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実は忘れてない3rdアルバム『CLUB33』壮絶解説〜No turning back〜

こんばんは、THE NOSTRADAMNZです。

いよいよ新体制一発目の主催イベントが近くなってまいりました。
いうて一発目なので、それを完成形だと思ってほしくはないのですが、ライブすること自体が新たな試みであるうえに、さらに新たすぎて実現できるかどうか、いや、さすがにドン引きするんじゃないかという試みまで盛りだくさんでお送りする予定でおり、2人とも気合い入りまくりのやる気まんまんげんきっこクラブ過ぎで死にそうです。
どうあれ、皆さまもついてきてくれると嬉しいなと思います。

おかげ様でチケットも完売しておりますので、あとはお譲り勢の皆様の奮闘に期待しております。

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↑ ご自由にお使いください。

それでは解説まいります。

◾️No turning back

【Lucci】
この曲も『FANTIMMUNE!』からの再録ですね。
前バージョンの解説は引き続きこちらをご参照ください。

https://ameblo.jp/youkaicrust/entry-12596735731.html

上記で触れているとおり、SUM41を観てうおー!と思った勢いをそのままパックした楽曲なんですが、再録にあたって今度はメタリカを意識しました。
SUM41は基本的にはパンクバンドなんだけれども、メタルに通じてるメンバーの方がいて、この曲ではメタリカを明らかにパロってたりします。

https://youtu.be/qO-mSLxih-c

めちゃくちゃ良いですね。
そこはかとなくノーターニングバックみを感じると思うんですが、おそらく元ネタはメタリカのこれです。

https://youtu.be/oy0J2u1BlTA

SUM41の曲のAメロにあたる部分のギターのリフがそこはかとなく非常にメタリカっぽいのがお分かりかと思います。
それもそのはずというか、度々SUM41はメタリカのカヴァーもやってたりして、ぼくはこの師弟関係っぽいのが好きです。
なんかこう、大御所メタルバンドに憧れるパンクキッズ、みたいな構図。

ちなみにぼくは実はSUM41て高校生くらいのときは全然好きじゃなくて、友達が「メタリカとNOFXを足して2で割った感じでかっこいいよ」と教えてくれたんですが、ぼくはNOFXもメタリカも好きだったけど、そのあいのことなると邪道だ!!と感じてあんまり聴かなかったんですよね。
あとは(みんなの)アヴリルラヴィーンさんを嫁に貰うという暴挙が本当に許せなかったんですが、10年くらい前に離婚したので時効としましょう。

さておいて、なかなか同年代の人たちが好きなものを素直に好きと言えなかったんです。
大人になるにつれて、懐メロ的な感覚で聴けるようになってからは割と好きだったんですが、SUM41に関してはライブを観てからめちゃくちゃぼくの中での評価が上がりました。
久しぶりに心底楽しめたライブでした。

ぼくらもそういうライブをしたいし、メタリカにせよSUM41にせよ、長年そういう演奏をし続けていることにはリスペクトを抱かざるを得ません。

そんなリスペクトを込めた楽曲であるノーターニングバックですが、ファンティミューンのときはSUM41を意識していたのに対して、今回は(気分上は)メタリカを意識しました。
ストリングスを入れたのは、メタリカとオーケストラが共演した『S&M』というライブアルバムおよび映像があるんですけど、ぼくはこれがめちゃくちゃ好きです。
上のほうで挙げたメタリカの動画は、そのときのものです。

メタルとクラシックは相性が良くて、ネオクラシカルメタル、とか、シンフォニックメタル、とかみたいな仰々しいサブジャンルがいくつかあります。
リアル中二病真っ只中の頃のぼくは、そのへんがめちゃくちゃ好きでした。
元祖的とされるのはこのあたりじゃないでしょうか。

https://youtu.be/nhvHEmoZ6X4

ハードロックのイメージというと、レッドツェッペリンやクリームに代表されるような、ブルースっぽい音づかいで作られるものが多かったと思うんです。

https://youtu.be/TA9Rec1qAFQ

https://youtu.be/pwDo0JUeKqM

それがこう、レインボーとかの登場でクラシックっぽい響きも持ったわけです。
ハードロックとヘヴィーメタルの境界のひとつがこの、ブルースっぽいかそうでないか、にもあったりするとぼくは考えています。

レインボーのギターの人は早弾きの名手とされるリッチーブラックモアという若い女が好きなおじいさんで、元々はディープパープルという有名なバンドにいた人です。

そして、その流派を受け継いでる間があるのがこの人ですね。

https://youtu.be/k3u3Kaveh0g

ラルクのkenさんもファンを公言しているイングヴェイマルムスティーン先生です。
ネオクラシカルメタルと呼ばれています。
ご自身ではバロック&ロールと呼んでいたとかそうでないとか。
イングヴェイさんが楽屋で「オレは貴族の血をひいてんだぜ?」とドヤったら、メタリカのメンバーが「そうなんだね。だから何??」と一蹴したという逸話が好きです。

そのあたりでの個人的なイチオシはラプソディーオブファイアというイタリアのバンドです。
元々はラプソディーというバンドで、オブファイアがついたのは割と最近です。

https://youtu.be/xMkBuI6mc4E
極めてますよね。
ダサいMVランキングでは必ずといっていいほど名があがる名作です。
特に1分28秒あたりで「カワセミホルダー」と言っているようにしか聴こえない。一体何なんだ、それは。

彼らの音楽は「シンフォニックメタル」と呼ばれています。
吹奏楽部出身であるぼくの父は、この曲を聴いて「これはかっこいいなあ」と申しておりました。
ぼくも大好きで、中学生のときに来日したのでクラブチッタに観にいきました。
ボーカルの方が「センキュー!カワサキイントーキョー!」と連呼していて、ぼくも有名になって外国でライブをするようになったら気をつけよう!(((o(*゚▽゚*)o)))と思ったのが昨日のことのようです。

ちなみにコノテの音楽が好きだと公言するのは、パンクロッカーとしてなかなか勇気がいることなのですが、「ダサいのは百も承知だが、MVや見た目やジャケや歌詞を除けば漢らしくていいじゃないか!」というスタンスでいるほかありません。

対して、メタリカってそのあたりがフリーというか、根っこにパンクの影響があるうえ、今に至るまでちゃんと時代を捉えたカッコ良さみたいなものを提示し続けているからすごいなと思います。
見た目に関しても、良い年の取り方をしてるなーと思う。

そして、メタリカが凄いのは、時代ごとに新しいサウンドデザインを提示し続けてきたことです。

初期は、ハードコアパンクのスピードとメタルのヘヴィーさを掛け合わせた「スラッシュメタル」なるジャンルの立役者として、スレイヤーやアンスラックス、そしてメガデスと共に「スラッシュメタル四天王」と呼ばれた時代がありました。

読者層に分かりやすく例えると、「LUNA SEA、GLAY、ラルク、黒夢」をイメージしてもらえればそう遠くありません。

ぼくはその中だとスレイヤーが好きなんですが、スレイヤーは四天王の中で最も音楽性がブレないというか、ずっとスラッシュメタルだけを基本的には同じスタイルでやり続けるカッコ良さみたいなものを体現した人たちだと思います。
例えでいうと、音楽性のブレなさや後世や他ジャンルへの影響力を考慮すると、LUNA SEAにあたるポジションですね。

他方メタリカは、スラッシュメタルに叙情的なフレーズや、物語性や、ドラマチックで複雑な展開なんかを取り入れたり、90年代にニルヴァーナが出てくると採り入れてテンポを落としてみたり、交響楽団とコラボしたり、メタリカであるというスタンスは変わらなくとも、時代に対して柔軟であり、パイオニアである感じがします。
あと、後輩たちからも、音楽的に影響力が強いというよりは、単にファンとして愛されてる感じがありますね。

https://youtu.be/LHpnIQdLZQc
(みんなの)アヴリルさんによるカヴァー。

https://youtu.be/-oeVibY-ZeQ
KORNもめちゃくちゃメタリカの影響受けてる感じがしますね。

そのあたり含めて、V系に置き換えると割とラルク的存在だと思います。
セールスとかそういうところも込みで。
ちにみにそこそこポップなアンスラックスがGLAY、ボーカルにクセのあるメガデスが黒夢です。などとはクソの役にも立たない例えですね。

つまりはそういうのまるっとひっくるめてメタリカに敬意を表し、ストリングスを入れてみたのだ!ということを知ってほしいという話です。

歌詞については前回と変わってないです。
貞子最終形態vsブレードランナー2049って感じです。
「リング」のシリーズを通して貞子と戦う役回りの「高山竜司」というキャラクターがいまして、あれが割とぼくの中でブレードランナーに出てきそうというさ、デッカードと被るんです。
リングの最初の映画だと真田裕之さんが演じていた役です。
双方、シリーズが進んでいくにつれて、主人公と敵の出自に関連があることが仄めかされたりするんです。
高山竜司と貞子に血縁があったり、デッカードはレプリカントだという説があったり
仮面ライダーも本来はショッカーによる怪人なのもそうなのですが、「敵との親近感」て結構ぼくにとってキーワードであるように思いますし、このノーターニングバックの主人公も、敵の声を聴こうとしてもがいているし、敵も主人公との再会を望んでいる感じのニュアンスを感じて頂けたら嬉しいです。

何がいいたいかというと、とりあえずリングシリーズ最後の「ループ」はめっちゃSFアクションなので読んで欲しいし、万が一映画化するときは誰かお願いだからぼくを何かしらで呼んでくれ!!!!と思います。

【8ppy】
今でこそマッチングアプリなどが流行して、それから始まる交際、ましては結婚などするなどが普通になっていますが、私はネットから始まる恋愛は断固認めない。気持ちが悪いと思っています。もうおっさんなんですかね。

こんな男の話をしたいと思います。

今から10数年前、「スタービーチ」というサイトが学生内で流行した。通称「スタビ」いわゆる「出会い系サイト」であった。当時13歳の上○少年は性欲の限界を迎えていました。

「女の子の身体ってどうなっているんだろう、、、」

すぐさま同級生も盛んにしていたスタービーチにアクセス

「ギャルと出会いたいギャル汚ワラ😄今年の夏はサーフ系でキメ💪」

と当時、今思い出しても目眩がする文章を書き、しかし当時は何も迷いも持たず投稿した。

そうすると程なくして安倍なつみ似といわれるなつみちゃんという女性から連絡が来て2週間ほど連絡を取りまるで自身に彼女が出来たかという錯覚すら覚えた。幸せだった。

当日「えーとサーフ系、、、サーフ系、、、」とムラサキスポーツで購入したサーフボードと多分ハイビスカスかなんかの柄が入った服を購入。

サーフ系でキメ💪て指定の駅でなつみ(俺の女)をドキドキしながら待つ。

しかし駅には世間を賑わしている田中真紀子似のナイスミドルなおばさましかいない。あとは駅員しかおっと田中真紀子が近づいてきた、脳内で椎名林檎の罪と罰のAメロが流れる。嫌な予感がした

「あの、隼○、、、くん?」

「違います」
少年は即答した。
「あ、やっぱりPICO来てるし○人くんぢゃん、もー照れんなし♪」

少年は目に見える世界が全て灰色になった。

「あ、うん、てれ、照れるね。2人きりは、あはは、ていうかさっきからお腹が痛くて、、、今日のところh「あー!ゥチ薬持ってるょ!ゥチもよくお腹下すしぃ!」

この時点で下痢ピーの田中真紀子というイメージが付いてしまう。頼むもう喋らないでくれ。もう帰してくれ。早く育ててくれた両親と会いたい。ああお母さん、恐山は今日も雨でしょうか
、僕は、、、僕は、、、

その思いも虚しく2人でファミレスに入り少し雑談をした。

しかし顔こそ田中真紀子なものの、中々話の分かるいいヤツだったので友達としてしばらく連絡は続けることにしたが数日後、彼氏(ダァ)が出来たとのことでもう連絡してこないでと何故か振られ、少年はもうネットでの出会いはしないと心に決め残りの人生ピエロに徹する事に決めたのでした。
以上No turning back(引き返せない)の解説でした。ちゃんちゃん。

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