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「だが、情熱はある」でどれだけ人生が動いたかを振り返る

2023年12月20日に、ドラマ「だが、情熱はある」のBlu-ray / DVD BOXが発売される。

そうかぁ…あの本編映像初公開から8ヶ月も経ったのか…と思い、昨日改めてその「山里さん俺ビール飲みたいんでぇ」を観返した。

すごい。やっぱりすごい。いつ見ても似すぎだ。
そして、8ヶ月前は「すごいすごーい!こんな上手な子にやってもらえてよかったね!!」とはしゃいでいたが、今やもう色んな思い出と経験と感謝が詰まりすぎて、涙なしには見ることができなかった。

私の人生は、少しだけ、でも確実に「だが、情熱はある」で動いたんだ。

もうだいたいのフォロワーさんは知っているかもしれないけど、この機会に改めて振り返りたくなった。
※「だが、情熱はある」がもたらした変化はわかりやすく太字にしてみましたよ。


1. 本編初公開から、7月23日まで(沼落ちと『沼落ち記』執筆)

ここは、WWTこと↓↓の記事にて馬鹿みたいに長々と書いている。

要約すると、
「リトルトゥースの夫と一緒にだが情を観始めたら、髙橋海人のあまりの好演ぶりに2週目で沼落ち。5月にファンクラブ加入、7月に『King & Princeとうちあわせ』参戦。そのレポで少し増えたフォロワーさん経由で、7月23日に翌日が髙橋海人入所10周年記念と知り、これまで起きたことを振り返ってみた」


2. 7月24日から8月末まで(沼落ち記の軽バズとフォロワーの激増)

これを、多分 #髙橋海人入所10周年 か何かのタグを付けてXに投稿した。投稿自体は削除してしまったので、もう確認できないが。
その投稿が、自分がこれまで経験したことないスピードで拡散されていった。
noteの記事にはその時点で700近いスキが付き、フォロワーは650人増えた。
6月時点でフォロワー70名だったので、10倍近い。
嬉しさ2割、恐怖8割だった。
怖すぎて、「恐怖には恐怖で対抗しよう!」と言って親知らず抜歯を衝動的に予約(朝電話して、同日夕刻抜歯)し、恐怖が倍増してかつてないしんどい1日を過ごしたし、抜歯では泣きすぎて歯科衛生士さんに流涙を拭われた。

その後も、2~3日に1本のペースでnoteの記事を書き散らしていった。
自分でも「こんな量書けるんだ」と驚くぐらいに。
一時のブームかなぁと思っていたが、そうでもなかった。
書けば書くほど、髙橋海人についての発見があり、彼の才能と繊細で誠実な人柄、そして可愛い美しいルックにどんどん惹かれていった。同時に、King & Princeというグループ自体、というか永瀬廉という存在も大好きになっていた

普通のツイートもしていく中で、なんやかんやフォロワーが微増し、8月末時点で900人を超えていた。
大手垢の方々に比べれば…だが、所詮中の人のメンタルは「フォロワー70人の女」のままな訳で、この急激な変化についていけず、一旦アカウントとツイートすべてを削除した。
「夏休みが終わったみたいだなぁ」と思いながら。


3. 9月~11月(note書きまくりと、コンテスト受賞)

しかし、一度自分の書いたものが、自分の考えや思いがたくさんの人に受け入れてもらえたという喜びは忘れられなかったし、何より書きたいことはアカウントを消したってとめどなくあふれてくる。
「Xは、自我は出さずにnote更新通知アカウントとしてやっていこう」と決め、もう一度アカウントを復活させた。Xのこの「30日待ってやる」システム、悔しいけどよく出来てる。
そして再び、2~3日に1回noteに長文書き散らす生活が始まった
もう完全にライティングハイみたいになっていた。
ちなみに、本日時点で約22万4千字書いている

そんな中で、note運営からとある通知が届いた。
「お前が前書いてたやつ、良かったから入賞したよ」
嘘です。大変丁寧に上記のようなお知らせのメールをいただきました。
衝撃でテレビのリモコンをぶん投げました。壊れなくて良かった。

マイナビ×note主催「#あの選択をしたから」投稿コンテストで、審査員特別賞(斉藤ナミさん賞)を受賞した。応募総数約7,500件ということで、過去自分が受けた賞の中で最も大きなもの、というか公の賞なんて受賞したことなかった。
未だにこれは何でこんなにすごい賞を頂けたのか飲み込めないでいるが、ともかく、両親がすごく喜んでくれて、ちょっとした親孝行できたことはとても嬉しかった。
あと、初めて「賞金をもらう」という経験をした。

7月のWWTの好評価が無ければ、note書き散らし人間にはなってなかったし、「個人的エッセイも書けるんじゃない?」という自信も生まれなかった訳で、結局元を辿ればだが情のおかげである。
これ以降、もう少し自分の書ける幅を拡張したいと思い、たまにではあるが別垢で個人的エッセイ的なものを書くようになった。


4. 色々作るようになる

旧J事務所所属タレントのカレンダーが発売されないという発表を受け、錯乱して「れんかい名言日めくりカレンダー」を作った。おかげさまで、フォントを取り込むことと「Photopea(Photoshop的フリーソフト)」の使い方を覚えた。


また、髙橋海人 a.k.a すいはんきぼうやが「ぶどう炊き込みご飯」で賛否両論巻き起こしたことにより、人生で初めてマスカットを炊き込むという経験をした。


これは「作る」に入るのか分からないけれど、まぁアンケートフォームを作ったということで。「れんかいめり込みアワード2023」を勝手に初めて今投票期間中。


5. 「書くこと」観の変化

私としてはこれが一番大きいかもしれない。
2023年7月22日まで、私にとって「書く」とは、「好きなものについて語る」という姿勢とはかけ離れたものだった。
高校時代は小論文を書く機会が多すぎて、社会への問題意識のふりをした社会への不満をテーマに書き散らしていた。怒りが原動力だったと言ってもいい。
社会人になってからは、仕事で企画~インタビュー取材~原稿作成 という業務をやってはいたが、やはりそれは誰かの思いを主観を入れぬようまとめるもので、自分の思いを語る文章ではなかった。

7月23日、4時間かけて、夕食も食べずに止まることなく書き続けたWWTが、書くことへの姿勢を180度変えてくれた。その原動力は間違いなく「だが、情熱はある」と髙橋海人への愛情だった。


6. 友人ができる

Xを通じて、「これはもうマブダチだろ」と思えるくらいの人が何人かできた。友人たちとも、だが情が無ければ絶対に出会うことはなかったと思う。なぜならそのうちの半数以上がいわゆる「だが情落ち海人担」なので。笑。
改めて、このドラマがとんでもない数の人々の胸を打ったんだなと思い知らされる。


7. すべての始まりは、「だが、情熱はある」

だが情のキャスティングが発表されたときの驚きと少しの不安。その頃は全く知らなかった、こんなに大きな喜びと困惑と変化をもたらしてくれる作品だとは。
「だが、情熱はある」は間違いなく、私の人生を変えた。
こんな作品にはこれまで出会ったことがない。
だが情を経て、私を見つけてくれたフォロワーの皆さんに心から感謝している。
そして、この作品をタイトル通りの情熱を以て作り上げた制作陣の皆さん、俳優陣の皆さん、親愛なる若林正恭と髙橋海人に、改めて心からの感謝を伝えたい(伝わることないけど)。本当にありがとうございます。

就職し結婚し育児し、もう自分の人生の役割の大半は終わったんじゃないかって思ってた。今も、新しい役割なんてなくて、ただただ好きなことを書き続けているだけ。

だが、今ここに、確かに、情熱はある。

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