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240629日記【登山】

父と、隣県の山での日帰りトレ山行をした。
活動時間7時間、所要時間8時間。

登山口へ着くと、予報が外れて雨。
進んでも、霧、曇り、小雨が続く。

道中では、
ひぐらしの鳴き声や、巨大ミミズ、
花、植物を楽しんだ。

そして、山頂付近で青空が見えた時には
なんとも言えない爽快感があった。

これがあるから、
私は苦しい思いをしながらも
また山に登るんだよな。


登りはいつも根性で耐えられるのだが、
私の鬼門は下りにある。

いつも、下りで泣き言を言うし、ケガもしやすい。

下りで足の踏ん張りが効かず
斜面を転がり落ちてしまった。

前回の山行でも下りで足がもつれ転倒し、
木の枝で顔を切ってしまった。
今でも頬に跡が残っている。

今回は擦り傷はできなかったが
受身を取った時に右太ももに打ち身ができた。

痛い。

そして、
沢の増水により渡渉せねばならず、
うっすらと苔の生えた滑りやすい岩を渡り、
倒木によじ登って橋のように伝い、
何とか乗り越えた。

ちょっと危険な山行だった。

素人はこうして遭難していくのだろうと思った。


父との山行は危なっかしいことがよくあるが、
エキサイティングで楽しいし
無心に足を動かして目的地へ進むというのは
身体にも脳にもいいと思う。

道中おしゃべりできるのも楽しい。

3年前、一緒に登山をするようになってから
父のことが大好きになった。

また元気に山に登りたい。


岩を渡り倒木に伝い向こう岸へ。
山頂から遠くの街が見えるとうれしい。
また、来た道を振り返った時のあの道歩いてきたのだ
という気持ちは、何ものにも替えがたい。
一輪の花にも感心しながら進む。
曲がりくねった樹
こういう小さな発見も、無邪気に共有してくれる。
私の父の大好きなところだ。
巨大なミミズ
私は枝で拾って細長いものが苦手な父に近づけてやったが
想像以上に機敏な動きで二人して悲鳴を上げた。

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