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山田玲司のフリーレン魔法万能論が頭悪すぎてわろた

 自分は今更に葬送のフリーレンを読んで、今時こんな古典的な人情ものが若者に受けるんだなあと驚いた。んで、フリーレンを読む前に山田玲司の評価だけ知っていて、自分は当時は作品に興味もないし、山田玲司もいつものテンプレで新しい事を何も言えないくらいの認識だったが、フリーレンを読んだ後に彼の動画を見返すと、彼の頭が化石で笑ってしまった。
 彼は、女神転生を好きな割に魔法を万能と1次元的な評価しか出来ないなんて、彼は女神転生の何から何を学んだんだ? RPGの価値観において魔法とは役割の一つで万能でも何でもないし、フリーレンもまたRPGの価値観に準拠していて万能ではない。RPG的な価値観における魔法万能説って、数学を出来ない人間が、数学は理屈だけで感性がない、と言っているようなもん。
 フリーレンを特権意識と断じているが、いや1次元的な価値観だった彼女が仲間の喪失や次世代や門外漢との交流で2次元3次元と価値観を広げて成長する古典的な成長物語な作品やん。別に万能でも何でもなくて、ある点での未熟を自覚して大人になっていく話やん。更に男に守られてるとか言うが、いやRPGにおける魔法系ヒロインは主力やん。漫画も勇者達と精神的な価値観の相違はあれど戦力的に格下だと見られてないし、そもそも読者はフリーレンの戦闘能力になんか自己投影していないよ。読者である自分とかけ離れた存在である超越的な人間(エルフ)でも、凡人にわかる事がわからないし、どんな人生だろうと幸せとは些細な集積であり、それを積み重ねていこう、と至極真っ当な庶民の感覚を代弁しているのが本作やん。この人は何を言っているのだろうか?
 若者に理解あるふりして、自分がまだ若いと言い張っているだけの老害にしか見えなかった。
 自分も若くはないし、フリーレンは面白い作品だけど年齢的にもうそこまで漫画に入れ上げるなんて事はないけど、それでも作品の核心を全くわかってない老害に断じられて若者が可哀想。

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