紹興酒爆発　シュールな土曜の出来事

今朝、家人が「夕食前までには帰る」とラインを残して旅立った。
私はそれを布団の中で読んでいた。am7:30　週末の朝、まだ早いわね。ともう人眠りして、悪夢にうなされるのだった

客人を連れて帰るだろうと予測した私は、とびきりのチキンライスを作る計画を立てた。玉ねぎと高級ポークウインナーを刻む。その時点でチキンライスではない。でもケチャップで味をつければきっと美味しいはずだ。

16時、仕上げは風呂上がりでいいか。
風呂から上がって17時、なんだか早く支度が終わった。あとは炒めるだけである
17時半、まだ帰ってこない。
まあ、先に何か頂くか。ということで餃子を焼いてビールで晩酌、こりゃ最高！

19時、まだ帰ってこない。ビールがなくなった。しょっしゃ今度は紹興酒！耐熱グラスに入れてレンジで2分。レンジで2分でいいのかな？普段レンジを使わない人の直感。

つまみがなくなったのでレンチンの間にラーメンを作る。秘密の激うま高山ラーメンだ。3分間麺をゆでる。すると友人からライン。

髙山雅治「春」っていい曲ね
ああ、あの曲ね。即座に「ごめんなさい、名前間違ったわ、曲のタイトルも」のライン。ですよね〜　言いたいことはわかりましたよ。

ってやりとりをしている間にラーメンのお湯が煮詰まった。
わちゃー　麺が鍋にこびりついてる(T . T)

まあ、紹興酒の熱燗でもいただきながらのんびり洗うか、
とレンジのドアを開けたら紹興酒、大爆発(T . T)(T . T)

あちこちに無惨に飛び散る紹興酒を布巾で拭きあげる
おかげでレンジがピカピカになりました
アルコール消毒済み

3分の一になってしまった熱々の紹興酒を飲みながら録画番組でもみようかな
『ベーシックインカムの実験』
これが面白そうだ。ベーシックインカムが実現したら、世の中の文明の進化のスピードは飛躍的に上昇すると思っている私だが、日本人でそう思える人は多分まだ少ないだろう。

ウガンダだったか、何か物価の安い地方でその実験は２年間に渡り行われた。
大人一人１ヶ月１６ユーロ、子供８ユーロ。日本円で２千円ちょっとかな？
インタビューばっかりだったけど、インタビューだけじゃ意味ないわ、だってお金もらったら「すばらしいです、とても有意義に使うことができました」と言うに決まってます。配った世帯、世帯でどのような生活の変化があったかの記録がみたいんですけど、フランス制作フィルム。とにかくありがとう、すばらしい実験でしたと一人感謝ました。やっぱり、ベーシックインカムは進化した世界の常識と思いつつ。

家人はまだ帰ってこない。
まさか、事故？ラインを入れてみる「いまどこ」
応答なし

しばらくして「ただいま〜」
20時半
全然夕食前じゃないうえに、客人もいない
え、もう食べた？早く言ってよ〜

というわけでチキンライスならぬポークライスは日曜のデラックスランチに持ち越されることになったのだった。シュールな土曜日の出来事