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noristan
2020年7月27日 04:12
愛と別れて一人旅立ち最果ての孤島に降り立てば異国の海は果てしなく碧(あお)い光で私を抱(いだ)く大いなる腕(かいな)の中で海からの囁きを私の胸は確かに聴いた一度でも愛を知ったことを印章に深く刻みつけて愛した時間(とき)が決して泡沫(うたかた)の夢ではないように体中をめぐる歓(よろこ)びに打ち震えた魂を海へ返す――