アカデミー賞発表 /見慣れない作品を見て/ディエゴ・ルナな日々
2021年4月27日
先日、渾身の予想をした第93回アカデミー賞。昨日(日本時間26日)発表、授賞式が行われた。
作品賞、監督賞は大本命の『ノマドランド』。 同作は主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)も受賞した。
大番狂わせと言われたのは主演男優賞のアンソニー・ホプキンス(『ファーザー』)。名優に対して大番狂わせと言うのは失礼だけれど、みんなチャドウィック・ボーズマンが獲るものだと思っていた。だからこそ最優秀男優賞の発表をラストに持ってきたのだと思っていたのに。
個人的には早くからイチ推ししていた『シカゴ7裁判』が無冠だったことが残念でならない。
予想のほうも23部門中14的中という不甲斐ない結果に終わった。
新型コロナの影響で配信作品が多かった今年。が、主要部門はすべて劇場公開作品だったことや、直前に行われた英国アカデミー賞(BAFTA)とほぼ丸被り(撮影賞以外の18部門で同じ) だったことも覚えておきたい。
アカデミー賞の予想のために映画を見る、というのはいささか邪道な気もしたけれど、できるだけ見ておこうと思った今回。普段ほとんど見ることのないドキュメンタリー映画や短編アニメーションも配信で見てみた。
長編映画に比べ、テーマに対する密度が高く、メッセージ性も強い作品が多い印象。見ていて疲れるのは見慣れていないせいだろうか。
アカデミー賞短編実写映画賞を受賞したNetflixの『隔たる世界の2人』
繰り返される黒人が被害者となる警官による暴力をタイムリープという形で表現した作品だが、なかなか楽しめた1本だった。
そんなアカデミー賞も終わり、通常の映画生活に戻る。
ちょっと前にこの日記にペドロ・パスカルに浸る模様を綴っているが、今は同様の現象でディエゴ・ルナ。
ディエゴさんはドラマ『ナルコス メキシコ編』の主人公ミゲルを演じた。主人公と言っても麻薬組織を牛耳る悪いヤツ。2シーズンを終え(ミゲルは収監され)たところで降板も決まっているらしい。
で、ペドロさん同様、さっそく出演作品を猛チェック。
映画『エリジウム』(2013年)
マット・デイモン主演のSF映画。『ナルコス』でコロンビアの麻薬王エスコバルを演じたヴァグネル・モウラも出演。おさげ髪で頑張るディエゴさんを満喫。
映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』(2019年)
ウディ・アレン監督作品。ラテン系イケメンスター役で出演。ディエゴさんの役どころはアレだけれど、映画はなかなか楽しめた。
そのほか、近いところでは、
映画『ローグ・ワン』(2016年)
言わずと知れた『スター・ウォーズ』シリーズ。キャシアン・アンドーという重要役どころで出演。未視聴。
映画『マッドタウン』(2016年)
キアヌ・リーヴスも出ているホラー映画。予告を見たところちょっとグロそうなので躊躇。
古いところでは映画『ダーティ・ダンシング』を下敷きにした恋愛映画『ダンシング・ハバナ』(2004年)、マイケル・ジャクソンとして生きる青年を描いた『ミスター・ロンリー』(2007年)などに主演。『ターミナル』(2004年)『ミルク』(2008年)にも出演している。
要チェック。
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