月報(2021年12月)
▪️一年の総決算
早いもので2021年も今日で終わりです。今年もままならぬこともありましたが、なんとか走り抜けたことにほっとしています。
12月は活動を展開するよりも、今後に向けた溜めをつくるようなひと月でした。
そこで今年最後の「月報」は、12月の出来事というよりも、今年を振り返る内容とします。
▪️動物園・水族館訪問
※丸数字は通算訪問回数。
自粛の影響で遠出が制限された期間が長かったですが、ついに「最果ての動物園」釧路市動物園へ足を運ぶことができました。今後も僕自身にとってライフワークと言える趣味活動になりそうです。
▪️観劇・博物館・展覧会訪問
動物園・水族館・生物展示施設を除く文化施設への訪問は例年よりもぐっと少なくなりました。それよりも今年は短時間滞在がメインとなるギャラリー等での小規模展示に足を運ぶことが多かったです。これらの展示会で知り合った方々とのご縁によって広がりを見せたプロジェクトもあり、有意義な時間でした。
▪️読書
大学を出てから最も年間読書量が多かった一年だった気がします。短歌への関心から歌集に没頭したほか、随筆の分野でもいい作品に巡り会えました。また谷崎潤一郎『細雪』に挑戦し読破できたことは、とても豊穣な読書経験だったと感じています。
▪️創作・コラボレーション
今年は昨年に引き続き制作・頒布した霊長類フリーマガジンをはじめ、コラボレーションによる記事発表や集まりの企画が多い一年でした。
短歌の領域では初めて公募賞(笹井宏之賞)に応募する挑戦の一歩も踏み出しました。また個人的な出会いと別れを綴った連作「うみテラス」も、今年送り出した創作の中では忘れられません。
制約の多い中でもまったく寂しくなく、手持ち無沙汰ではありませんでした。機会を広げてくださった方々に感謝です。来年も見て触れて感じたことをことばにする習慣を大切にしていきたいです。
▪️ 振り返ってみて
総じて新しい挑戦に取り組めた良い年だったと感じています。2022年はまちがいなく今年より忙しくなりそうで趣味活動も縮減させていくことになる見込みですが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
それでは、良いお年をお迎えください!