ぼっち在宅介護 褥瘡も傷も血流次第で治ることもあるにはある話
お目汚し、ごめんなさい🙏
父の浮腫んだヤケドのおみ足画像で失礼します🙇♀️コレでも、ずいぶん良くなったんです!
今日は、訪看の日でして。
足湯は無理でしたが、タライでベッドの上足湯をしていただき、指の間まで洗ってもらえました。これは、☝️1番映える浮腫足傷写真が撮れる!ということで、思い切ってヘッダーに持ってきてみました😛
父の足ですが…
昨年秋より左右共、負傷続きでございます。
右足カカト:
寝返りなどの起点になるようで、昨年11月から圧点ができ、褥瘡になり、できては治りしております。
左足甲:
足湯が終了後に、足湯のまま着替えたいという希望があり、ぬるいままでは足が冷えてはいけないと、ぬるま湯を私が挿した際に、足がビヨっと動き、ぬるま湯から即避けできずで…低温ヤケドしました。
で、
11月の往診の際は、まだ元気で…
「カカトの褥瘡と浮腫に気をつけて」とアドバイスを受けていましたが…
12月に体調が急変、サチュレーションが下がったりした中でも…
褥瘡や傷が治っていきまして…
これに関しては、看護師さんが非常に驚いてくださるので、途中から写真を撮りはじめました。
褥瘡でお悩みの方がいらしたら、諦めないで☝️と思いまして。noteいたします。
傷口写真がいっぱい出てきますので、苦手な方はここで引き返してくださいね😉
《右足 褥瘡の方の経過》
治ったー🙌と足あげのクッションをやめたら…👇圧点が2箇所できてしまい…
11月後半〜1月10日本日の状態までの右足カカト褥瘡の記録でした。
角度が違ったり、光の加減が違ったり、わかりにくいかとは思いますが…
傷、どんどん治ってまいりました。
褥瘡は、常に皮膚が当たり続けているところにできます。寝たきりや動きが制限されている方などで、ずっと何かが当たっている箇所が圧点となり、水ぶくれとなり、皮膚が剥けて傷口になり、酷いと深く穴が掘れたりして出来ます。
圧迫がかからなくなり、血流が促されれば、寝たきりでも治る場合があります。(父の場合)
血流が促されるのは、足を動かしてあげたり、マッサージしたりですが、週一回程度のリハビリでは難しいようです。しっかりした時間は必要ありませんが、毎日朝や晩に数分でも、足を動かしてあげていましたら、こんな感じで治ってきました。
あと、こんな感じにクッションで圧点をかわすということが必要にはなってきます。
が、コレもずっとしていますと、実はふくらはぎやフトモモなど、クッションのあたりのある部分に圧点が移動してしまい、そこがまた傷になります。
クッションのかたさを変えたりしないと…
父のように治った先からまたできてしまうことになったりします。
今日はこんな感じ
足首や膝裏の圧点を逃すため、タルケットでスロープ作ったり、ベッドパットを折り畳んで凹みにかかとを逃してみています。
べたーっと長時間当たるのが良くないので…誤魔化し誤魔化しな着地点を作ってます。
ガッツリ落ち着く着地点を作ると本人も安心しきってハマりに行くので、余計に圧点になるし…かと言って、落ち着かない着地点は寝返りや体をよじる際に安定しないので、眠る姿勢が落ち着かないので…
クッションは、日々試行錯誤ではあります。
《左足甲:低温ヤケドの経過》
こちらは、私がうっかりヤケドをさせてしまいました。足湯の差し湯にはお気をつけください。
当初、薄茶色い皮膚が新陳代謝して終わるかなぁ…と、看護師さんも私も思っていましたが、、、状況が変わっていき…
その後、体調の急変も重なり、どうなることか?と思っていましたが、ぼちぼちと治ってきました。
1番最初に茶色い薄皮が残っていたんです。が、他のケア後にズルっとほぼ全ムケしてることに気づき、あわわわわわーっと処置をしていただいたのが最初。すぐに、体調が急変しまして、体調管理と傷のケアに看護師さんは大変気を遣ってくださってました。
赤くただれてしまいまして…
そっから一部強いヤケドであった部分から汁が出てきた感じです。
看護師さんは、毎回おなじではなく…傷のことは引き継ぎはしてくださいますけれど、経験値や年数がそれぞれ違うので…処置の程度が微妙に違ったりします。
洗浄時に残った薬の塊を取らない人もいたり…
ちょっと出血してでも取る方がいたり…
「前に来た人はとってましたよ」とか、私が伝言したりしてました😅
よく皮膚からでてくるお汁がありますが、あれは患部のお薬になるような成分があるそうで。
水ぶくれが破れてない場合は、湿式絆創膏で、完全に封じ込め作戦をすると早く治るそうです。が、傷が開いていたり、破れた場合はお薬にガーゼ対応でした。
こちらも早く治ってほしいので、こまめに足を動かしたり、近くの甲の浮腫をモミモミしました。
全体的に常に赤くて、炎症してんじゃないか?と不安になりましたが、
「血行がよくいい色なんで、状態がいい証拠です」と言われました。
看護師さんが言うには、
「しっかり口から食べてると違うわー」
とのことです。
⚫︎形あるものを噛んで食べる
⚫︎いろんなものを食べる
⚫︎牡蠣やゴマなど傷に良いものを食べる
ま、傷がひどいうちは、ちょっと意識して食べさせたりはしてましたが、基本は我々と変わらずでした。
とにかく、レンコンやニンジンなど根菜類は食べれるうちは大きなままどんどん食べさせています。お正月は数の子や雑煮も食べていました。
形あるものをおかゆやトロミのあるものと一緒に提供して、違う味や食感をまだ楽しんでもらいながら飲み込んでもらっています。
で、咽せます!咳込みます!
でも、せっかく吸引機を買ったので、食べたいうちはどんどん咽せながら食べればいいかなぁと思っています🤣本人が「メシ」と言う間は。
食べる、咀嚼する→脳周りの血流をうながす
体のパーツを動かしたりマッサージをする
→回復させたい部分の血流をうながす
この辺りが、褥瘡や傷が寝たきりでも治っていく理由かなぁと思っています。
数年前に、腰にもひどい褥瘡ができたことがありました。やはり、食事を介護用の流動的な物にしていた時期は、傷が深くなっていった気がします。
腰は特にずっと圧迫されていますので、背中や腰パーツの血流を促すのは結構大変なんで…当時はあまり何もしてなかったです。
でも、固形物を食べられるサイズにして提供しはじめると、食べたい気持ちが強くなってきて食べる量が増え、本人に動きが出てきて傷も塞がっていきました。
寝たきりでも、本人が少しでも動く気力があるかどうかで、微量な動きが全身に伝わったら、マッサージもしやすかったり、傷周りに血流が行きやすいんじゃないかと思うのですが…
その気力自体は、やはり食事からかなぁ…と言うのがあります。噛み砕いて食べると言うことが大事なようです。
長くなってしまいました。
スミマセンでしたー🙇
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