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ぼっち在宅介護 田舎魔宮の扉の開け方

勝手な私の考え方ですが…

この世には、魔空間があちこちにあるように思っていて、なんか謎の結界があったりして…
知らぬ間にその結界の中にはめられていたりして、なんか呪文を浴びせられたりすることがあるなー

と思っています。

時として、
それは、田舎だったり、学校だったり、社会だったり、介護だったり…
また、家族、きょうだいだったりして。
ある日にポコっと現れて、無駄に人の心を苦しめたりします。(と私は思っています)


昨日、ご近所のずーっと会釈しかしてなかったおばさんが、ピンポン押しで訪ねて来られました。たくさんの野菜とイチジクを持って。

インターホンからは、
「Sちゃ〜ん。私ですぅ」

顔はうつむき加減で暗くて見えず…おそるおそる玄関にでました。

この人どこのおばちゃんなんやろ?が第一印象。

私の名前を知ってるので集落の人であることは間違いないし…
とりあえず、両手いっぱいの野菜とイチジクを受け取り、話をきいて正体を探ることにしてみました。


先にネタバレすると、年下の幼馴染のお母さんで、何件か先に家があります。身元は確かですのでご安心ください。


この何年も会釈だけだった人…
体調をくずされたとかで、顔や姿がすっかりかわられていました。
うちの母とも急に集わなくなり、私はかれこれ30年以上は話していない人です。
その方が、野菜を持ってピンポンを押してわざわざ会いに来た…
正直、ちょっと🤏こわかったです😆
(おばちゃんごめん)


結局、1時間以上、玄関脇で立ち話をしました。
目的ははっきりわからず…
どうも、ウチの家族のゴタゴタ話、ウワサ話の仕入れに来たんではないかと思います😅



私は、この集落で父を介護すると決めた時、ここで生きていく方法をみつけました。

⚫︎ウワサ話はそのまま信じない

⚫︎今目の前にいる人をよく見る

⚫︎人を悪く言う話にはそのまま乗らない
(なんなら「それはそれでアリじゃない?」と笑顔で肯定する)

⚫︎笑顔で話は聞くけど、だれに対してもフラットな気持ちを持って聞く

⚫︎ウチの家族の騒動アレコレを聞きたい人には、もう全部話す
(なんならウワサで回してもらう)
→葬式や墓石が安価になってもいい訳しなくていいからラッキー✌️



そう、
「私は丸腰です🙌」と言うスタイルで、全てを受け入れます。(と見せかけて、情報を集めます。)

で、
悪意の植え付け
敵意の賛同
といった呪いのような話は、笑顔で情報に変換させていただきます!

と言うスタイルを貫くことにしました。


どんな陰口を言う人も受け付けます。

が、
要所要所で笑い飛ばして、
「え、でもアリじゃない?」とか
言ってる本人に対して
「えー!それ、こわーい!😆」といい、

笑顔で手を振り、バイバーイ👋と見送ることにしています。


私は、
どなたの意見にも傾聴いたしません。

が、
素敵なお話、アイデアは素直にいただきます!
なんなら募集中です!

ウワサ話に関しては、
高齢者の体調管理の情報の一環として受け付けます。
裏どりできない情報に関しては、聞き流させていただきます。

いただける野菜については、喜んでいただきます!
が、手持ち在庫と重なる場合は、失礼ながら、そっと仲良しに横流しいたします。
(わからないように。)
野菜には罪はないので、美味しくいただくのがまず持って大事だからね。


私は、探偵になりたかったから、情報集めは大好き!

嘘の情報も裏どりすると、嘘を流した人の心が見えてくるもんと思っています。


いきなり大声で恫喝する人が言うことは、まず、自分が言われたくないことだったりする。
自分が突かれたくない弱点を人に押し付けているだけ。


金切り声をあげて意味のわからないことを叫ぶとか逃げる人は、何も耳にいれたくない状況で。
正論を突きつけられたり、講釈をたれられても耳にも頭にも心にも入らない状況。

と、素人探偵の私は心理を勝手に判断します。


ウワサ話をしたがる人は、SOS状態。関心を持って欲しい。振り向いて欲しい人。

で、人のことを蔑む内容を話す人、人の不幸話を聞きたい人は、「私はまだマシなんだ」と言う暗示をかけたくて彷徨っている人。

と、勝手に思っています。


戦中に生まれ育った親や舅姑の下につかわされるように暮らしてきた子世代の方々は、
精神的にヒエラルキーをうえつけられていて、とにかくピラミッドの中段から上の方を目指さなければ行けなくて…
で、生活としては年金がたくさんある年寄りを世話して、豊食、豊職時代を駆け抜けてきてますから…なんとなく今の不景気時代に心が複雑なんでしょう。

家族や周りが思ったように振り向いてくれなくなると、ちょっと盛った話をしがちになります。バブル期がねぇ、人を勘違いさせましたね。人気者でいたいのです。家族の中でも友人の中でも。

戦前戦中戦後のお話、時代劇チャンネルを見ていても、人間という動物は、愚かで弱い…と感じます。
弱みを見せれば襲われるという動物的な危機感からか、自分を守るため、血を守るため、他者を攻撃したり、壁を作ったりするんだろうけれど…


まさに魔空間…

いらんし、そんなん。

人は人。
私は私。
あなたはあなた。
でいいやないですか。


弱点?けが?病気?
あってもいいじゃないですか。
それがまた人としての厚みを作って、強さをくれることだってありますし。


比べるならば、自分の過去と比べるべし。
体格も性格も財力も違うのだから。特性が違います。

人と比べて、上とか下とかいったところで、
そんなもんの証明書なんか作れないし。


老いる事もマイナスしかないんか?
いや、焦点をどこに持っていくか?の話だけでしょう。


イチジクのおばちゃんは、
ウチの母が恥ずかしいと思って内緒にしたがるウチの家族の昔話を全部知っていました。

で、得意げに私に話すんですけどね。
私が驚いていたら、母から聞いたというのです。母が開いていた手芸の教室のお茶あてにしていたらしいです、、、

灯台元暮らし…
母よ、あなたが起爆剤になってますよー📣

ま、私は構わないですけどね。

父のことは、集落一番の口の悪い難しい人となっていて…
私は苦労して面倒を見ていてえらいが、父にお金があるので、悠々と暮らさせてもらっているウワサになっているというのです…😱こわっ
(葬式代、墓代を年金からチビチビ貯めているのに…なんちゅうことを…)

で、
私のきょうだいのことも
「よく言えば優しい。悪く言えば決められないのよねー。あの子は。」といいました。
(ま、いろいろあった人で、それをご存知💦)

たしかに、
自分がない人です。ハイ。

しかし、おばちゃんに言われる筋合いはない。

他のお宅の私の知らない話もいっぱいしてくれて…びっくりしました。
(聞きたくもない話やったけど、いろいろ事情がわかって、なるほど🧐)


「私はねー。一人が好きなの。他人の家のことなんか興味もないし、周りと喋らへんから」
と、イチジクおばちゃん…

すげ〜な。
いってることとやってることが真逆…


この集落で殺人事件が起きたら、探偵としては、まずこの人に聞いてみようと思いました😅

(ま、認知症もちょっと頭の隅に置いておきましょうかねぇ。)


おばちゃんのイチジクは、熟れ熟れでしたので…
ともだちには、野菜を横流ししまして。

コンポートに初挑戦
赤ワインでやったので、
おどろおどろしい色

おばちゃんのなんかしらの呪いが入ったようなビジュアルのコンポートになりました。


でもね、レモンとハチミツと赤ワインのおかげでね、渋みのあるさわやか味に変わりました!
バニラアイスに添えて食べます!

なんかの呪いは酸味とアルコールで消毒!私の胃袋で解毒してやる!


やたら、いい歳して、ピラミッドの上の方アピールしたい人とか、気持ちの落とし穴を掘って突き落とす人いますよねぇ。

たぶん、その人が穴の底にいるんやと思います。底やと思いたくないのでしょう。


ウチの家族にもいます。そういう人。

主人は
「同じ人間になるな。違うやり方で俺たちはいくんや」といいます。全く同感です👍


いきなりぶつかってきて感じ悪い人には、
少し距離ができたら、笑顔で手を振って見送りましょう。どうぞ、あちらへ🫴

あなたが留まるところはここじゃないので、さようなら👋


で、魔空の扉は、開けたらしばらく開けっぱなしといてくださいね。風が入ればね、だいたいの悪臭は消えてながれていきますから。

戸締りはきちんと。
でも、換気は大事ですね!

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