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最近読んだ本の感想「うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真」

この本は書評とかでなくnoteでみつけました。
読み終えて、このところ撮影関連でモヤモヤしていたことが、すこしすっきりしたようにおもいます。

自分も写真を趣味としています。風景写真も撮りますが、主にポートレート撮影をしています。
1年以上前から、撮影会が主催しているスタジオに足をはこび、モデルさんと1対1で写真を撮らせてもらっています。
なので、ポートレート撮影をしている人がこの本を読んでの感想ということで書いていきます。

ポートレート撮影を始めたころ
それまでに何十年もポツポツと写真を撮っていたので、写真の技術的なことは、わかっているつもりでした。
技術的なこととは、ISO感度、絞り、シャッタースピード、ストロボの扱いなどのことです。
でも撮り始めてわかったことは、もっと細かいカメラ設定が必要なこと、そしてモデルさんとのコミュニケーションがなにより大切なこと。

この本が主張することを太字で書いていきます。
→部分が感想です。

適切な距離感、あまり近いところで撮るとモデルさんがストレスを感じる
→たしかに、写真を撮ることは好きですが、撮られるのは苦手です。パーソナルスペースにレンズが近づいてきたら緊張しますよね。極端に接近して撮るのは避けようとおもいます。

撮影直後にモニターで写った写真を確認することはやめたほうがいい、確認することに意味がない、確認している時間、モデルさんに不快感を与える
→でも撮影直後に写真を確認したいです。特にシロトビは気にします。でもカメラのモニターは小さいので、拡大しても細かいピント確認ができないのは事実です。なるべく短時間にすませようと思います。

3%の偶然でいい写真がとれる
→たしかに大量の写真を撮ると、なかには いいな と思える写真があったりします。ポートレート始めたころは1時間に2000枚もの写真を撮ったりしていましたが、いまでは200~300枚です。これはモデルさんとのコミュニケーションに時間を割いたりしているからだと思います。

カメラでなくて写真をやるの、プロと同じ機材を使ったとき余計に差がはっきりでる
→プロの使っているカメラを使ったからといって、いい写真が撮れるとはかぎらないわけですね。

写真はだれかに伝えたくて撮る、そして言葉がないと伝わらない
→ポートレート撮影をしていますが、その写真のなかに物語を表現したいといつも思っています。SNSにuploadするときも言葉を添えることがあります。なのでその通りだと思います。

背景を気にしない、第一が光、第二が距離、第三くらいに背景
→スタジオ撮影だときれいな背景で撮りたくなります。時間帯によりますが、斜めの光が差し込んでいるときは、それをつかっていい感じに撮ろうとしたりします。でも光が先なんですね。

写真は好きを重ねていく、バエル写真をマネすることはない
→SNSでたくさんの いいね をもらっている写真を真似したりしたくなりますね。でも、それは人の好みであって自分の 好き じゃないわけです。自分の好きな写真を撮ろうとおもいます。また、ある撮影会のトップモデルに教わったことですけど、いいね をたくさんもらえるカメラマンはたくさんのモデルさんを撮影している人らしく、多くのモデルさんが いいね を付けるのだそうです(今度、私を撮ってくださいというアピール)。それは写真を判断してつけているのではない、ということだったりするんですね。

タレントさんの写真をマネしない
→タレントさんの写真はきれいなお顔のドアップが多いですね。タレントさんは、知られることが一番と思うので、これでいいのでしょうが、趣味としての写真はそれに合わせる必要はないわけですね。

Rawで撮る
→Rawとは、一般的なイメージデータ形式Jpegに変換する前のカメラの生データのことで、これを使うと、階調がきれいに表現できるし、明るさの補正とかもしやすい。私もいまではRawデータを使っています。

趣味ならば現像ソフトはLightroomがいい
→私の場合は、カメラメーカー提供の現像ソフトとレタッチとしてPhotoshopを使っていました。いろんな補正ができるなら、これからLightroomも使ってみようかと思います。

ピントがあっていなくても、背景がきれいでなくても、自分がすきなら、それが いい写真 なんだと著者はいいます。たとえ SNSで いいね がほとんどつかなくても、それは、それ。
いいね を気にせずに、もっと楽しく写真を撮ろうと思います。

なお、ここに書いた内容は、この本の一部なので、気になった方は、実際に本を手に取ってくださいね。(笑)

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