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ペドロ・パスカルの日々/おすすめの音楽映画/今年も”締め”はこれ

2020年12月18日

コロナ禍であっても映画や海外ドラマにまみれるありがたい日々を送る私に、さらなる果報が舞い込んだ。ペドロ・パスカルである。

コロンビアの麻薬組織を舞台にしたドラマ『ナルコス』でDEA(アメリカ麻薬取締局)のペーニャ捜査官を演じるペドロさんは、そりゃもうカッコよくて渋くてセクシーで。シーズン1.2(2015・16年)では主人公の相棒というポジションだったのが、シーズン3(2017年)では主役に昇格したペドロさん。

今月には映画『ワンダーウーマン1984』も公開され注目必至。いまのうちに過去の出演作をチェックせねばならぬ。

映画『グレートウォール』(2016年)

中国、万里の長城を舞台にしたアクション映画で主演はマット・デイモン。
チャン・イーモウ監督で大予算をかけたが大コケしたことで知られる映画。「こりゃ(見ることは)ないな」と思っていたけれど、ペドロさんが出演しているとあらば!

ペドロさんはマット演じる主人公の相棒役。火薬目当てに渡った中国で、軍と饕餮と呼ばれる怪物との戦いに巻き込まれる、という話。壮大なスケールの映画でペドロさんの出演シーンも多く満足。

映画『イコライザー2』(2018年)

デンゼル・ワシントン演じる元CIAエージェントが悪い奴らを滅多打ちにする映画。その2作目の本作で、ペドロさんは宿敵を演じる。ダンディ。

映画『トリプル・フロンティア』(2019年)

元特殊部隊の5人の男が、コロンビアの麻薬組織から大金を奪い取ることを計画、実行するがー、という映画。ペドロさんはこの5人のうちのひとり。リーダーを演じるのはベン・アフレック。男クッサイ映画で面白かった。

このほか『キングスマン:ゴールデンサークル』(2017年)の”ウイスキー”役、『ビール・ストリートの恋人たち』(2018年)など。

が、ペドロさんといえば、コレを外してはいけない(らしい)。

ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』
2011-19年に放送された全8シーズンの大人気ドラマで、ペドロさんはシーズン4(2014年)に登場。
このドラマは中世ヨーロッパ風の架空の世界を舞台に、魔法やらドラゴンやらがどうのこうのと、めちゃくちゃ苦手な匂いがするものだけれど、ペドロさんの出世作といわれるものなので、ちゃんとシーズン1から見ようと思う。(見ました。ペドロさんの死に方が......)


ペドロさん以外の映画についても一筆。

映画『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』Netflix

まさに掘り出し物だったコメディ映画『ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜』(2020年)。主演はウィル・フェレルとレイチェル・マクアダムス。ヨーロッパの音楽コンテストにアイスランド代表として出演するカップルを描く「泣き」も「笑い」も満載の1本。おすすめです。

もう1本も音楽コメディもの。映画ザ・プロム』(2020年)
インディアナ州の田舎町を舞台に、同性愛を理由にプロムに出席できない女子学生と、ひょんなことから彼女の手助けをすることになる落ち目のブロードウェイの役者たちを描く。
ライアン・マーフィー監督で、出演はメリル・ストリープ、ニコール・キッドマンほか。お気に入りのキーガン=マイケル・キーも出演。ドラマ『glee』の感動がよみがえるような1本。


『いいかげん、馬鹿』中野翠 毎日新聞出版

年末恒例の中野翠氏のコラム集『いいかげん、馬鹿』も届いた。
例年以上に映画の話題も多そうで楽しみ。


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