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医療費控除の話

税金のしくみ、わかりづらいですよね。
知ることは興味を持つこと、という私の持論ですが、興味を持てないことは、なかなか深く知ることができません。笑
がしかし、一応やってみました。


久々にやる気を出す

かなり昔に医療費が10万円を超えたので、医療費控除の確定申告をしたことがあります。
還付金は思いのほか少なく、労力の割にリターンが少なくがっかりした思い出。

当時はまだWEB申請もなく、税務署に書類をもらいに行き、家で申請書を手書き、領収書添付、送付。
なんだか時間と手間がかかっていたイメージ。

去年は私の病院通いが多かったため、医療費のかさんだ年でした。
計算すると軽く10万円を超えていたので、今年は意を決してやる気を出しました。

まずは準備から

e-taxが普及してきてるのはなんとなく知っていましたが、現在夫の扶養に入っているのをいいことに、どのように使うかは全く知らない、そのうえいい歳して、確定申告って何?、というところからスタートです。

確定申告はネットやスマホだけで完結するから簡単だよ、ということをニュースやCMでも見ましたが、何よりも前職で一緒だったおじいちゃんに簡単だよと聞いたことがあるので、おじいちゃんができるなら私も、そこを信じてのスタートです。

まずは下準備から。
e-taxのサイトを見ると、そもそも最近のマイナンバー推しがすごい。
連携すると簡単です、という話らしく。
そういえば職場の子も確定申告のためにカードリーダー持ってます、と言ってたな、と思い出しました。

早速Amazonでカードリーダーを購入。
せっかくだから挿入ではなく置くだけで読み取るタイプを買いました。
Excelに入力することになるけど、私のノートパソコンにはテンキーがない。
断然あった方がやりやすいんだよな、とテンキーも購入。
みなぎるやる気。
(物から揃えて高めていく派です笑)

購入したものが届き、まずはExcelに医療費の入力。
サイトに連動しているシートを開いて、淡々と入力していきます。
こういうのは好きな作業なのでスイスイとはかどります。
で、保存して、申請できる日まで一旦寝かせておきます。

いざ医療費控除申請

準備は整ったので、夫のマイナンバーで確定申告開始です。
医療費控除がどの税に属しているかもこの日初めて知った私ですが(所得税と住民税らしいです)、画面の指示に沿ってやり始めました。

マイナンバーを使うので読み込みをしてみると、すんなり応答してくれて、カードリーダーは便利だなと思いました。

そこからですね、苦戦したのは。
ネットにたびたび書かれていて予想はしていましたが、とにかくサイトがわかりづらいんですよね。
入力したのにまた同じところに戻ってくる、みたいな、進んでるのか戻ってるのか、はたまた戻されてるのか、みたいな。

特にマイナポータルとの紐付けが、外部サイトに行ったものの、???という時間が多いんです。
さっきパスワード入れたけど?また?と、何度も何度も入れる場面があって、不安もつのります。
(税を知らなすぎるのもありますが笑)
書いてあることも理解しにくくて、Excelのデータを添付するまでに小一時間かかりました。

ただExcelのデータを先に入れておいたのは正解でした。
ここでデータを入れる作業を開始すると、必ず心折れて持ち越すことになりそうなので笑、事前入力必須ですね。
読み込みをクリックすると、瞬時に転送・計算されたものが画面に読み込まれていて、そこまでの進まなさもあってか感動すらありました。笑

そこからは、源泉徴収票の指定されたところを入力し、スイスイ進みます。
ここまでくればもうラスト。
公金受け取り口座を登録し、諸々チェックを入れると、
あなたの還付金は◯◯円です、という表示が出てきて、おしまいです。

やってみた感想

1回も税務署に行かなくてもいい、というメリットはかなりありますね。
1回紐付ければ、次回からは簡単に事が進むのでは、とは思いました。
面倒くさがらずに文句言ってないで、結局やってみるのがいちばんだな、と。

今回は夫のマイナンバーを使って紐付けたので、今後夫はラクできると思いますが、
いつか私も自分で確定申告する時が来ますから、またこれやるのか…とモヤモヤもありますが、その頃にはもっとわかりやすいサイトに進化してる、と期待したいと思います!

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