見出し画像

【海外ドラマ】ハーラン・コーベン祭り開催中

2024年6月26日

先月「これは!」と全ワタシが盛り上がったドラマ『偽りの銃弾』を見終わった。期待通り、なかなか良かった。

極上サスペンス、ドラマ『偽りの銃弾』

主人公は元軍人のマヤ。ある日夫と一緒に歩いているところを襲撃され夫は死亡。が、その死んだはずの夫が自宅の防犯カメラに映っていた。
が、夫を殺したのはマヤではないかと疑いをかけるキアス刑事。なぜかチョイチョイ気を失うキアス。マヤは夫の事件と過去に姉が殺された事件につながりがあると考えー。

全8話。途中少々退屈な部分はあれど、事件の真相が見えてくる終盤がぜん面白くなる。個性的なキャストも魅力。

原作はハーラン・コーベン。アメリカのミステリー作家で映像化作品も多い。著作はひとつも読んでいないけれどドラマは全部チェックしたい。

ハーラン・コーベン原作ドラマ集中視聴中

というわけで始まった「ハーラン・コーベン祭り」

私は気に入った監督、役者を発見すると集中的に見まくる癖があり、これまでに「ペドロ・パスカル祭り」「ディエゴ・ルナ祭り」「スクート・マクネイリー祭り」を開催。ちなみにこの御三方はドラマ『ナルコス』で発見。ホントあれは神ドラマだと思う。あ、話がそれちまった。

そうやって集中的に見るせいか、後になってどんな話だったか思い出せなかったり、ごっちゃになってしまうことが多々ある。

そんな自分のための覚え書的まとめを書いておきたい。

『イノセント』

登場人物がめちゃ多い。特にコレは序盤、主役は誰なのかさえも分かりにくくした仕掛け。ブロンドボブの女刑事(アレクサンドラ・ヒメネス)が活躍。恋人の隠された過去がなかなかハード。全8話。

主要キャストのマリオ・カサスは『バード・ボックス:バルセロナ』クローズド・バル』にも出演。スペイン!って感じ。

『忽然と』

『イノセント』に比べるとだいぶ地味なんだけど、個人的には今のところこれがベスト。 これも恋人が突如行方不明に。紛らわしい……。

主人公の青年ギョーム以下、1話で1人の登場人物を中心に描いていく全5話。舞台はフランス。主人公の兄(ニコラ・デュヴォシェル)の美顔とロケーションの美しさが凄まじい。

ダコ役のギョーム・グイは映画『私の知らないわたしの素顔』にも出演。なかなかイイ感じ。

『SAFE 埋もれた秘密』

こちらは娘が失踪。同じ高級住宅街に暮らす面々の入り組んだ人間関係がスリリング。

イギリスが舞台で主人公の外科医がユアン・マクレガーに見えなくもない。
(マイケル・C・ホール:アメリカ人俳優 『ゲーム・ナイト』『ザ・レポート』などにも出演←覚えナシ)

ここから2作は数年前にハーラン・コーベンだから、というわけでもなく視聴(ちょっと記憶があやふやです、スイマセン)

『ホールド・タイト』

これも登場人物が多くて関係性も複雑。が、全編に漂う不穏な空気がいい。

ちなみに同じ登場人物が登場するドラマ『その森に』と同シリーズ(続編ではないらしい)

『その森に』

『ホールド・タイト』を先に見て『その森に』を視聴。

やたらと「森」や「沼」に行きたがるヨーロッパもの。ハーランコーベンじゃないドラマとも激しく混同……。

各国ならではのドラマ脚色も見どころ

原作を1本も読んでいないので定かではないけれど、おそらく原作ではアメリカが舞台でそれを各国で映像化されている。

ちなみに『偽りの銃弾』『SAFE 埋もれた秘密』はイギリス、『イノセント』はスペイン、『忽然と』はフランス。以前見た『ホールド・タイト』『その森に』はポーランド。

その国の文化や歴史を絶妙に絡めたドラマ的脚色も見どころ。

これから見るハーラン・コーベン作品

2018年にNetflixとの大型契約を結んだといわれるハーラン・コーベン。
未視聴のドラマほか、これから製作される作品も要チェック。

『ザ・ストレンジャー』

主演はリチャード・アーミティッジ。映画『オーシャンズ8』のクソ元カレです。『偽りの銃弾』にも出演。

『ステイ・クロース』

こっちにもリチャード・アーミティッジが。
そしてまた誰かが失踪するらしい。

『シェルター』

アマゾンプライムでも1作品が配信中。
ミッキー・ボライターシリーズでヤングアダルト向けの1本。

ちなみにこのミッキーの叔父さんマイロン・ボライターというのがハーラン・コーベンの人気小説シリーズの主人公。が、そのマイロン・ボライターはこれまで一度も映像化されていない。

コーベンはマイロンというキャラクターに関して非常に明確なイメージを抱いているため、実写化されたものが自分のイメージと異なってしまうことを恐れているのだという。そのためか、Netflixとの間に結ばれた14作品の映像化契約にマイロン・ボライター・シリーズ作品は含まれていない。2022年に同シリーズの映像化をNetflixが進めていると報じられたが、今のところは表面化していない。

海外ドラマNAVIより

なるほど。

映画『唇を閉ざせ』(2006年)

(C)2006 – Les Productions du Tresor – EuropaCorp – Caneo Films – M6 Films 

最後に映画化作品も。ギョーム・カネ監督のフランス映画。チャンスがあれば見てみたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?