 子供を無償の愛で包み、

  • 自ら積極的に行動する環境を整える

  • 大人に必要な、長い人生で必要な、

  • 行動姿勢を、哲学を

  • 子供の頃に学習してもらう事なんだ

  • アドラー心理学は、

  • 自身の子供のみならず

  • 周囲の他者にも有効である

  • 身体は大人でも、精神は子供の人は

  • 社会では数多い

  • 完璧な大人なんていない

  • だからこそ私は、

  • アドラー心理学の哲学を持って、

  • 周囲の他者を大人に育てる

  • 私もそうして、

  • 他者に無償の愛を与え続けよう

  • 無償の愛を与えることが

  • 習慣となったら

  • その時にきっと、

  • 素敵なパートナーも見つかるさ

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