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【映画日記】海外ドラマを2時間に凝縮した王道サスペンス映画『カラーズ・オブ・エビル:レッド』
2024年6月22日
久々にポーランド映画を鑑賞。
王道サスペンス!映画『カラーズ・オブ・エビル:レッド』(2024年)
ポーランドのとある海岸で見つかった水死体の女性は唇が切り取られていた。その状況が15年前の事件と似ており、その事件の犯人は出所したばかり。再び容疑をかけられた男だが、取り調べ中に飛び降り自殺を図る。
一連の状況に疑問を抱く検察官と被害者の母である判事の2人は事件の真相を追いー。
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ちょっと前にどこかで見た記事に「サスペンス系の海外ドラマは2時間で描けるものを無理に8~10話にしている」というようなことが書いてあって、「そうそう!」と思った記憶が。3~4話目あたりでひとダルみする。そのダルみも含めて楽しんでいると思えなくもないのだけれど。
この映画は、まさにそんな海外ドラマをギュッと2時間に凝縮した感じ。インパクト大の変死体発見から、事件を追う検察官と「余計なことをするな」という上司、被害者とその家族、検視官などドラマの関係者が次々に登場。事件に関与しているナイトクラブがかなりヤバい。
ネタバレは禁ですが「え?これで終わり」のラストからちゃんとひと捻りあるところもサスペンスらしくて納得。
この手の映画、ドラマが好き
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何作見ても登場人物や役者さんの名前が覚えにくいポーランド映画、ドラマ。本作の検視官役はドラマ『サインズ』で見た覚えが。新任の警察署長という船越英一郎的ポジションながら、ちょいちょいセクシーシーンを披露する中年メンズ。アンジェイ・コノプカか、覚えておこう(たぶん覚えられない)。
ま、ナンダカンダ言ってこの手の映画やドラマが好き。
東欧や北欧(スカンジノワール、ノルディックノワール)を舞台にした、暗くて静かで重い風土や歴史が絡むサスペンス。
最近ハマっているハーラン・コーベン(この人はアメリカ人です)原作のドラマもそう。”ハマっている”とか言いながらすぐに内容を忘れてしまうのでハーラン・コーベンのドラマについては後日書きます!
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