嗜好と思考と、 時々 ぶどう畑 #2
「あなたはキーパーソンと良好な関係を築きたい。ビジネス会食を、ビジネス(B)だけでなくパーソナル(P)な関係性を築きながら、有意義で心地よい(そして 今後も付き合いたいと感じていただける)時間にできるか?」
これができて、キーパーソン(Champion)とともに提案活動を推進することで、ビジネスを「早く・大きく・確かなもの」にしていける。エンプラにおける EB(Economic Buyer)の攻略は Championにかかっているのだー!
と、言われてもね。。
多くの方からは「あまり自信がなくて・・」との声が。
具体的に聞いてみると、「例えばこんな時にどうするのよ?」と。
ケースAの場合は、
ホッとして「生ビール、3種類ありますね。どれにしましょうか?」
ケースBの場合は、
まず、「え・・どうしよう・・・」 と心拍数が上がる。
なんとなく、メニューの上から2つ目か3つ目でいこうか・・と決意。しかしワインの名前のどこを読んで注文するのが適切か解らないので、指を刺して「えっーと、、白の、こちらを・・」
その後 ソムリエが来て、ワインラベルを見せてくれる。正直、何をオーダーしたのかあまり覚えていないので、注文したものかどうかなんて解らない。そもそもこのプロセスは必要なのか?
抜栓後、グラスに注がれた少量のテイスティング用ワインを見て、飲んで、なんと言ったらいいのか?
「大丈夫です」より「いい味ですね〜」とか感想の方がよい?
そしてお客様のグラスにワインが注がれる時間。
なぜか固唾を飲んで見守りってしまう。そして、乾杯はグラスは鳴らして良いのか?鳴らす場合、どの部分を合わせる?
そもそもグラスはどうやって持つのがよくて、口に含んだワインを皆はどうやって味見しているのか? ワイナリーの試飲で誰かが舌でチュルチュルしていたのを思い出す。いや、、ここでは違う気がする。
そして一番緊張するのが、飲んだ時の感想。なんて言うのがいいか・・・ 語彙力がない中で考えるのに必死。ちなみにグラスを回す方向は逆だったり。
そんな時に、お客様が「うん、これ美味しいね。飲みやすい」と先に言ってくれて、「ひや〜、助かった〜。。」と心の声。
「ほんと、そうですねー!」と答えつつ、ここでワインの話は終わりにしよう、、 と話題を変える。
こんな経験はないだろうか?
(正直、私はあったからスラスラ〜っと書けたわけで。笑)
う〜ん、ちょっともったいない。
この場合、「ワインが好きでよく飲みます」というコメントは、相手を知る絶好のオポチュニティ。デキる営業はきっとその言葉を逃さないでしょう。
詳しく知っていなくていい・凄いことを言わなくていい、
この「いい塩梅のコミュニケーションがなかなか難しい・・」
ということで。
営業の「わかる→できる→やっている」を支援すべく、
背伸びをしない ”営業のたしなみ” としての講座(お酒編)
いっちょ考えてみるか!
と、そんな感じで検討をスタート🍷
(続く)
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