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「豆大福と珈琲」(読了)

 読了。単行本で出たときに手に取ったが何故か購入を見送った一冊。3年前に文庫で出ていたのを先日知って購入。
 久しぶりの片岡義男さんの小説。片岡さん流石という感じ。コーヒー好きの小説家がコーヒーを小道具にして上手くストーリー展開させているところは圧巻。
 4つの短編が5つめ短編で繋がる構成も秀逸。小説自体読むのは久しぶり。これだけ面白いと小説もいいものだと思ってしまう。
 コーヒー好きはもちろん、コーヒーは苦手だが本は好きという方も十分楽しめる一冊。


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