現実的な話

最近「人生100年時代」という言葉をよく聞く
だれが作ったのかも知らないけど正直ゲボだなーと思う。

25歳の私が仮に100歳まで生きるとするとまだ75年もある、長すぎだろと思う。
物価高騰に、増え続ける様々な税金に、上がらない給料、いつ貰えるのかも定かではない年金を律儀に払って高えなーとしょんぼりする。

私たちが年金を貰えるような年齢になる時には定年は一体何歳になっているんだろう、私は80歳ぐらいかなと思っている。

私たちが7.80代になる頃には今よりも医療や技術が発達してきっと更に寿命も上がっていて、おまけに金が無いので老人も当たり前のように仕事をしてるんじゃないかと想像しては具合が悪くなる。
というかそもそもそんな年齢になる頃には年金制度自体が崩壊しているような気もする。


機具を付けられて管を付けられて、生きているのか死んでいるのか、ベッドでかろうじて息をしているミイラのような老人の自分を思い浮かべて青ざめるけど、そもそもそんな高度医療みたいなものを受けてずっと入院しているのはかなり裕福なのかもしれない。

病気になっても金が無く病院すら行けない、節約のために真夏日にもエアコンを付けるのを渋る、最後には水道すら止められて水も飲めずに干からびて死んでいき、そんな孤独の老人を誰も見つけてはくれず、異臭で発見される。
そんな悲しく可哀想な未来だって全然あるのかもしれない。
まあそれはさすがに飛躍しすぎた妄想かもしれないけど、私は未来を想像すればするほど長生きしたくないなーと思う。

これから起こるかもしれない楽しい未来や幸せな想像をするよりも先に現実に目が行ってしまう。
明るい未来よりも暗い未来を想像してしまうのは、それがそう遠くない未来で確実に来ることだからだと思う。

私はこれからどんな一生を生きるんだろう、楽しみだと想像しながら確実に来る現実に目を向けて怖い気持ちになる。

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